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2024.02.01 コラム

林業に必要な服装は何がある?選ぶ際のポイント3つも解説!

林業に興味があり、これからやってみようと考えている方の中には、
「林業では、どのような服装で作業をしたらいいのだろう?」
「何に気を付けて選んだらよいのだろう」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、林業での作業時に必要な服装について紹介しています。選ぶ際のポイントを解説しています。

「必要な道具や服を購入したのに使えなかった」とならないために、最後まで読みすすめて参考にしてくださいね。

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  • 目次
      1. 林業作業時に必要な服装は?
         1.1着衣
         1.2ヘルメット
         1.3手袋、軍手
         1.4安全靴
      2. 林業の服装を選ぶ際のポイント3つ
          2.1安全性
          2.2快適性
          2.3機能性
      3. まとめ

1.林業作業時に必要な服装は?

作業中の服装 画像提供:有限会社池田木材様 求人ページ

林業作業で、安全に作業するために必要な服装は、以下のものがあります。それぞれ作業する際に、必要な服装や道具です。まずは、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

  • 着衣
  • ヘルメット
  • 手袋、軍手
  • 安全靴

1.1. 着衣

作業中の服装 画像提供:株式会社吉本様 求人ページ

林業の作業は、季節を問わず、基本的に袖口がしまっている長袖と長ズボンを着用します。

1つ目の理由は、枝などでケガをしてしまう可能性が高いからです。2つ目は、山林内は、ハチやムカデ、ダニなど多くの虫がおり、刺されるのを防ぐ理由もあります。ケガ予防や虫対策のために夏でも長袖、長ズボンで作業します。

また、チェンソーでの伐採作業する際は、下半身のケガを軽減、防止するために「防護ズボン」や「チェンソーパンツ」の着用が義務付けられています。内部に特殊繊維が入っており、ソーチェンがパンツに当たると、中から特殊繊維がでてきてチェンソーに絡まります。絡まることで、刃が足に届く前に回転が止まり、ケガを防いでくれるのです。

他に、「チャップス」という、エプロンタイプのものもあります。着脱が簡単なので使用しやすいですが、ズボンのように履け作業がしやすいことから、ほとんどの方がパンツタイプを着用しているようです!

1.2. ヘルメット

林業で使用するヘルメット

次に作業で必要なのは、「ヘルメット」です。林業では、枯れ枝が折れて落下してくるリスクやハシゴに登っての作業時に落下するリスクがあります。そのため、山林内での作業では、「飛来・落下物兼墜落時保護用」のヘルメットの用意しましょう。

伐採作業時には、木くずが飛んできて目に入ってしまったり、チェンソーの音が大きく、耳が聞こえにくくなってしまったりする恐れもあります。「イヤマフ」や「バイザーがついているタイプもありますし、「耳栓」や「ゴーグル」をして作業しているという方もいます。ご自分の作業のしやすさを考えて、用意しましょう。

林業の作業では、伐採の他に、重機に乗って作業したりや植え付けの作業もしたりします。その場合は、軽装用のヘルメットを使用するなど、作業内容で変更するという方もいるようです。

1.3. 手袋、軍手

林業で使用する防振手袋

3つ目に必要な道具は、手袋や軍手です。

チェンソーや刈払機、草刈機などを使用する際に、振動を軽減するために「防振手袋」が、活躍します。健康診断でも検査があるなど、大きな振動を長時間・長期間受けることは、身体にも影響を与えますので、必須アイテムです。

また、伐採作業だけでなく植え付けや地こしらえなど作業内容もさまざまです。伐採作業でない場合は、「軍手」や防振タイプでない手袋を使用したり、雨や雪の中では「防水、防寒手袋」なども重宝できます。作業内容や季節によって必要な手袋を準備しましょう。

1.4. 安全靴

林業の道具:地下足袋

林業で使用する地下足袋

4つ目は「安全靴」です。林業では、スパイクのついた足袋が多く使用されています。動きやすさや安全面からスパイク付きの「地下足袋」と「脚絆(キャハン)」のセットで利用している方もいます。

最近では、「チェンソーブーツ」と呼ばれる防護ブーツも使用する方も増えました。チェンソーブーツは、足首部分などに防護素材が使われていたり、丸太などが足元に落下した時につま先を守るために、金属製のカップが内蔵されていたり、足の保護してくれます。

種類も豊富にありますので、自分に合った靴や作業のしやすさを考えて選びましょう!

 

2.林業の服装を選ぶ際のポイント3つ

林業で働く人たち 画像提供:株式会社玉木材様 求人ページ

では、林業での服装を選ぶ際には、どのようなに気を付けて選ぶ必要があるのでしょうか。人によって選び方も変わってきますが、以下の3つのポイントを参考にしながら選んでみましょう。

  • 安全性
  • 快適性
  • 機能性

それぞれ説明していきます。

2.1. 安全性

・視認性の高い服装を選ぶ!

林業では、複数人でチームになって作業います。木を倒す際に、人がいて巻き込んでしまったという事故や狩猟で、獣と間違えられて撃たれてしまったという残念な事故も発生しています。

このお様な事故を防ぐために、自分場所を他の人から認識してもらえるように視認性の高い服装を着用しましょう!

・安全基準を満たした服装を選ぶ!

ヘルメットや防護ズボンなどは、「労働安全衛生規則」や「厚生労働省告示」などで、規格や着用の義務付けがされています。購入しても使用できなかったとならないように、安全基準を満たしているかを確認した上で、購入しましょう!

2.2. 快適性

林業は、夏の炎天下の中でもヘルメットをかぶり、長袖長ズボンの服装で作業も行います。いかに快適に作業できる服装を見つけられるかが重要です。

例えば、

  • ストレッチ性
  • 速乾性
  • 通気性

をポイントとして選んでみるのもよいですよ!

また、熱中症対策として「空調服」を使用する方も多くいます。暑さに対する健康面だけでなく、快適な環境にすることで、作業効率の向上にもつながります。ヘルメットを着用していても全体に風を循環できる「フード付き」もありますので、上手に活用してみてください!

2.3. 機能性

林業の作業では、雨や雪の日も作業しないといけない場合もあります、レインウェアなどを着用して作業することもありますが、中も外もびしょ濡れになってしまうことも…。

防水性や透湿性、破れたり壊れたりしにくい耐久性、軽量なものなど、機能性も兼ね備えているのも、服装や道具を選ぶ重要なポイントとなります。

 

3.まとめ

今回は、以下の内容を解説していきました。

  • 林業作業時の服装について
  • 服装を選ぶ際のポイント3つ

作業内容や事業体によって必要な服装が変わってきますので、今回の内容を参考にしながら、ご自分に合った服装選びをしていきましょう!

RINDOでは、林業未経験の方のお役立ち情報や就職先情報、事業体の様子など、さまざまな情報を発信しています。

林業の道具はどこで買える?伐採作業に必要な道具と購入先を解説!」の記事では、今回説明している服装についての他に、伐採作業時に必要な道具についても説明しています。

また、「未経験から林業で活躍できる3つの理由!働きながら学べる「緑の雇用」とは」にて、1年の仕事内容を載せていますので、仕事内容の参考に、あわせてお読みください。

林業の仕事に興味を持たれた方は、一度お問い合わせください!

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