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2024.03.14 コラム

【道具特集➂】林業作業での腰袋の役目は?選び方のポイント3つを紹介

林業では、チェンソーの他にも使用する道具が多くあります。細かな道具を運ぶのに便利な腰袋は、上手に活用することで作業効率がアップする、とても重要なアイテムの1つです。 

林業用の腰袋の種類は少ないですが、建設や塗装・電気系などの職人さんの仕事で使用されているためさまざまな種類が販売されています。数多くある中で、どのような腰袋を選べばよいのか悩んでしまいますよね?

そこで今回は、ヘルメットとチェンソーに続いて「【道具特集③】林業での腰袋の役目や選び方のポイント」を紹介します。腰袋を購入する際に、ぜひ参考にしてくださいね。

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  • 目次
      1. 林業での腰袋の役目は?
      2. 林業作業での腰袋の選び方ポイント3つ
          2.1ポイント➀|素材で選ぶ
          2.2ポイント➁|収納する道具からサイズで選ぶ
          2.3ポイント➂|整理のしやすさから選ぶ
      3. まとめ|使いやすい腰袋を見つけて、作業効率をアップさせよう

1.林業での腰袋の役目は?

伐採作業する作業員

林業では、チェンソーなどの大きな道具の他に、さまざまな道具が必要です。

山林内での作業に必要な道具の例として、以下のものがあります。

  • くさび…大中小と大きさの違うものを用意する場合あり
  • コンビレンチ…チェンソーを分解する際に利用
  • めたて用のヤスリ…丸くなってしまったチェンソー刃を削り出す
  • のこぎり…細い木を切ったり、枝を切るのに使用
  • ハンマー…くさびを打ち込むときに使用
  • なた…竹や枝を切るのに使用
  • おの…樹皮の切断やくさびを打ち込むときに使用
  • ロープ…木を引っ張るときに使用
  • 水筒やペットボトルなどの飲み物…水分補給は必須

(※高所作業車やツリークライミングなどでは、必要な道具も変わってきます)

上記の道具を、それぞれバラバラに運んでいくと、移動だけで時間がかかってしまいますよね。 腰袋を利用することで、必要な道具をまとめて運べ作業も効率的におこなえます。

また、両手がふさがっていると、バランスを崩したときに事故につながるリスクが高まります。腰袋を利用することで安全性の確保にもつながるとても便利なアイテムです。

2.林業作業での腰袋の選び方ポイント3つ

腰袋:モンベル ロガー ツールバッグ M

どのような腰袋を選ぶかで作業効率も変わる大事なアイテム。 ここからは、腰袋選びのポイントを3つ紹介します。

  • 素材で選ぶ
  • 収納する道具からサイズで選ぶ
  • 収納する道具から選ぶ

それぞれ見ていきましょう。

2.1.ポイント➀|素材で選ぶ

腰袋には、ポリエステルや革などさまざまな素材があります。

ポリエステル製は、価格が安く種類も豊富です。厚みのある生地を使っているので、引っかけたりこすったりしても、破れにくいのが特徴があります。

革製も耐久性があり、穴があきにくいのですが、値段の高い商品が多いです。 しかし、使っていくうちに柔らかく使いやすくなるなどの特徴があります。

また、防水機能がついている腰袋もあるので、雨の日も作業があるという場合は、防水機能つきを選んでみるのもよさそうです。 

2.2.ポイント➁|収納する道具からサイズで選ぶ

腰袋によって、大きいものや小さいものなどサイズもさまざまです。ポケットが2段や3段になっているものやサイドにポケットがついているもの、ポケットの大きさが違うものなど豊富な種類があります。

腰袋の種類によっては、ポケットタイプではなく、おのやハンマー、なたなどの長いものを収納できるように底が貫通している腰袋もあります。

収納したい道具の量や長さや太さも考えて選びましょう。

2.3.ポイント➂|整理のしやすさから選ぶ

使用する道具が多い場合は、ポケットがたくさんあるタイプを選び、道具ごとに定位置を決めておくと整理しやすく、作業効率もアップします。

自分がどのように道具を使い、どの位置にあったら作業や整理しやすいのかを確認していきながらそろえていくのもよいでしょう。

複数の腰袋を組み合わせて、道具ごとに使い分け整理する方法もおすすめです。

また、腰袋を使用する際に、普段使用するベルトにつけている方もいますが、安全面を考えて腰ベルトに取りつけて使用しましょう。

3.まとめ|使いやすい腰袋を見つけて、作業効率をアップさせよう

森林の写真

今回は、林業作業の必須アイテムの1つである腰袋について解説していきました。

腰袋を腰ベルトに取りつけるときに、よく使う道具は、手を伸ばしても無理なく届く位置に配置し、すぐに取り出せるように整理しておくのが理想的です。 日々の作業内容を理解し、先輩方の腰袋もチェックしながら、作業効率のアップや安全に作業できる自分なりの腰袋を見つけてくださいね。

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