NEWS お知らせ・コラム
田舎暮らしのメリット9選!豊かな生活を手に入れる4つのポイント
「都会で忙しなく働くことに疲れた」
「自然の多い田舎で、のんびり暮らしたい……」
このように思っていませんか?
田舎暮らしには、実にさまざまなメリットがあります。
しかし、実際に住んだことがないと「具体的にどんなメリットがあるの?」「デメリットはないの?」と疑問に思いますよね。
そこで今回は、田舎暮らしのメリット9つや「田舎にはデメリットしかない」と言われる理由、豊かな生活を手に入れる4つのポイントまで詳しく紹介します。
”日本初の林業特化求人サイトRINDOで
ここにしかない転職活動を”
LINE登録者限定で就職お役立ち情報・新着求人情報などをいち早くお届け!
※「林業に興味があるけれど、どうすれば良いか分からない…」という初心者の方もお気軽に公式LINEからご相談くださいね♪林業経験者が丁寧にお答えします!
- 目次
- 田舎暮らしのメリット9選
1.1満員電車から解放される
1.2自然豊かな環境に癒される
1.3安くて美味しい食べ物が手に入る
1.4生活コストを抑えられる
1.5子どもがのびのび成長する
1.6コミュニティを広げられる
1.7都会にはない仕事に就ける
1.8起業にチャレンジできる
1.9自治体の支援制度が受けられる- 田舎暮らしはデメリットしかないと言われる理由
- 田舎で豊かな生活を手に入れる4つのポイント
3.1老後も暮らしたい場所に移住をする
3.2移住先の環境をしっかりリサーチする
3.3移住をする前に仕事を探す
3.4自治体の補助金・支援制度を活用する- まとめ
1.田舎暮らしのメリット9選
田舎暮らしには、次の9つのメリットがあります。
- 満員電車から解放される
- 自然豊かな環境に癒される
- 安くて美味しい食べ物が手に入る
- 生活コストを抑えられる
- 子どもがのびのび成長できる
- コミュニティを広げられる
- 都会にはない仕事に就ける
- 起業にチャレンジできる
- 自治体の支援制度が受けられる
具体的にどのようなメリットがあるのか、それぞれ詳しくみていきましょう。
1.1満員電車から解放される
田舎暮らしには、満員電車とは無縁の生活を送れるメリットがあります。
電車やバスなどの公共交通機関で通勤する人が多い都会とは違い、田舎は車で移動する人がほとんどです。
満員電車ならではの「苦しい」「暑い」「ベタベタする」などのストレスを感じにくいため、いつでも快適に通勤できます。
1.2自然豊かな環境に癒される
環境省によると、森林のなかでは「副交感神経活動」が1.5倍増加、「ストレスホルモン」が13%減少するというデータがあります。
引用元:環境省
田舎には、都会にはない美しい山、川、海があります。
20〜30分ほど自然のなかで散歩をすれば、日頃のストレスをうまく解消していけるでしょう。
また、田舎の夜は都会より圧倒的に静かで、無数の星を眺めることもできます。
都会での生活に疲れきっている人は、心身を回復させるために「田舎暮らし」を経験してみるのもよいかもしれません。
1.3安くて美味しい食べ物が手に入る
田舎には、安くて美味しい食べ物がたくさんあります。
場所によってはご当地ならではの野菜が食べられたり、都会には流通しない珍しい鮮魚を楽しめたりもするでしょう。
安さの秘密は、食料品の“輸送コスト”を大幅にカットできること。
農業、酪農、漁業などの第1次産業が盛んな田舎では、農家さんが直接野菜を売っていたり、無人販売所を設けたりしていることがあります。
新鮮な食べ物を安く、美味しく食べられるのは、田舎暮らしならではの特権です。
1.4生活コストを抑えられる
田舎は物価が安いため、住居費、光熱費、食費などの生活コストを抑えられます。
なかでも住居費は、都会より大幅な削減が期待できるでしょう。
総務省のデータによると、平成20年度の東京都の1か月あたりの家賃が「76,648円」なのに対し、和歌山県は「36,582円」でした。
引用元:総務省統計局
住居費が2倍以上も違うので、移住してからのコストを大幅にカットできることがわかります。たとえ家賃が同じでも、田舎は「部屋が広い」「部屋数が多い」などのメリットも。
都会より駐車場代も安いので、車の維持費も抑えやすいでしょう。
1.5子どもがのびのび成長する
田舎は自然が豊かで、子どもの遊び場が豊富です。
虫捕りや川遊びなど、外で自由に遊べる環境が整っているため、子どものストレスフリーな生活につながりやすいメリットがあります。
また、環境省によると自然に触れる体験が多い子どもは、そうでない子どもと比べて「自己肯定感」や「人間関係能力」が高いことがわかっています。
引用元:環境省
12歳ごろまでに自然体験を多くすることで、自己肯定感は21.2%、人間関係能力は25%もアップするとのこと。
大人になってからも大切なスキルが遊びながらに身につけられるのは、田舎ならではのメリットといえるでしょう。
1.6コミュニティを広げられる
田舎はお祭り、地域行事、ボランティア活動などの地域住民同士のつながりが濃く、コミュニティを広げやすい特徴があります。
お互いを支え合う文化が根付いているので、災害が起きた際もご近所同士で助け合い、老後も安心して暮らしていける点もメリットです。
「ご近所付き合いはほどほどに、自分のペースで暮らしたい」という人は、移住をする前に現地に足を運び、地域住民の暮らしを実際に観察してみるとよいでしょう。
1.7都会にはない仕事に就ける
田舎には、都会にはない次のような仕事があります。
- 農業
- 漁業
- 林業
- 古民家カフェ
- 民泊・ゲストハウス
- 伝統工芸職人
- 地域おこし協力隊 ……など
なかでも、農業、漁業、林業などの第1次産業は、広大な自然が広がっている田舎ならではの仕事です。
例えば「林業」は、安全のために太陽が昇っている時間にしか作業ができないため、日暮れとともに帰路につきます。
基本的に残業もないため、仕事のあとは自分だけの時間です。
このように、田舎は都会に比べて“自然と触れ合う仕事”の選択肢が豊富にあります。
「田舎で自分に合う仕事を見つけたい」人は、ぜひ下記の記事も参考にご覧ください。
▶︎関連記事:田舎暮らしにおすすめの仕事12選!自然や人と触れ合いながら自分らしく働こう
1.8起業にチャレンジできる
起業にチャレンジしやすいのも、田舎暮らしのメリットの1つです。
田舎は都会に比べて物価が安いため、人件費や家賃などのコストをカットできます。
地域の発展や移住者の支援を目的として、自治体の支援制度が豊富にあることも、田舎で起業にチャレンジしやすい理由の1つです。
さらに、田舎での起業は都会に比べてライバルが少ないため、一定の顧客を確保しやすいメリットもあります。
地域のニーズに合うサービスを展開すれば、安定した収益確保が期待できるでしょう。
1.9自治体の支援制度が受けられる
近年の国や自治体は、都心に集中した人口を地方に分散させるために、次のような支援制度を設けています。
- 移住支援金
- 就職支援金
- 起業支援金
- 家賃補助制度 ……など
上記のような支援制度を積極的に活用することで、地方移住のコストをぐっと減らせるでしょう。
具体的な支援制度は自治体によって異なるため、移住先を決める前に1度調べてみることをおすすめします。
2.田舎暮らしはデメリットしかないと言われる理由
「田舎暮らしはデメリットしかない」「地方移住は絶対にやめとけ!」などのネガティブな言葉を聞いて、移住に消極的になってしまっている人もいるでしょう。
たしかに、多くのメリットがある田舎にも、なかには次のようなデメリットがあります。
- 給料が安い
- 就職先がない
- 虫が多い
- 車がないとキツい ……など
田舎は都会に比べて給料が低めですが、そのぶん物価が安いため、生活が苦しくなることはあまりありません。
就職先に関しても、田舎ならではの“自然と触れ合う仕事”に就くことで、都会では味わえなかった「達成感」や「暮らしの余裕」を感じられるケースもあるでしょう。
このように、田舎にあるデメリットは、住む地域や暮らし方などによって捉え方が大きく変わります。
「田舎はデメリットしかない」という言葉だけを鵜呑みにせず、自分が住みたい地域の特徴を、公平な目で見極めることが大切です。
▶︎関連記事:田舎暮らしはデメリットしかない?移住の後悔やストレスを回避する3つのポイント
3.田舎で豊かな生活を手に入れる4つのポイント
最後に、田舎で豊かな生活を手に入れる4つのポイントを紹介します。
自分にぴったり合う場所を探せるように、移住先を選ぶ際はぜひ頭の隅に入れておいてください。
3.1老後も暮らしたい場所に移住をする
移住先を決める際は「子育てが落ち着いたあと、自分らしいセカンドライフを送れる場所か?」を自問自答してみましょう。
田舎暮らしには「老後も安心して暮らせる」メリットがあります。
都会に比べて地域とのつながりが濃いため、老後も孤独を感じにくいのです。
老後もその地域でずっと暮らしていきたいと考えている場合は、次の5つの項目を忘れずにチェックすることが大切です。
- 虫の多さは問題ないか?
- 家畜臭などの臭いは問題ないか?
- 近くに病院はあるか?
- 車がなくても生活できるか?
- ご近所付き合いの濃さは自分に合っているか?
病院が近くにない地域では、出張診療があるかどうかも調べておくと安心です。
高齢になると免許返納で車を運転できなくなる場合もあるため、その点も加味して選ぶとよいでしょう。
3.2移住先の環境をしっかりリサーチする
移住先選びで何よりも重要なのが「自分に合っている環境かどうか」です。
海好きな人が山の近くに住んでも楽しくないし、人付き合いが好きな人が限界集落に住んでも明るくなれません。
「安く住めそうだから」「田舎っぽいから」と適当に選ぶのではなく、次のような項目をしっかりリサーチしてから、後悔なく移住に踏み切りましょう。
- 家賃相場に見合う物件か
- 家族がのびのび暮らせる物件か
- 近くにスーパー・コンビニはあるか
- 公共交通機関の本数・場所はどうか
- 子どもが通える学校はあるか
- 医療機関は充実しているか
- どの支援制度を活用できるか
- ご近所付き合いの密度はどの程度か
- 災害の危険性はどの程度か
- 気候が自分に合っているか
- 自分に合う仕事はあるか ……など
これらの基本的な情報は、ネットであらかた調べられます。
ただし、「ご近所付き合い」や「気候」などの“肌感”を大切にするものは、現地で直接リサーチしておくとギャップが少なく安心です。
可能であれば、夏と冬の2回に分けて現地を訪れてみましょう。
3.3移住をする前に仕事を探す
田舎は都会に比べて求人数が少ないため、移住をする前に仕事を見つけておくことのが理想的です。
先に仕事を見つけておくことで、貯金が減っていく不安から早めに解消されます。
転職先を探す際は、次の3つの項目を忘れずにチェックしましょう。
- 生活費を十分に稼げるか
- 雇用の見込みはあるか
- 自分に向いているか
「田舎ならではの仕事がしたい」「今と生活をガラッと変えたい」という人は、地方で需要が高い農業、林業、漁業などの仕事がおすすめです。
なかでも林業は、複数の林業会社で働く「マルチフォレスター」や、1週間の内の数日だけ副業ができる「週末林業」のような柔軟な働き方もできます。(※林業会社によります)
マルチフォレスターは林業以外の職種に就くことも可能なため、憧れの古民家カフェを運営しながら、週2〜3日ほど自然のなかで林業をする働き方も実現可能でしょう。
逆に、住み込みでガッツリ働ける林業会社もあります。
先に林業の就職先を決めてから、自分に合う地域かどうかリサーチしてみるのもアリです。
▶︎「マルチフォレスター」について知る
▶︎「週末林業」について知る
3.4自治体の補助金・支援制度を活用する
多くの自治体では、次のような「移住者向けの支援制度」が設けられています。
- 家賃補助
- 住宅購入支援金
- 移住支援金
- 就職支援金
- 起業支援金
- 事業補助金 ……など
住宅購入においては、住居や土地を無償で支給してくれる自治体もあります。
マイホームを夢見ている人にとって、田舎への移住は実に魅力的な選択肢の1つです。
また、自治体は支援制度を設けているだけでなく、移住希望者向けのイベントやセミナーも開催しています。
都心に移住希望者向けの相談センターを設けている自治体もあるので、自分のライフスタイルに合う制度を見つけて、積極的に活用してみましょう。
4.まとめ
田舎暮らしには、都会にいたままでは叶わないさまざまなメリットがあります。
地方移住には何かとお金がかかりますが、自治体の支援制度をうまく活用すれば、家族全員で豊かなスローライフを送れるでしょう。
とくに、都会での仕事に疲れていたり、子育てを終えてセカンドライフを楽しんだりしたい人にとって、田舎暮らしは魅力的な選択肢の1つです。
ゆっくりと自分の時間を持ちたい人も、まずは田舎で働ける自分にぴったりの仕事を見つけて、金銭面の不安なく地方移住を叶えてくださいね。