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40代から一生できる仕事21選!就職・転職を有利にするコツや資格も紹介
「40代から仕事を探そうとしているけど、新しいことを始めるのは不安……」このように悩んでいませんか?
さまざまな理由で就職・転職のハードルがあがりやすい40代は、これから一生できる仕事をきちんと見極めてから行動に移すことが大切です。
そこで今回は、40代から一生できる仕事21選や、仕事選びのポイント・コツなどをわかりやすく紹介します。この記事を参考にして、あなたにぴったり合う仕事を見つけましょう。
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- 目次
- 40代から一生できる仕事を選ぶ3つのポイント
1.1 自分のスキルや経験が活かせる仕事を選ぶ
1.2 将来の自分が安心できる収入の仕事を選ぶ
1.3 自分のライフスタイルに合う仕事を選ぶ- 40代から一生できる仕事【21選】
2.1 事務職
2.2 介護職
2.3 営業職
2.4 接客業
2.5 保育士
2.6 登録販売者
2.7 日本語教師
2.8 行政書士
2.9 社会保険労務士
2.10 宅地建物取引士
2.11 キャリアコンサルタント
2.12 ファイナンシャルプランナー
2.13 Webデザイナー
2.14 Webライター
2.15 Webエンジニア
2.16 家事代行スタッフ
2.17 工場スタッフ
2.18 ドライバー
2.19 清掃員
2.20 警備員
2.21 林業従事者- 40代から一生できる仕事に就く4つのコツ
3.1 就職・転職に有利な資格を取得する
3.2 正社員以外の働き方も検討する
3.3 仕事に求める優先順位を決める
3.4 エージェントやアドバイザーに相談する- 40代から一生できる仕事に「林業」がおすすめな理由
4.1 働きながら資格が取れる
4.2 自分に合うキャリアを選べる
4.3 需要が高いため仕事がなくならない
4.4 40代からでも就職・転職が歓迎される- 40代から一生できる仕事についてよくある質問
5.1「女性が40代から一生できる仕事(在宅ワーク)は?」
5.2「男性が40代から一生できる仕事は?」
5.3「40代で採用されやすい仕事は?」
5.4「できる仕事がない40代はどうしたらいい?」- まとめ
1.40代から一生できる仕事を選ぶ3つのポイント
まずは、40代の仕事選びで押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
1.1 自分のスキルや経験が活かせる仕事を選ぶ
これまでの人生で培ってきたスキルや経験は、どのような仕事にも必ず活きてきます。
たとえば、営業職の経験があれば、コミュニケーション力や提案力を活かして「接客業」や「販売職」などに挑戦が可能。
事務職の経験があれば、作業を正確に行うスキルやパソコンスキルなどを活かして「医療事務」に挑戦できます。
40代は就職・転職で即戦力を求められることが多いため、仕事を選ぶ前に自分のスキル・経験を一度洗い出してみましょう。
1.2 将来の自分が安心できる収入の仕事を選ぶ
40代は「養う家族のこと」「親の介護のこと」「老後の生活費のこと」など、考えなければいけないことが20代・30代よりも増えています。
「今の給料のまま、この仕事を一生続けていくの……?」「40代未経験からでも就職先を見つけられるの?」と不安になっている方も多いでしょう。
40代は、下記4つのいずれかに当てはまる仕事を選ぶことが大切です。
- 資格の取得で給与がUPするか?
- 勤続年数により給与がUPするか?
- キャリアップで給与がUPするか?
- 夜勤手当で稼げるか?
これらのような「長期的にみて給与が増える仕事」を選ぶと、入社時には低かった給与が次第にUPしていきます。最初の給与が低くても自分に合う仕事を選びやすくなるので、無理なく仕事を続けたい方は「将来的に安定した収入に落ち着くか」もきちんとチェックしましょう。
1.3 自分のライフスタイルに合う仕事を選ぶ
親の介護が始まったり、子どもが家を巣立ったりなど、40代はライフスタイルのさまざまな変化があります。無理なく仕事を続けるためには、下記4つのいずれかに当てはまる仕事を選ぶことが大切です。
- 残業が少ない
- シフトを選べる
- 時短勤務ができる
- 在宅勤務ができる
自分のライフスタイルに合う仕事を選ぶことで、40代からの心地よいワークライフバランス(仕事と生活の調和)が実現できます。新しい仕事を一生続けたい場合は、自分のライフスタイルに合う働き方ができる仕事を選びましょう。
2.40代から一生できる仕事【21選】
ここからは、40代から一生できる仕事を21個ご紹介します。
具体的な仕事内容も紹介するので、自分に合う仕事選びの参考にしてみてください。
2.1 事務職
事務職には、一般事務、医療事務、貿易事務などのさまざまな種類があります。なかでも40代におすすめなのは「医療事務」です。
医療事務は資格を取ることで安定した収入が得られ、社会的な需要も高いため将来的に長く働けます。
医療事務の主な仕事内容をみてみましょう。
- 病院や診療所での受付対応
- 保険証の確認や会計業務
- レセプト(診療報酬明細書)作成
- 電話応対や予約管理
デスクワークがメインの医療事務は、体力がない方でも挑戦しやすい仕事です。40代は即戦力となるPCスキルや事務経験を求められやすいため、これまでに事務職経験がある方は、資格を取れば医療事務に採用されるチャンスが高いでしょう。
2.2 介護職
介護職は、まさに「これから」の仕事です。超高齢社会の日本では人手不足に悩む介護施設が多いため、40代からチャレンジしても就職・転職で歓迎されるます。
介護職(介護福祉士)の主な仕事内容は次のとおりです。
- 食事、入浴、排泄などの介助
- 洗濯、掃除、食事の支度などの家事代行
- 利用者や家族からの相談対応
介護福祉士になるためには、介護福祉士(国家資格)の取得が必要です。
しかし、多くの介護施設では「資格取得制度」や「教育制度」などを設けています。仕事をしながらスキル&キャリアアップが目指せるので、40代から転職を考える方も焦らずチャレンジしてみてください。
ただし、要介護者のお世話をする介護職は「体力」が欠かせない仕事です。体力面が不安な方は、負担の少ないパートタイムから始めてみましょう。
2.3 営業職
営業職は、年齢を重ねるごとに身についた「コミュニケーション能力」や「交渉力」が活かせる仕事です。「取引先との関係構築」や「商談での落ち着いた対応」など、BtoB(企業間取引)の営業職ではむしろ40代の経験者を求める声も多くあります。
営業職の主な仕事内容は次のとおりです。
- 自社商品・サービスの売り込み
- ニーズ・課題への理解や解決策の提示
- 顧客との信頼関係の構築
営業職は前職での業界知識や人脈を活かせれば、未経験分野でも十分即戦力になります。40代女性がこれから営業職を始めるなら、女性顧客が多い「保険」や「不動産」分野の営業職がおすすめです。
営業職は若手にはない交渉力を強みにできるので「人とコミュニケーションを取るのが好き」「40代だからこそできる挑戦がしたい!」という方はチャレンジしてみましょう。
2.4 接客業
接客業は決して「若い人向けの仕事」ではなく、40代からでも活躍できる仕事です。むしろ高級店や専門店では、経験豊富な40代以上のスタッフが重宝されることもあります。
接客業には、飲食店、ドラッグストア、デパートの販売員などさまざまな職場がありますが、大まかな仕事内容は次のとおりです。
- レジの会計
- 商品の陳列
- 商品の提案
- 在庫管理
- 問い合わせ対応
40代におすすめなのは、アパレル、宝飾品店、家具店などの「商品知識」や「接客技術」が求められる仕事です。デパートの販売員やホテル・ブライダルスタッフなども、落ち着いた対応が得意な40代の方にぴったりでしょう。
また、カフェやレストランのような飲食店で働きたい場合は、マネージャー候補として採用されるのも1つの手です。パート・アルバイトより収入が高く、キャリアアップを視野に入れた働き方ができます。
2.5 保育士
共働き、ひとり親、待機児童問題などが増えていることから、保育士は今後も高い需要が期待できます。
子育て経験がある40代は「保護者に寄り添った対応ができる」と高い評価を得やすいため、40代主婦の方はこれから一生できる仕事として「保育士」も検討してみるとよいでしょう。
保育士の主な仕事内容は次のとおりです。
- 子どものお世話
- 保護者との連絡・相談
- 園内の掃除・整理
- 開園・閉園作業
- 朝礼や会議の参加
保育士になるためには、年に2回実施される国家試験「保育士試験」に合格する必要があります。
しかし、保育士補助や保育スタッフなどの無資格でも問題ない仕事から始めれば、働きながら資格取得を目指すことも可能です。
また保育園以外に、児童福祉施設、病床保育施設、企業内保育所、ベビーシッターなど、保育士にはさまざまな働き口があります。“一生ものの資格”といわれる保育士資格を取ってから、自分に合う職場を探してみるのもよいでしょう。
2.6 登録販売者
登録販売者は、薬局やドラッグストアで一般用医薬品(第2類医薬品・第3類医薬品)を販売する仕事です。需要が高く全国各地に求人があるため、資格さえ取ってしまえば将来的に長く働けます。
登録販売者の主な仕事内容は次のとおりです。
- 一般用医薬品の販売
- お客様への商品説明
- お客様からの相談対応
- 商品管理や発注作業
- 売り場づくり
登録販売者は薬剤師ほどの専門知識を求められないものの、給料UPにつながる「資格手当」がつくことも多く安定した収入が期待できます。正社員採用のチャンスもあるため、40代からキャリアアップを目指す方はチャレンジしてみましょう。
2.7 日本語教師
外国人労働者や留学生が増えている日本では、日本語教師の需要が年々高まっています。日本語教師になるのに必要な「日本語教師検定試験」には特別な受験資格がないため、40代未経験からでもチャレンジが可能です。
日本語教師の主な仕事内容をみてみましょう。
- 日本語の読み、書き、話し方を教える
- 日本の歴史、習慣、文化などを伝える
- 日本人のマナーを教える
日本語教師はもともと民間資格でしたが、2024年4月に正式に国家資格として認定されています。
年齢を問わず働ける&今後も高い需要が期待できるため「外国人をサポートしたい」「将来は海外移住も検討している」というグローバルに活躍したい40代の方におすすめです。
参考:文化庁「⽇本語教育機関認定法における新たな国家資格「登録⽇本語教員」制度について」
2.8 行政書士
行政書士は「街の法律家」とも呼ばれていて、扱える書類の数はなんと1万種類以上もあります。
需要がとても高い仕事(国家資格)で、キャリアを積めば独立・開業も可能です。開業後は他の分野とも連携しながら、自分だけの強みを生かして“生涯現役”を貫けるでしょう。
行政書士の主な仕事内容は次のとおりです。
- 官公署に提出する書類の作成
- 行政手続きに関する相談対応
- 相続・遺言の手続き
- 外国人の在留資格申請
- 会社設立の手続き
行政書士は働く人の年齢層が広く、40代でも資格を取れば就職・転職で有利になります。
独占業務(特定の資格・ライセンスを持つ専門家だけが携われる業務)があり勉強は決して楽とは言えませんが、法律系のなかでは比較的取得しやすい国家資格です。
行政書士は事務作業が中心のため「在宅で一生できる仕事を探している」「体力をあまり使わない、高収入かつ独立可能な仕事がしたい」という方は挑戦してみましょう。
2.9 社会保険労務士
社会保険労務士(社労士)は、企業の労務管理や社会保険の手続きをサポートする専門家です。働き方改革や法改正が続く今、社労士の需要はますます高まっています。
社労士の主な仕事内容は次のとおりです。
- 労務管理のコンサルティング
- 社会保険に関する書類作成・提出の代行
- 就業規則の作成・見直し
- 助成金の申請サポート
- 労務全般における相談対応
独占業務がある社労士は社会的需要がとても高く、40代から一生できる仕事の1つです。資格取得の難易度は高めですが、40代未経験でも資格さえパスできれば就職・転職で有利になります。
将来的に独立・開業も可能なので「開業後はのんびり働きたい」「定年のない仕事で高収入を得たい」などの方におすすめです。
2.10 宅地建物取引士
不動産取引のプロフェッショナルである宅地建物取引士(宅建士)は、40代からの挑戦にぴったりの仕事です。これまでの人生経験を活かして、お客様の人生の重要な決断をサポートできます。
宅建士の主な仕事内容をみてみましょう。
- お客様への物件案内
- 不動産取引に関する重要事項の説明
- 不動産の売買・賃貸の仲介
- 法的な手続きのサポート
- 物件調査と価格査定
- 契約書類の作成
独占業務があり需要が高いものの、国家資格の中では取得難易度がそれほど高くありません。資格手当がつけばパート勤務からでも高収入が狙え、建築業界や金融業界などへも活躍の幅を広げていけます。
なかでも営業経験がある方は、その経験と専門知識を掛け合わせて、お客様に寄り添った心強いサポートができるでしょう。
2.11 キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、就職・転職を考える人の“キャリア選択”をサポートする専門家です。豊富な職務経験や人生経験がある40代は、若い世代にはない強みを活かして働けます。
キャリアコンサルタントの主な仕事内容をみてみましょう。
- 転職・就職の相談対応
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接・自己PRのアドバイス
- 適性診断の実施・解説
- キャリアプランの提案
キャリアの多様化が進んでいる近年、キャリアコンサルタントの需要はますます高まっています。
国家資格で高い専門性を求められるますが、最近は気軽なオンライン相談も増えており、在宅で働きたい40代女性から人気の仕事です。
将来的に独立・開業も可能なため「“その人らしい働き方”のサポートがしたい」「在宅で長く働きたい」などの方はチャレンジしてみましょう。
2.12 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や企業の財務計画をサポートする「お金の専門家」です。保険、年金、税金、相続などに関するお金の知識をもとに、保険会社、金融業界、不動産業界など幅広い業界で活躍します。
FPの主な仕事内容は次のとおりです。
- 資産運用のアドバイス
- ライフプランの設計
- 保険の見直し提案
- 住宅ローンの相談
- 相続対策の提案
ただ生活しているだけでも、お金の悩みは尽きないものです。そのようなときにFPの資格があれば、お客様を生活・悩みをサポートできるのはもちろんのこと、自分や家族の生活にも活かせます。
FPの資格は大きく下記の2種類がありますが、就職・転職で有利に使いたい方は「国家資格(2級以上)」の取得がおすすめです。
- FP技能士(1〜3級):有効期限なしの国家資格
- CFP・AFP:2年ごとに更新が必要な民間資格
まずは国家資格(FP技能士2級以上)を取得して、独立・開業を視野に入れる時期になったら民間資格に挑戦する流れが効率的でおすすめです。FPは他の仕事に就く際にも有利に働く資格なので、取っておいて損はないでしょう。
2.13 Webデザイナー
ウェブサイトやアプリなどの視覚的なデザインを担当するWebデザイナーは、センスやトレンドへの関心が求められる仕事です。デザインや情報収集が好きな方は、40代からチャレンジしても若い世代と肩を並べて活躍できます。
Webデザイナーの主な仕事内容は次のとおりです。
- Webサイトのデザイン制作
- バナーやLPの作成
- ユーザビリティの改善提案
- コーディング(HTML/CSS)
- クライアントとの打ち合わせ
Webデザイナーは仕事を獲得しながらスキルアップしていくことが可能なため、今すぐ仕事を得たい方におすすめの仕事です。きちんと学びたい方は、オンライン講座やスクールを活用して効率的にスキルアップしましょう。
また、資格や学歴を問わないWebデザイナーは、ブランクがある40代主婦の方にもおすすめの仕事です。PC1台で始められるので、一生できる在宅仕事がしたい方はチャレンジしてみましょう。
2.14 Webライター
Webライターは、40代主婦や副業をしたいサラリーマンから人気の仕事です。ネット上の文章を作成する仕事で、企業に属すだけでなく、はじめからフリーランスとして活躍している方もいます。
Webライターの主な仕事内容は次のとおりです。
- Webサイトのコンテンツ作成
- 取材・インタビュー記事の執筆
- 商品紹介文の作成
- ブログ記事の執筆
- SEO対策におけるリライト作業
40代からWebライターを目指す場合は、これまでの職務経験を活かして「専門分野のライティング」に特化するのがおすすめです。専門分野に特化することで他のライターと差別化でき、高単価案件を獲得しやすくなります。
「専門分野なんてない……」という場合は、クラウドソーシングサイトを活用してコツコツ経験を積み、信頼と実績を勝ち取っていきましょう。スキマ時間を利用して始められるので、まずはお試しでやってみたい方にもおすすめです。
2.15 Webエンジニア
Webエンジニアは、アプリやシステムの設計、開発、運用、保守などを担う仕事です。IT技術は常に進化していくため、仕事において「学びが楽しい」というスタンスの方に向いています。
Webエンジニアの仕事は、主に下記の2分野で担当者が分けられます。それぞれの大まかな仕事内容をみてみましょう。
- フロントエンドエンジニア
→コンテンツの表示、操作(ユーザーから見える部分)を担当- バックエンドエンジニア
→データベース管理、サーバー処理(ユーザーから見えない部分)を担当
まとめると、Webエンジニアの大まかな仕事は、Webサイトの構築・開発、システムの保守・運用、技術的な提案・相談対応などです。
40代未経験からチャレンジするのはやや難しい仕事ですが、論理的思考力や問題解決能力が高い方には向いています。
2.16 家事代行スタッフ
家事代行スタッフは、これまでの家事経験を強みに活躍できる仕事です。掃除、洗濯、料理などの家事全般を苦に感じない方は、家事代行スタッフとしてのびのびと働けるでしょう。
家事代行スタッフの主な仕事内容は次のとおりです。
- 掃除・洗濯
- 料理・食事準備
- 買い物代行
- 整理整頓
- 子どもの送迎
豊富な家事経験がある40代スタッフはクライアントからの信頼が厚く、高評価を得やすい傾向があります。家事スキルを活かせるため、主に40代主婦の方の就職・転職におすすめの仕事です。
また、家事代行スタッフはシフトの融通も効きやすく、職場によっては他の仕事と両立する働き方もできます。「ハウスクリーニング技能士」や「栄養士」免許などを取得すれば、より高単価な仕事を受けることも可能です。
2.17 工場スタッフ
工場スタッフは「覚えるのが苦手で、できる仕事がない……」「臨機応変に対応するのが苦手」と悩んでいる40代の方におすすめです。
職場にもよりますが、工場スタッフは基本的に同じ作業の繰り返しが多いため、1度マニュアルを覚えれば業務に黙々と集中できます。
工場スタッフ(検品、仕分け、ピッキング、ライン作業スタッフ)の主な仕事内容は次のとおりです。
- 商品の仕分け
- 梱包作業
- 品質検査
- 在庫管理
- 製品の製造・組立
- 機械のメンテナンス
工場スタッフは専門知識を求められないことが多く、資格やスキルがなくて悩んでいる方でも始めやすい仕事です。
シフトも安定していて正社員登用のチャンスもあるため「丁寧な仕事には自信がある」「同じ作業の繰り返しが苦ではない」方は検討してみましょう。
2.18 ドライバー
「車の運転が好き」「人とお喋りするのが好き」という方は、ドライバーとして働く選択肢もあります。ドライバーにはいくつか種類がありますが、代表的なものは下記の5つです。
- タクシードライバー
→お客様の送迎- トラックドライバー
→物流の輸送- 配送ドライバー
→宅配便の配達- 送迎ドライバー
→施設利用者の送迎- 社用車ドライバー
→企業での送迎
タクシーや送迎ドライバーは、普通免許があれば始められます。トラックや配送ドライバーに興味がある場合は、大型免許を取得してから面接に臨むようにしましょう。
ドライバーの仕事は「落ち着きのある人」や「車の運転技術が高い人」が歓迎されるため、ピンとくる方はチャレンジしてみましょう。
2.19 清掃員
「料理は苦手だけど、掃除は好き!」という40代主婦の方は、家事代行スタッフより清掃員のほうが向いているかもしれません。
40代は丁寧な仕事ぶりや責任感の強さが評価される傾向のため、未経験でも即戦力として歓迎されることが多いです。
清掃員の仕事先・仕事内容は、下記のように豊富にあります。
- オフィスビルの清掃
→トイレ掃除やゴミ回収など- マンションの共用部分の清掃
→道路や歩道の掃除、床磨きなど- 商業施設の清掃
→通路やトイレなどの掃除- 学校や病院の清掃
→ガラス拭きやトイレ掃除など
清掃員の仕事は、多くの職場で丁寧な研修制度があります。清掃の基本から専門的な技術まで段階的に学べるため、未経験からでも安心して始められるでしょう。
また、早朝や夜間など、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選べるのも魅力です。時代が変わっても一定の需要があるため、掃除スキルを活かして長く働きたい方はチャレンジしてみましょう。
2.20 警備員
体力に自信がある方は、警備員も長く続けられる仕事の1つです。警備員は雇用形態にかかわらず研修が義務付けられているため、40代未経験からでも安心して働けます。
警備員の主な仕事先・仕事内容をみてみましょう。
- 施設・建物内での警備
- イベント会場での誘導
- 工事現場での交通誘導
- 防災センターでの監視業務
警備員はシフト制の場合が多く、自分のライフスタイルに合わせて職場を選べます。資格取得の支援制度がある職場では、資格に積極的に挑戦して高収入を目指すことも可能です。
ただし、警備の仕事が屋外の場合は、気温が暑すぎたり寒すぎたりして体力面でキツい場合もあります。40代の採用経験は豊富ですが、体力に自信のない方はよく考えてからチャレンジしましょう。
2.21 林業従事者
「今、田舎に住んでいる」「将来は地方移住を考えている」という方は、自然のなかで働く林業従事者の仕事がおすすめです。林業=木を切る仕事と思われがちですが、実は下記のような多岐にわたる仕事を担っています。
- 伐採作業
→木を適切に伐採して森林の健康を保つ- 植林作業
→新しい木を植えて森林を次世代につなぐ- 森林管理
→山道の整備や災害防止のための作業をおこなう- 木材運搬
→伐採した木を資源として活用するために運搬する- 環境保護活動
→生態系を守るための取り組みに従事する
林業は自然のなかで作業をするため、仕事をしながら季節ごとの美しい風景に癒されます。都会の喧騒に疲れている方は、林業の世界に飛び込むことで心身ともにリフレッシュできるでしょう。
また、林業従事者になり地球環境の保全に直接関わると、社会貢献している実感が自然と湧いてきます。林業の世界に飛び込めば、地域とのつながりを大切にしながら誇りを持って自分の仕事に向き合えるようになるでしょう。
3.40代から一生できる仕事に就く4つのコツ
ここからは、40代から一生続けられる仕事に就くための4つのコツをご紹介します。
3.1 就職・転職に有利な資格を取得する
40代は経験やスキルに加えて「資格」があると、採用側にとっての信頼感や評価が高くなります。なかでも「就職・転職に有利な資格」を取得すると、新しい仕事への第一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
就職・転職に有利な資格には、たとえば次のようなものがあります。
- 簿記(1級)
- 行政書士
- 社会保険労務士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
お金、保険、法律などの専門分野に強いこれらの資格を持っている40代は、どのような職場においても重宝されます。幅広い分野で安定した需要があるため、一生できる仕事に活かしたい方は取得しておくとよいでしょう。
関連記事:「40代からの人生やり直し!おすすめの資格13選と選び方のポイントを紹介」
3.2 正社員以外の働き方も検討する
正社員以外の下記の働き方も視野に入れることで、就職・転職成功の可能性が高まります。
- 派遣社員
- 契約社員
- パート
- アルバイト
- フリーランス
「自分のライフスタイル」や「家庭の事情」に合わせた柔軟な働き方を求める場合は、正社員以外の働き方の方が長く続けられることがあります。
とくに40代未経験から新しい仕事に飛び込むなら、非正規雇用から少しずつステップアップしていくほうが自分に合う仕事を見つけやすいかもしれません。
働いていくなかで「ここで一生働きたい!」と思えたら、非正規雇用から正社員登用制度を利用してキャリアアップを目指す道もあります。正社員という肩書きに囚われず、自分らしく長く働けそうな仕事を探してみましょう。
3.3 仕事に求める優先順位を決める
40代から一生できる仕事を見つけたいなら、まず自分にとっての「働くこと」における優先順位を明確にしましょう。
つけるべき優先順位の項目は、たとえば次のようなものです。
- 給料
- 勤務地
- 勤務時間
- 仕事内容
- 人間関係
- キャリア
- やりがい ……など
働くことにおける優先順位をつけると、仕事選びの軸が明確になり、仕事選びで迷うことが少なくなります。まずは「これらのどれを優先して働きたいか」を考えてみましょう。
3.4 エージェントやアドバイザーに相談する
新しい仕事で経験やスキルを求められがちな40代は「自分の強み」や「これまでのキャリア」をどうアピールするかが重要です。就職・転職の専門家であるエージェントやアドバイザーに相談すれば、仕事探しから面接までをスムーズに進められます。
たとえばエージェントは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などについて的確なアドバイスしてくれます。第3者を挟んで自分の強みやキャリアを洗い出すことで、自信を持って就職・転職活動に臨めるでしょう。
すでに就きたい仕事が決まっている場合は、その分野の専門アドバイザーに相談してみるのも1つの方法です。
たとえば林業なら、林業専門の求人サイト「RINDO」で、アドバイザーから無料相談を受けられます。公式LINEに登録すれば家事や仕事の合間に相談・質問ができるので、林業に興味がある方は気軽に活用しましょう。
4.40代から一生できる仕事に「林業」がおすすめな理由
記事中盤の「40代から一生できる仕事【21選】」でもご紹介したように、自然の中で働ける林業は、40代からの就職・転職におすすめの仕事です。なぜ林業がおすすめなのか、詳しい理由を4つみていきましょう。
4.1 働きながら資格が取れる
40代未経験からでも始められる林業は「働きながら資格が取れる仕組み」が整っています。
たとえば、木を切り倒す伐木作業に必要な資格や、重機を操作するための技能講習など。これらは実際の仕事を通じて、学びながら取得できます。
また林業では、各自治体や林野庁などが「緑の雇用」をはじめとする充実した研修・人材育成プログラムを提供。40代未経験(資格なし)でも、安心してキャリアをスタートできます。
林業は資格を取ると給料UP&キャリアアップの機会が増えるので、国の制度を利用しつつ賢くステップアップしていきましょう。
関連記事:「【林業の資格一覧】事前に取得は必要?キャリアアップできる資格は?徹底解説!」
4.2 自分に合うキャリアを選べる
自分の得意なことや体力などに応じて“適したキャリア”を選べるのも、林業の魅力です。
林業の仕事といえば、体を動かす伐採や植林などを思い浮かべるでしょう。しかし林業の仕事は、ほかにも森林の管理や調査、山道の整備などさまざまな分野があります。
「林業に興味はあるけど、10年、20年後も体を動かして働き続けるのは無理……」と不安な場合は、森林の保全計画や地域振興に関わる仕事にステップアップするのがおすすめです。林業は全国各地にさまざまな職場があるので、自分らしく働ける環境がきっと見つかります。
4.3 需要が高いため仕事がなくならない
国土の67%が森林である日本において、林業は持続可能な社会を支えるために欠かせない仕事です。木材の需要も年々高まっているため、林業従事者の需要は今後もますます高まっていくでしょう。
さらに、森林は「木材」としての役割だけでなく「環境保護」や「水源確保」の役割もあります。日本の美しい風景を守るためには、森林保全に向き合う林業従事者の活躍が必要不可欠です。
このように、林業従事者は常に安定した需要が期待できます。40代から一生働ける仕事として、とくに「自然に囲まれて働きたい人」「地方移住を考えている人」などにおすすめです。
4.4 40代からでも就職・転職が歓迎される
人手不足が問題となっている林業では、年齢を問わず新しい人材を常に歓迎しています。たとえ体力に自信がなくても、チームでの作業や機械を使った作業があるため、40代からでも無理なく仕事を始められるでしょう。
また森林を相手にする林業は、地方移住をともなうケースも多いです。新しい生活とともに新たなキャリアを築きたい方は、40代から一生働ける仕事として「林業」も検討してみましょう。
5.40代から一生できる仕事についてよくある質問
最後に、40代から一生できる仕事についてよくある質問をご紹介します。
5.1「女性が40代から一生できる仕事(在宅ワーク)は?」
女性が40代から一生できる仕事(在宅ワーク)としておすすめなのは、次の4つです。
- 行政書士
- キャリアコンサルタント
- Webデザイナー
- Webライター
「資格を取って高収入を狙いたい」「独立・開業をしてのんびり働きたい」という場合は、行政書士かキャリアコンサルタントがおすすめ。
「資格を問わず、長く働ける仕事がしたい」「働きながらスキルアップしたい」などの場合は、WebデザイナーかWebライターの仕事がおすすめです。
どの仕事でも「自分の能力・スキルを活かせるか?」「自分のライフスタイルに合っているか?」などもしっかり加味して選びましょう。
5.2「男性が40代から一生できる仕事は?」
男性が40代から一生できる仕事としておすすめなのは、次の5つです。
- 営業職
- 宅地建物取引士
- ドライバー
- 警備員
- 林業従事者
これまでの職務経験(とくに営業経験)を活かしたい場合は、営業職や宅地建物取引士でキャリアアップを目指すのがおすすめです。宅地建物取引士は国家資格ですが難易度がそこまで高くなく、40代未経験からでも資格取得にチャレンジできます。
また、体力に自信がある場合は、ドライバー、警備員、林業従事者などの仕事が能力・スキルを活かせておすすめです。とくに林業従事者は適したキャリア選びで一生働けるため、たとえ体力が衰えたとしても安心して仕事を続けられます。
5.3「40代で採用されやすい仕事は?」
40代で採用されやすい仕事としておすすめなのは、次の5つです。
- 介護職
- 保育士
- 林業従事者
- 家事代行スタッフ
- 清掃員
介護職、保育士、林業従事者の分野は常に人手不足のため、40代から挑戦しても採用されやすい仕事です。いずれも無資格から始められますが、高収入を目指すなら早めに資格と取ることをおすすめします。
また、家事代行スタッフや清掃員は、40代の家事スキルを大いに活かせる仕事です。「家事スキルより営業スキルのほうがある」場合は、営業職や接客業なども採用されやすいでしょう。
5.4「できる仕事がない40代はどうしたらいい?」
「できる仕事がない」と感じたときは、まず自分の得意分野や過去の経験を見直してみましょう。職業訓練校やハローワークを活用し、新しいスキルや資格を身につける手段も有効です。
また、エージェントやアドバイザーなどの専門家に相談することで、自分に合う仕事を見つけるヒントが得られる場合もあります。「無能すぎて、自分にはできる仕事がない……」と諦める必要はないので、自分に合う選択肢を一つずつ試してみてください。
6.まとめ
40代で新たなキャリアに挑戦するなら、自分の強みを活かしながら、無理なく長く続けられる仕事を見つけることが大切です。40代から一生できる仕事を選ぶ3つのポイントをおさらいします。
- 自分のスキルや経験が活かせる仕事を選ぶ
- 将来の自分が安心できる収入の仕事を選ぶ
- 自分のライフスタイルに合う仕事を選ぶ
これまでの人生経験を活かせる、自分にぴったり合う仕事を見つけましょう。
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