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2024.03.18 コラム

【道具特集➃】林業作業で使用する保護ブーツとは?取り扱いメーカー4社紹介!

林業作業をする際に必要となる安全靴。

まだまだ、スパイク付き地下足袋と脚半(キャハン)を利用している林業従事者の方も多いですが、最近では、チェンソー防護ブーツも使用している方も増えています。

林業作業時には、安全基準を満たした装備を身につけないといけないなど、道具選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、第4回道具特集として林業作業時に使用する保護ブーツについてみていきます。

基準を満たしているメーカーのおすすめ商品も紹介していますので、道具を揃える際の参考に、最後まで読み進めてくださいね!

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  • 目次
      1. 林業作業時に使用する保護ブーツとは?
      2. 防護ブーツを取り扱うおすすめメーカー4社を紹介!
          2.1ハスクバーナー(Husqvarna)
          2.2スチール(STHIL)
          2.3ファナー(PFANNER)
          2.4.SIP Protection(田島産業株式会社)
      3. まとめ|フィットする防護ブーツを見つけ、安心安全に作業しよう!

1.林業作業時に使用する保護ブーツとは?

チェンソーによる伐採作業の安全に関するガイドラインでは、

  • 「安全靴は、つま先、足の甲部、足首および下腿の全身半分に、ソーチェーンによる損傷を防ぐ保護部材が入っている、JIS T8125-3に適合する安全靴又は同等以上の性能を有するものを使用する」
  • 安衛則第 558 条には、事業者は、作業中の労働者に当該作業を行う場所、当該作業の状態等に応じて、安全靴その他の適当な履物を使用させること。
  • 労働者は、事業者により定められた履物の使用を命じられたときは、当該履物を使用すること。

引用:厚生労働省:千ェンソーによる伐採作業の安全に関するガイドライン

と定められています。

保護ブーツには、大きく分けて登山靴タイプと長靴タイプがあります

足の保護をするために、

  • つま先を守る金属製の先芯の内蔵
  • 特殊加工された皮革やゴム等で補強
  • 足首部分などに防護素材が入っている

の機能がついています。

特殊加工された皮革やゴムに厚みを持たせることで、チェンソーによる切断を防いでくれるのです。そのため、通常の長靴と比べて重量が増していますが、防水や保温性に優れたものや、透湿性を備えた素材を使っているものが多いです。

(※ただし、先芯入りの靴すべてがチェンソーによる切断を防ぐ防護ブーツとは限りませんの で、選ぶ際には注意しましょう。)

2.防護ブーツを取り扱うおすすめメーカー4社を紹介!

保護ブーツの基準を満たしている目安として、国際標準化規格や欧州規格(class1)以上のものとなります。

ここからは、基準を満たしている防護ブーツを取り扱うおすすめメーカーを紹介していきます。

2.1.ハスクバーナー(Husqvarna)

ハスクバーナーは、スウェーデンに本社がある林業従事者には有名なメーカーです。 チェンソーや草刈機などの機械をはじめ、防護ブーツや防護ズボンなどの防護服の取り扱いも豊富です。

ハスクバーナーの防護ブーツは、

  • プロテクティブレザーブーツ ファンクショナル24…35,970円
  • プロテクティブレザーブーツテクニカル24…46,460円
  • プロテクティブレザーブーツライト24スパイク50本入り(長靴タイプ)…22,440円

などがあります。

公式サイト:ハスクバーナー

2.2.スチールSTHIL)

スチールの防護ブーツ

スチールは、ドイツで設立された世界の販売数トップのチェンソーメーカーです。 チェンソーなどの機械のほかにも、ハンドツーツやヘルメットや防護ズボン、防護ブーツなどの防護服と、さまざまな林業作業に必要な道具を販売しています。

防護ブーツは、

  • ファンクション 革製チェンソーブーツ…35,200円
  • ダイナミック GTX 革製チェンソーブーツ…53,900円
  • チェンソー作業用ラバーブーツ(長靴タイプ)…19,140円

があります。

公式サイト:スチール

2.3.ファナー(PFANNER)

ファナーの防護ブーツ

ファナーは、オーストリアに本社がありヘルメットやジャケット、防護パンツや防護ブーツなどの防護服を取り扱っています。機能性やデザイン性に優れているとして、世界的に知名度の高いメーカーです。

防護ブーツは、

  • チェーンソープロテクションブーツ ダブルボア Class2…56,000円~
  • チェーンソープロテクションブーツ マッターホルン…68,500円~
  • チェーンソープロテクションブーツ ツェルマット…57,600円~
  • チェーンソープロテクションブーツ ゼンティス Class2…57,500円~
  • チェーンソープロテクションブーツ ピラトゥス Class2…59,000円~

など、他にもさまざまな種類があります。

公式サイト:ファナー

2.4.SIP Protection(田島産業株式会社)

ベルギーに本社のある特殊防護服を専門に作る繊維メーカーです。 防護ズボンや防護ブーツジャケットなどが販売されており、日本人の体型にあわせたサイズも取り扱っています。

  • スーパーフォレスト本革チェーンソー防護ブーツ…43,000円があります。

公式サイト:SIP Protection

3.まとめ|フィットする防護ブーツを見つけ、安心安全に作業しよう!


伐採作業風景

今回は林業用の防護ブーツについて解説していきました。

チェンソーを使用した伐採作業をする場合は、チェンソーで足を切ってしまったり、玉切りした丸太が足に乗ってしまったり、キックバックを起こして足を切ってしまったりと危険な場面も発生してしまうのも事実です。

作業内容によっては、身軽に動けるスパイク付きのスパイク地下足袋の方が動きやすいという場合もありますが、防護ブーツを身につけましょう!また、靴によって重さやフィット感がまったく違います。必ず試着し自分に合ったものを購入してくださいね。

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