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【男女別】40代でも採用されやすい仕事12選!成功の秘訣も紹介
20代〜30代に比べて「正社員として採用されるハードルが高い……」と感じる40代。
転職が成功するのか、そもそも40代でも採用される仕事があるのか不安になりますよね。
そこで今回は、40代でも採用されやすい仕事12選や、転職を成功させる6つの秘訣をご紹介します。
ポイントをしっかり押さえれば40代からでも転職できるので、この記事を参考にしながら“採用される人材”を目指しましょう!
\林業は40代でも採用されやすい!/
未経験・スキルなしも歓迎
- 目次
- 【女性編】40代でも採用されやすい仕事6選
1.1 接客業
1.2 介護職
1.3 保育士
1.4 Webデザイナー
1.5 セレモニースタッフ
1.6 清掃員- 【男性編】40代でも採用されやすい仕事6選
2.1 営業職
2.2 警備員
2.3 ドライバー
2.4 自動車教習指導員
2.5 建設・土木作業員
2.6 林業従事者- 転職を成功させる6つの秘訣
3.1 転職の目的を明確にする
3.2 スキルや経験を洗い出す
3.3 ビジネスマナーを身につける
3.4 転職に有利な資格を取る
3.5 正社員にこだわらない
3.6 転職エージェントに相談する- 40代でも採用されやすい仕事に「林業」がおすすめな理由
- 40代からの転職・仕事探しでよくある質問
- まとめ
1.【女性編】40代でも採用されやすい仕事6選
まずは、40代女性におすすめの採用されやすい仕事を6つご紹介します。
1.1 接客業
人とコミュニケーションを取るのが好きな40代女性は、顧客との円滑なコミュニケーションが求められる「接客業」にチャレンジしてみましょう。
若い世代に比べて社会経験が豊富な40代女性には、品のある顧客が多い次のような職種がおすすめです。
- 家具店
- 宝飾品店
- デパートの販売員
- ブライダルスタッフ
これらのような「専門店」や「高級店」は、落ち着きのある対応が得意な40代にぴったりの職場です。
「高級店はハードルが高いかも……」と不安な場合は、全国的に需要が高い飲食店やドラッグストアなどを選びましょう。
1.2 介護職
超高齢化社会の日本では、介護施設の需要が年々高まっています。しかし、介護職に携わる人材が増えているわけではありません。
この需要をピンポイントに狙って転職することで、採用される可能性がグンと高まります。
「介護士に必要な国家資格って、取得が難しいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。しかし、実は多くの介護施設で「資格取得支援制度」を設けています。
パートやアルバイトで見習いをしながらスキルアップできるので、40代未経験からでもチャレンジが可能です。
1.3 保育士
「安心感がある」「若い保護者にも親身になってくれる」と、子育て経験がある40代は保育施設から高い評価を得やすい傾向があります。
やる気があれば未経験からでも採用されやすいため、保育士になって手に職をつけたい方は、次のいずれかの方法で保育士資格を取得しましょう。
- 指定保育士養成施設を卒業する
- 保育士試験を受験する
前者は「これから大学・短大・専門学校に通いたい人」向けの資格取得方法です。そのため40代は、後者の「保育士試験を受験する」方法を選びましょう。
保育士試験は年に2回あり、保育施設でパート・アルバイト(見習い)をしながら資格取得を目指せます。
1.4 Webデザイナー
年齢・性別・経験を問わず働くことができるWebデザイナーは、自宅にPCが1台あれば始められます。企業や個人から依頼されたWebサイトの企画・デザイン・制作などが主な仕事です。
「デザインには興味あるけど、スキルや経験がまったくない……」という40代も、スクールやオンライン講座を活用すれば円滑にスキルアップできます。
Webデザイナー検定やウェブデザイン技能検定などの資格を取ると40代でも採用されやすく、収入UPにもつながり一石二鳥です。
1.5 セレモニースタッフ
葬儀、法事、法要などに携わるセレモニースタッフは、遺族の悲しみに寄り添う仕事です。40代女性は自身のこれまでの経験を活かすことで、悲しみに暮れる遺族に冷静に対応でき、職場や顧客から高い評価を得られます。
なかでも「落ち着いた雰囲気」や「細やかな気配り」がある40代女性は、セレモニースタッフにふさわしい人材です。職場の雰囲気や需要とマッチしているため、未経験でも採用されやすくなります。
1.6 清掃員
お掃除好きの40代主婦の方は「清掃員」も採用されやすい仕事としておすすめです。丁寧に作業できれば、未経験でも即戦力として歓迎されます。清掃員の主な職場は次のとおりです。
- 商業施設
- オフィスビル
- マンションの共用部
- 学校
- 病院
清掃の仕事にやりがいを感じたら「ビルクリーニング技能士」や「清掃作業監督者」の資格を取って、収入UPにつなげましょう。
いずれも国家資格ですが、清掃作業監督者はそれほど取得難易度が高くないため、40代主婦の方でもチャレンジ可能です。
2.【男性編】40代でも採用されやすい仕事6選
続いて、40代男性におすすめの採用されやすい仕事を6つご紹介します。
2.1 営業職
自社商品やサービスを顧客に提案→販売する営業職は、どの業界においても必須の職種です。常に一定の求人があるため、40代でも採用されやすい仕事の1つとして挙げられます。
なかでも、30代以上の顧客が多い「保険」や「不動産」の営業は、人生経験が豊富な40代以上のミドル層が採用されやすい傾向です。
営業は成果報酬型の職場が多いため、成果をあげればグングン年収UPできます。
2.2 警備員
警備員は、雇用形態に関わらず研修が義務付けられています。次の職種から自分に合うものを選べるので、40代未経験からでも安心してチャレンジしましょう。
- 施設警備
→マンション、オフィスなどの警備・巡回- 交通警備
→イベント会場、工事中の道路などの警備・誘導- 運搬警備
→美術品、金品などの安全確保- 身辺警備
→対象の人物の安全確保(ボディーガード)
なかでも「施設警備」や「交通警備」は需要が高く、40代でも採用されやすい仕事です。警備業務検定の国家資格を取れば収入UPも可能で、資格取得支援制度がある会社もあります。
2.3 ドライバー
ドライバーは年齢、性別、経験を問わず、普通免許があれば始められます。転職のハードルが低く、40代でも採用されやすい仕事です。ドライバーの主な職種は次のとおり。
- タクシードライバー
- トラックドライバー
- 配送ドライバー
- 送迎ドライバー
- 社用車ドライバー
ネットショッピング人口が増えている昨今、配達員不足の解消に向けて「配送ドライバー」が採用されやすい傾向です。
1人でもくもくと働けるので、人とのコミュニケーションが得意でない人に向いています。
2.4 自動車教習指導員
車を走らせながら人とコミュニケーションが取りたい場合は「自動車教習指導員」の選択肢もありです。教習車の助手席に座り、受講者とコミュニケーションを取りながら運転指導ができます。
自動車教習指導員になるには「指導する車種の運転免許を取得している21歳以上」満たすのが条件です。
運転技術や思いやりがあれば40代でも採用されやすいため、転職のハードルは低いといえます。
2.5 建設・土木作業員
建設・土木作業員は、インフラ整備における力仕事を担当したり、重機を運転したりする仕事です。スキル・経験・学歴などを必要せず、40代でも高い確率で採用されます。
建設・土木作業員はイメージどおり力仕事が多いため「体力には自信がある!」「むしろ体を鍛える仕事に就きたい」という方におすすめです。
建設・土木作業員の平均年齢は45.9歳で、年末年始やお盆休みもあるため転職を考えるミドル層に隠れた人気があります。
2.6 林業従事者
都会の喧騒から逃れたい方は、自然のなかで働く「林業従事者」がおすすめです。
林業従事者の平均年齢は52.1歳(※2020年時点)で、40代でもまだまだ現役として働けます。
しかしながら、全国的に需要があるにもかかわらず、林業従事者は年々減少しています。
人手不足が問題になっているこの機会を逃さないことで、40代から転職をしても、貴重な人材としてさまざまな森林組合・林業会社から歓迎されるでしょう。
下記のように仕事内容も多岐に渡るため、自分にぴったり合うキャリアを選択できます。
- 苗木を植える
- 樹木を伐採する
- 木材を加工・運搬する
- 環境保護活動に取り組む
- 独立・開業をする
自然のなかでリフレッシュしながら働けるので、将来的に「地方移住」や「田舎暮らし」を考えている方は転職先の候補に入れておきましょう。
3.転職を成功させる6つの秘訣
「40代で採用されやすい仕事を選んでも、もし不採用になったら……?」と不安な方は、次の6つの秘訣を押さえてみてください。
- 転職の目的を明確にする
- スキルや経験を洗い出す
- ビジネスマナーを身につける
- 転職に有利な資格を取る
- 正社員にこだわらない
- 転職エージェントに相談する
これらを押さえることで、転職が成功する可能性がグッと高まります。それぞれ詳しくみていきましょう。
3.1 転職の目的を明確にする
面接時には、よく「なぜ転職しようと思ったのですか?」と質問されます。下記の項目も面接時によくある質問なので、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。
- 転職する理由
- 転職先に選んだ理由
- 転職後に達成したいこと
「転職後に達成したいこと」や「今後のキャリアプラン」まで考えておくと、転職の本気度が伝わり、40代でも採用されやすくなります。
3.2 スキルや経験を洗い出す
40代からの転職は「スキル」や「経験」を重視されます。営業職の経験あれば営業職で採用されやすく、運転スキルや免許があればドライヤーに採用されやすくなるといった具合です。
「人に自慢できる成果なんてない……」と落ち込む必要はまったくなく、下記のような“ちょっとしたこと”でも転職の強みになる場合があります。
- どのような職種を経験してきたか
- 同じ会社に最長何年勤めたか
- 後輩を教育した経験はあるか
- 免許や資格は持っているか
転職活動の前に1度人生の棚卸しをし、スキルや経験を洗い出しましょう。未経験の職種でも、採用につながるスキル・経験が眠っているかもしれません。
3.3 ビジネスマナーを身につける
ビジネスマナーがない40代は、フレッシュで行動力のある20代〜30代に採用の席を取られてしまうリスクがあります。
転職にのぞむ際は、次のようなビジネスマナーを事前に身につけておきましょう。
- 清潔感のある身だしなみ
- 印象のよい挨拶
- 丁寧な言葉遣い
- 尊敬語・謙譲語の使い分け
- 落ち着いた電話対応
- 名刺交換のマナー
- 報連相の徹底
とくに「身だしなみ」「挨拶」「言葉遣い」の3つは、相手に与える印象を大きく左右します。
マナーに不安がある場合は、ビジネスマナーが身につくビジネス実務マナー検定や秘書検定などの資格にトライしてみてもよいでしょう。
3.4 転職に有利な資格を取る
転職に有利な資格とは、たとえば次のようなものです。
- 簿記
- 行政書士
- 社会保険労務士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
幅広い業界で需要が高いこれらの資格を持っていると、40代でも採用される可能性がUPします。
「勉強する姿勢がある人だ」「専門知識を持っている人だ」とプラスの印象を与えられるため、余裕があれば上記のいずれかの資格を取っておきましょう。
もちろん、自分が転職したい業界に有利な資格があれば、上記よりもそちらを優先するのがおすすめです。
関連記事:40代からの人生やり直し!おすすめの資格13選と選び方のポイントを紹介
3.5 正社員にこだわらない
40代の転職は、雇用形態にこだわりすぎないことも大切です。
派遣社員や契約社員で働くほうが、自分のライフスタイルに合う場合もあります。パートやアルバイトで採用されてから、正社員登用を目指すのも1つの道でしょう。
とくに人気の職種は競争率が高く、40代未経験から勝負するのは難しいかもしれません。未経験から人気職種に飛び込む場合は、パートやアルバイトで採用されてからスキルアップ・キャリアアップを目指すほうが近道になることもあります。
3.6 転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談すると、次のようなメリットがあります。
- 履歴書や職務経歴書のアドバイスをもらえる
- 面接対策の実践的なサポートをしてもらえる
- 転職したい業界の最新動向が知れる
- 非公開求人にも応募できる
これらのサポートを受けるとライバルに有利な立場を築けるので、転職が不安な場合は転職エージェントに相談してみましょう。
もし転職したい業界が決まっている場合は、その業界専門の転職サイト・求人サイトを使うのもおすすめです。たとえば林業なら、林業専門の求人サイト「RINDO」があります。
全国各地の林業求人を無料で探せるだけでなく、林業アドバイザーが1人ひとりにあった求人をアドバイス可能。「将来は自然に囲まれながら、田舎でのんびり暮らしたいな」と夢みる方は活用してみましょう。
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4.40代でも採用されやすい仕事に「林業」がおすすめな理由
40代でも採用されやすい仕事としてとくにおすすめなのが「林業従事者」です。
林業従事者の仕事は、次のような「40代で採用されやすい仕事の共通点」を多く持っています。
- 常に人手不足で困っている
- 職場の平均年齢が高め
- 黙々と作業できる
林業従事者の数は、40年前から現在までで「約3分の1」にまで減少。それに加えて、林業従事者の平均年齢は「52.1歳」と、ほかの産業より高めの基準です(※2020年時点)。
このことから「人手不足」と「高めの平均年齢」を満たしている林業業界へは、40代未経験から転職しても歓迎される可能性が高いといえます。
しかし、なかには「林業って男性しか働けないんでしょ?」と思う方もいるでしょう。
実は、最近の林業業界は、仕事に使われる機械・重機が急速に進化。チェーンソーを使った体力仕事以外に「素材生産」や「森林調査」など、女性従業者が活躍する場も増えているんです。
林野庁が実施している「緑の雇用(※)」を活用すると、40代未経験・キャリアなしから林業業界へ飛び込んでも、順調にスキルアップできます。
「都会でガムシャラに働くのに疲れた……」「将来的に地方移住を考えている」という方は、セカンドキャリアに林業従事者を選んで、山々の新鮮な空気のなかでのびのびと働きましょう。
※緑の雇用……林野庁が主催する未経験者向けの人材育成プログラム
関連記事:未経験から林業で活躍できる3つの理由!働きながら学べる「緑の雇用」とは
5.40代からの転職・仕事探しでよくある質問
最後に、40代からの転職・仕事探しでよくある質問をご紹介します。
5.1 女性が40代から始めるなら何の仕事がおすすめ?
女性が40代から始めるなら、手に職をつけられる次の2つの仕事がおすすめです。
- 介護職
- 保育士
超高齢化社会の日本では、介護職の需要が年々高まっています。介護福祉士の国家資格を取ることで、安定的に手に職をつけられるでしょう。
また、保育士も女性が40代から始めるのにおすすめの仕事の1つです。こちらも国家資格の取得が必要ですが、未経験でも「児童福祉施設で実務経験を2年以上積む」をクリアすれば受験資格を得られます。
最終学歴が高卒でも問題ないため、一生ものの資格が欲しい方はチャレンジしてみましょう。
5.2 40代からでもできる仕事で男性におすすめなのは?
40代からでもできる仕事で男性におすすめなのは、次の3つです。
- 営業職
- 警備員
- ドライバー
過去に営業職の経験がある方は、これまでの職務経験にプラスして人生経験が大きな武器となります。若手世代では繰り広げられないトークにも対応できるため、会社側から採用したい人材として選ばれやすいでしょう。
また、研修が義務付けられている「警備員」や、普通免許があれば始められる「ドライバー」も40代から始める仕事としておすすめです。
ただし、警備員は体力仕事なので、日勤や夜勤などライフスタイルに合う職種を選ぶようにしましょう。
5.3 無能すぎてできる仕事がない40代はどうしたらいい?
「自分は無能すぎて、できる仕事がない……」と悩む40代は、セカンドキャリアに林業従事者を選びましょう。
できる仕事がないと悩む40代は、仕事での失敗がトラウマになっていたり、成功体験を持てなかったりしているケースが多いです。その点、林業は研修やサポート体制が充実しており、50代以上の頼れる先輩従事者もたくさんいます。
未経験・スキルなしの40代でも安心して働けるので、お金や家族に対する責任感に押しつぶされそうな人ほど「林業従事者」への道を検討してみてください。
6.まとめ
採用されやすい仕事を選べば、40代からでも転職できます。転職成功の6つの秘訣も押さえることで、採用される可能性をUPできるでしょう。
就きたい仕事に悩む場合は、未経験・スキルなしの40代も歓迎している「林業従事者」を選んでみてください。自然のなかでリフレッシュしながら、新たなセカンドキャリアを築きあげましょう!