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三重移住を検討する方へ|都会近接×自然!おすすめ地域や支援制度を紹介
「三重県の住みやすい地域はどこなの?」
「移住支援制度は充実している?」
三重県は、豊かな自然と都市部への良好なアクセスを兼ね備えた魅力的な地域として、近年移住先として人気を集めています。
しかし、実際に移住を考える際には生活環境や支援制度について、さまざまな不安や疑問が出てくる方も多いのではないでしょうか。
三重県の基本情報からおすすめの地域、支援制度まで、移住検討に必要な情報を詳しくご紹介します。
三重県移住の選択肢としての判断材料となりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 目次
- 三重県について
1.1三重県の基本情報
1.2三重県移住支援ポータルサイト- 三重県内のおすすめ都市と移住支援
2.1伊賀市
2.2津市
2.3志摩市
2.4熊野市- 三重県が移住先として人気の理由3つ
3.1豊かな自然
3.2 都市部への交通の利便性
3.3 豊富な観光資源- 三重県のデメリット|移住前の注意点
4.1観光地での交通渋滞
4.2地方での交通の不便さ
4.3地域による気候の違い- まとめ
1. 三重県について
まずは、三重県の基本情報から見ていきましょう。
1.1 三重県の基本情報
三重県の基本情報について紹介します。
都道府県名 | 三重県 |
所在地 | 近畿地方・東海地方 |
人口 |
約171万人(2024年4月時点) |
面積 |
約5,774㎢ |
県庁所在地 |
津市 |
隣接県 | 愛知県・岐阜県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県 |
本州の中央部に位置し、南北に細長い県です。
北部では内湾の伊勢湾が広がり、北西には雪がよく降る養老山脈・鈴鹿山脈などの山脈や山地が連なります。南部の東側は、志摩半島からリアス海岸が続き、西側は紀伊山地が連なります。
三重県は北部と南部で自然環境が異なり、それぞれ美しく豊かな海・山・川の自然に恵まれた地域です。産業面は、四日市コンビナートを中心とした製造業や伊勢神宮を軸とした観光業、豊かな森林資源を活かした林業など、さまざまな産業が発展しています。
大阪方面や名古屋方面への電車でのアクセスもよく、伊勢自動車道や東名阪自動車道が整備され車での移動も可能です。
1.2 三重県移住支援ポータルサイト
三重県では、移住検討者向けの総合情報サイト「ええとこやんか三重」を運営。サイトでは市町村別の移住支援制度や空き家バンク情報、就職情報の他にも、体験・イベント情報など、三重県への移住に必要な情報が確認できます。
三重県では「移住支援金」として、東京23区の在住者または東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへ最大100万円の支援金が支給されます。
詳しい条件などは、ホームページをご覧ください。
▷参考:三重県移住・交流ポータルサイト「ええとこやんか三重」
2.三重県内のおすすめ都市と移住支援
三重県内の市町村の中から、おすすめの地域を厳選してご紹介します。
2.1. 伊賀市
住みやすい街として注目されている伊賀市は、忍者の里として知られています。
三重県の北西部に位置し、鈴鹿山脈や信楽台地に囲まれた盆地です。
大阪や京都、名古屋へのアクセスが良好です。市街地では歴史的な町並みが残る一方で、郊外には豊かな自然が広がっています。
伊賀市の移住支援は、移住支援金の他に以下の内容がありあす。
- 暮らし→空き家バンク・空き家取得費補助金・おためし移住施設利用促進助成金・新築住宅取得支援など
- 就職→奨学金返還支援・地方就職学生支援補助金・県と連携した農林業就業サポート・起など業支援
- 子育て→中学生までの医療費無料・効率幼虫学校の給食無償化・支援センターの充実など
伊賀市では専任の移住コンシェルジュがいるので、気軽に相談も可能です。詳しい情報や相談受付はポータルサイトをご覧ください。
▷参考:伊賀市移住ポータルサイト「igastyle」
2.2.津市
県の中央に位置し県庁所在地である津市は、名古屋まで特急で約1時間というアクセスの良さが魅力です。
また中部国際空港と津市を結ぶ、高速船のターミナル「津なぎさまち」もあり、空港まで約45分で到着可能。国内はもちろん海外からのアクセスも良好です。
市内には総合病院や大型商業施設が充実しており、生活インフラが整っています。
移住者向けの支援には、空き家バンク制度や改修費用補助、UIJターン就職支援、創業支援などがあります。
林業に興味のある方には、間伐や木工体験ができる林業体験も実施していますので、自然にかかわる仕事をしたい方は、積極的に参加するとよいでしょう。
また美杉地域では、田舎暮らし体験ができる短期宿泊施設や農家民宿などがあります。実際の生活を体験してから移住を決めたいという方には、ぴったりです!
▷参考:津市ホームページ「津市に住みませんか!〜知りたい 移住・定住〜」
2.3. 志摩市
真珠の養殖で有名な志摩市は、市全体が伊勢志摩国立公園に位置する自然豊かな地域です。豊かな里と海の恵みを受けられサーフィンや釣り、ゴルフなど、いろいろな趣味が楽しめます。
また海の幸が豊富にあり、新鮮な魚介類を日常的に味わえるチャンスも!
志摩市の移住支援は、移住支援金の他に住まい・仕事・子育て支援も充実しています。
- 住まいの支援→空き家バンク・空き家改修費用の補助・若い世代への家賃補助など
- 子育て支援→出産祝い金の交付・医療費助成など
- 仕事→創業支援・新規漁業就業者への支援・農業生産者の育成など
農業や漁業の仕事に就きたい方や若い世代への支援が豊富に用意されています。海の近くで自然と共存して暮らしたい方にとって、理想的な環境です。
▷参考:「志摩市移住ガイドブック」
2.4熊野市
熊野市は世界的にも有名な「熊野古道」をはじめ、多くの世界遺産を有し海・山・川が広がる豊かな自然に恵まれた地域です。
熊野市では、観光業や農業・林業・漁業が盛んに行われています。
熊野市ではさまざまな支援内容が用意されています。
- 空き家バンク制度
- 改修費用の補助
- 市営住宅での家賃補助があります。
- 移住者向けに1泊2日の体験ツアー
- 熊野の暮らし体験や仕事・住居を探す拠点として利用できるお試し居住(熊野暮らし体験施設)
- 子育て支援→出産祝いの地域商品券を支給・高校生までの医療費無料・3歳児以上の幼稚園保育料無料・チャイルドシート購入補助(購入費の1/2補助)など
- 就業支援→就業希望者や農林漁業への就労希望者・起業や創業希望者のそれぞれの支援や補助など
体験ツアーやお試し居住をりようすれば、実際に居住し自分に合った仕事や住まい探しができます。生活環境が合っているのかのマッチングも図れますので、積極的にりようするとよいでしょう。
支援内容について詳しくは、ホームページをご覧ください。
▷参考:「三重県熊野市への移住を応援! – くまの移住ねっと」
3. 三重県が移住先として人気の理由3つ
三重県が移住先として、人気の理由を3つ紹介していきます。
3.1. 豊かな自然
三重県は、県土の約65%を森林が占めています。尾鷲地域ではヒノキ、飯高地域ではスギの産地として有名です。他にも美作地域や大台地域、熊野地域など林業の盛んな地域が多いという特徴もあります。林業に関心のある方にとって、大きな魅力ですね。
また伊勢志摩国立公園や吉野熊野国立公園などでは、美しい海岸線や深い森林を楽しめます。さらに県内の随所に、自然を活かしたアウトドアレジャーが豊富にあるため、充実した休日を過ごせるでしょう。
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3.2. 都市部への交通の利便性のよさ
三重県は、名古屋市や大阪市といった大都市へのアクセスが良好です。
近鉄特急を利用すれば、津市から名古屋まで約1時間、伊勢市からでも約1時間30分で到着できます。伊賀市からは大阪や京都へのアクセスもよく、都会での仕事を続けながら、自然豊かな環境での生活を実現可能です。
また高速道路網も整備されており、自動車での移動も快適です。
完全な田舎暮らしではなく、都会とのバランスの取れた生活を望む方にとって、大きな魅力となっています。
3.3.豊富な観光資源
三重県には、伊勢神宮や熊野古道といった世界的に有名な観光地が豊富にあります。移住後の生活を豊かにするだけでなく、観光関連産業での起業や就業のチャンスにもつながるでしょう。
また三重県は、真珠やあおさのり、松阪牛といった特産品も豊富です。特産品を活用したビジネス展開や観光客向けの宿泊施設、飲食店の開店など、新規創業も可能です。
さらに、忍者や海女といった独自の文化もあるため、地域の伝統文化に触れながら新しい生活を始められますよ。
豊富な観光資源を生かしながら、自分に合った仕事が見つけられるでしょう。
4.三重県のデメリット|移住前の注意点
三重県は、魅力あふれる地域のため移住先として人気ですが、移住する前に注意しておく点もいくつかあります。
- 観光地での交通渋滞
- 地方での交通の不便さ
- 地域による気候の違い
それぞれ解説します。
4.1.観光地での渋滞
伊勢神宮周辺や志摩地域などの観光地では、観光シーズンになると交通渋滞が発生します。ゴールデンウィークや夏休み期間中は、普段の何倍もの時間がかかる恐れもあります。
また観光客向けの店舗が多い地域では、週末になると駐車場不足も問題となるようです。
地元住民の中には、この渋滞を避けるために裏道を使うなどの工夫をしている方も多く、観光地近くに移住を検討される際は交通渋滞についても考慮に入れましょう。
4.2.地方での交通の不便さ
都市部から離れた地域では、公共交通機関が限られています。とくに山間部や過疎地域ではバスの本数が少なく、電車の駅まで遠いことも珍しくありません。
熊野市や大台町などの山間部では、自家用車がないと日常生活に支障をきたす地域もあります。買い物や通院、子どもの送迎など、ほとんどの移動に自家用車が必要となることを意識しておくとよいでしょう。
高齢になってからの生活を考えると、交通の問題は重要な検討ポイントとなります。自家用車の運転が難しくなった場合の対策も考えておく必要があるでしょう。
4.3. 地域による気候の違い
三重県は南北に長い県土を持つため、地域によって気候が大きく異なります。伊勢湾や熊野などの地域は、四季を通じて温暖です。一方養老や鈴鹿、紀伊などの山地では、冬季には積雪が見られます。
移住先を選ぶ際は地域による気候の特性を調べ、自分のライフスタイルに合っているか確認するとよいでしょう。
5.まとめ
三重県は豊かな自然と便利な都市機能のバランスが取れた、移住先として魅力的な地域です。
充実した支援制度や豊富な就業機会があることは、大きなメリットです。
ただし、観光地特有の混雑や地方部での交通の不便さ、地域による気候の違いなどいくつかの課題もあります。
これらの特徴を十分に理解した上で、自身のライフスタイルに合った地域を選ぶことが移住のカギとなるでしょう。
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