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2024.04.09 コラム

林業でバイトはできる?大まかな仕事内容や求人の見つけ方を紹介

林業のバイトってあるの?
友達が林業のバイトをしてたけど、未経験でもできるの?

林業のバイトに関して、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、実際に林業でバイトしている方の口コミや、大まかな仕事内容などをわかりやすく紹介します。
「林業はやめとけ」と言われる理由や向いている人の特徴も紹介するので、林業のバイトに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

  • 目次
      1. 林業でバイトはできる?
      2. 林業でバイトしている人の口コミ
        2.1「木の皮剥きって楽しい」
        2.2「林業って大変。尊敬します」
        2.3「新聞配達、ヘルパー、林業の掛け持ち!」
      3. 林業の仕事内容〜基本編〜
      4. 林業に向いている人の特徴
      5. 「林業はやめとけ」と言われる理由と現実
        4.1危険な作業が多いから
        4.2肉体的にキツいから
        4.3給料が安いから
      6. 林業の求人の見つけ方
      7. まとめ

1. 林業でバイトはできる?

林業 従事者

林業で働く人たち

結論、林業はバイトでも働けます
実は林業は雇用形態が柔軟で、バイト以外にも次のような働き方が可能です。

  • パート
  • 正社員
  • 季節労働者
  • 自伐型林業
  • マルチフォレスター

なかには、年金を貰いながら林業で働く高齢者もいます。
若者はバイトや季節労働から林業を体験して、自分に合っていると感じたら正社員契約を結ぶのもありでしょう。

また1年の半分は林業をして、もう半分は別の働き方をする人もいます。
林業で働くスタイルは人により違うため、自分に合う雇用形態や事業体を見つけることが大切です。

2.林業でバイトしている人の口コミ

林業バイトの口コミ

林業バイトの口コミ

林業でバイトしている人がどのような心持ちなのか、実際の口コミを3つ紹介します。

  • 「木の皮剥きって楽しい」
  • 「林業って大変。尊敬します」
  • 「新聞配達、ヘルパー、林業の掛け持ち!」

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.1.「木の皮むきって楽しい」

まずはこちらの口コミです。

臨時バイトで「木の皮むき」を体験して、林業の楽しさを見出している方がいます
このように林業は、木を切り倒す以外にもさまざまな業務があるのです。
想像ではなく、実際に林業を体験してみると「意外に楽しいかも!」と思える瞬間を見つけられるかもしれません。

2.2.「林業って大変。尊敬します」

続いてはこちらの口コミです。

土日の2日間で林業のバイトをして、ベテランの働きぶりに心を動かされている方もいます
林業の大変さを経験したことで、より尊敬が増しているのがわかりますね。

2.3.「新聞配達、ヘルパー、林業の掛け持ち!」

最後はこちらの口コミです。

1日のうちに新聞配達・ヘルパー・林業で働き、翌週は漁師もやるというパワーみなぎる方もいます。
友人や知り合いのいない町でさまざまな経験をして、“繋がる縁”に喜びを覚える。
地方ならではの嬉しい感情に、心癒される方は多いかもしれません。

3.林業の仕事内容〜基本編〜

林業で働く人

林業で働く人

とはいえ、林業のバイトって何をやるの?」という方に向けて、林業の仕事内容を簡単にまとめました。
下記をご覧ください。

伐採 木材として利用する木を切り倒す
集材 切った木材を指定の場所に集める
地ごしらえ 伐採で残った枝葉や残木を取り除く
植付け 一定の間隔で苗木を植える
下刈り 苗木の成長を妨げないよう雑草を刈る
除伐 木の成長を妨げる雑木を切る
間伐 混み合った木を間引きする
枝打ち 木の質を上げるために下枝を切り落とす

このなかの「下刈り」は、夏ならではの作業です。
下刈りは夏休みのバイトで取り組みやすく、地方在住の場合もしかしたら「やったことある!」という方もいるかもしれません。

機械を扱うのに資格が必要な作業もありますが、働き先によっては資格取得に向けてサポートしてくれる事業体もあるでしょう。
山林への出勤・退勤で「普通自動車運転免許」があると重宝されるため、林業バイトをしてみたい方は持っておくと採用に有利です

林業の仕事内容について詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:「林業の仕事はどんな内容?仕事の流れや3つの不足について解説!

4.林業に向いている人の特徴

林業で働く人

林業で働く人

林業のバイトに興味があるけど、仕事に向いていなかったどうしよう……」と不安になる方もいるでしょう。
そのような心配がある方は、ぜひ下記の「林業に向いている人の特徴」に当てはまるかチェックしてみてください。

  • 几帳面な人
  • 自然が好きな人
  • 社会貢献してみたい人
  • 達成感を味わいたい人
  • 何かスキルを身につけたい人
  • 地方や田舎で働いてみたい人
  • 身体を動かすのが好きな人
  • 林業に興味がある人

どれか一つでも当てはまる方は、やりがいを感じながら林業のバイトに取り組めるでしょう。
林業に向いている人の特徴についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。
関連記事:「林業に向いている人の特徴9選!よくある質問や一日の仕事サイクルも紹介

5.「林業はやめとけ」と言われる理由と現実

林業のバイトを探す人

林業のバイトを探す人

「林業 バイト」で検索をして「やめとけ」と出てきて、不安に思った方もきっと多いでしょう
林業はやめとけと言われるのは、主に次のような理由が考えられます。

  • 危険な作業が多いから
  • 肉体的にキツいから
  • 給料が安いから

それぞれ詳しく見ていきましょう。

5.1.危険な作業が多いから

たしかに林業は、仕事中の事故が多い職業です。
注意して仕事に臨まないと、切り倒した樹木が倒れてきたり、チェーンソーで怪我をしてしまったりする恐れがあります。

とはいえ、怪我や事故に合う方のほとんどが40〜50代以上。
機械やAIを積極的に利用した「スマート林業」の導入で、実は林業全体の労働災害発生数は年々減少しているのです

林業における労働災害

引用:林野庁

体力がある方は、きちんと注意すれば十分安全に作業できます。
初めて林業に触れる未経験者はむしろ警戒しながら仕事に臨むため、他の作業者がいることも相まって不意の事故は少ないでしょう。

5.2.肉体的にキツいから

近年の林業は機械化が急速に進んでいるため、肉体的なキツさもそこまで深刻に考える必要はありません。
たとえばノコギリでひたすら木を切ったり、丸太を担いで運んだりなどの肉体労働は、今の林業にはほとんどないでしょう。
よっぽど体力に自信がない場合を除いては、林業は自然を感じながら気持ちよく働ける環境です。

5.3.給料が安いから

給料の安さ・高さは働き先によりますが、「林業はやめとけ」という方は正規雇用での給料の安さを論じている可能性が高いです。
林業のバイトの給料は作業内容や事業体により異なるため、自分が納得できる金額を提示しているところを探してみましょう。

林業の年収について詳しく知りたい方はこちら
【林業の平均年収は?】事業体による違いはあるの?年収アップの可能性は?

6.林業の求人の見つけ方

森林の写真

林業の求人は、主に次の5つの方法で見つけられます。

  • 林業労働力確保支援センターに相談する
  • 森林の仕事ガイダンス」で情報収集する
  • ハローワークで探す
  • 求人サイトで探す
  • SNSで探す

もっとも手軽なのは「求人サイト」や「SNS」を使って働き先を探す方法です。
林業に絞って求人を探す場合は、林業専門の求人サイト「RINDO」を利用しましょう。

RINDOは求人数はまだ少なめですが、信頼できる事業体の求人を数社取り揃えています。
たとえば、林業と他の業種を掛け持ちして働く「マルチフォレストワーカー」に興味がある方は、智頭町複業協同組合の求人が合うかもしれません。

林業のマルチフォレストワーカーの働き方について詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もチェックしてみてください。
関連記事:「林業+αで働く「マルチフォレスター」とは?働き方や3つの魅力を紹介

6.まとめ

まだまだ人手不足の林業では、バイトも大歓迎している事業体が多くあります。
求人がうまく探せない場合は、林業専門の求人サイト「RINDO」をご活用ください。

バイトOKな事業体ってどこ?
信頼できる職場で働きたい
◯◯(地域)で林業をしてみたい

上記のような明確な希望や疑問がある方は、メールやLINEでのお問い合わせにも対応いたします。
求人はこれからどんどん増えていくので、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。

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