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高知移住を検討する方へ|自然豊かな土佐の国の魅力やおすすめ都市を紹介
高知県は、四国の南部に位置しています。
豊かな自然と独自の文化が魅力的で、年間を通して温暖なため、移住先としても人気の地域です。
また農業や林業・観光にも適し、自然や歴史を感じられる場所が多く、のびのびと暮らしたい方にピッタリの場所ですよ。
この記事では、高知県の魅力や移住支援制度、おすすめの都市などを紹介します。
高知県への移住を検討している方は、参考にしてくださいね。
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- 目次
- 高知県について
1.1高知県の基本情報
1.2高知県移住支援ポータルサイト- 高知県内のおすすめ都市と移住支援
2.1高知市
2.2室戸市
2.3四万十市- 高知県が移住先として人気の理由4つ
3.1海と山と川に囲まれた豊かな自然
3.2美味しい食べ物
3.3都会と田舎のいいとこどり
3.4移住支援が充実- 高知県のデメリット|移住前の注意点
4.1仕事の選択肢が少ない
4.2.収入減の可能性もある
4.3.アクセスが不便- 高知移住は2段階移住がおすすめ
- まとめ
1. 高知県について
まずは、高知県の基本情報から見ていきましょう。
1.1 高知県の基本情報
高知県の基本情報について紹介します。
都道府県名 | 高知県 |
所在地 | 四国地方 |
人口 |
約66万人(2024年8月時点) |
面積 |
約7,102㎢ |
県庁所在地 |
高知市 |
隣接県 | 愛媛県・徳島県 |
- 北は四国山地、南は太平洋に面しており、海と山の両方の魅力を楽しめます。
- 四万十川や仁淀川といった清流、室戸岬や足摺岬などの絶景スポットや豊かな自然環境がいっぱいです。
- カツオのたたきや土佐酒といった郷土料理など、新鮮な海の幸と山の恵みを存分に感じられます。
- 「よさこい祭り」発祥の地としても有名で、毎年8月に開催される祭りに県内外から100万人以上の観光客を集める一大イベントがあります。
- 坂本龍馬の故郷として多くの観光客が訪れる地域です。
1.2 高知県移住支援ポータルサイト
高知県は、移住を考えている方のために「高知家で暮らす。」という移住支援ポータルサイトを運営しています。
サイトでは、高知県の各市町村の特徴や支援制度・仕事情報・住まい情報などが詳しく紹介され、移住検討者にとって心強い味方です。
「高知家移住促進事業」では、移住体験ツアーや空き家バンク・就職支援など、移住のプロセスを総合的にサポートしてくれます。
また「高知暮らしフェア」や「移住相談会」といったイベント情報も掲載。
イベントに参加することで、高知県の魅力を直接体感したり、先輩移住者の生の声を聞くことも可能です。
高知県では、一定の条件を満たす方に最大で100万円の移住支援金が支給されます。
他にも起業支援や継業・事業継承支援など、さまざまな支援制度が用意されています。
詳しい内容は、ポータルサイトをご覧くださいね。
▷参考:高知家で暮らす。
2.高知県内のおすすめ都市と移住支援
高知県では、県の支援制度だけでなく各市町村でも移住支援制度が充実しています。
ここからは、高知県内から厳選して3つの都市を紹介します。
- 高知市
- 室戸市
- 四万十市
それぞれ見ていきましょう。
2.1. 高知市
高知市は、高知県の県庁所在地であり中核市です。都会と田舎の両方の魅力を持ち、県内で最も都市機能が整っているので、移住先としておすすめの地域です。
病院や学校などの施設や商業施設も充実。駅や高速道路なども通り、アクセス良好なのも魅力ポイントです。
高知市では、移住経験者が隊員となっている「高知市よさこい移住応援隊」によって、移住を希望する方の不安や心配ごとなどの解消に向けた相談やアドバイス、移住後の日常的な相談やフォローアップをしてくれます。
また「お試し滞在施設」制度もあり、格安で高知市での生活を体験可能です。
さらに「三世代同居等Uターン支援」や「起業支援」、「空き家バンク」や移住後の生活をサポートする制度も豊富に用意されています。
▷参考:こうちらいふ|高知市で暮らす高知市移住支援サイト
2.2.室戸市
室戸市は高知県最東端に位置し、太平洋に面しています。室戸岬や室戸ジオパークなど、雄大な自然が魅力です。漁業や農業が盛んで、新鮮な海の幸や山の幸を楽しめます。
室戸市は、自然を活かしたライフスタイルを求める方に魅力的な都市です。電車の駅や高速道路は室戸市内にはありませんが、学校やスーパーなどはあるため安心でしょう。
室戸市では「空き家バンク制度」や移住の際に引越し業者を利用し荷物などを運搬した場合に補助される「引越し費用補助金」、「家賃補助」などもあります。
さらに、産前から受けられる「子育て支援」や「就業支援」なども充実しています。詳しい内容は、移住公式サイトをご覧くださいね。
▷参考:田舎暮らしは高知県室戸市で!移住支援・田舎暮らし情報館
2.3. 四万十市
四万十市は、高知県西部に位置する市です。高知市からは車で2時間ほどの距離にあります。
「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川が有名で、原生林が点在する山々、高南台地など山と海の豊かな自然環境が魅力です。
夏には、四万十川でカヌーやラフティングなどのアウトドアアクティビティも人気があり、多くの観光客でにぎわっています。
四万十市の移住支援は「NPO法人四万十市への移住を支援する会」が、四万十市役所と連携してサポートしています。
四万十市では、1か月〜3か月の短期滞在による「お試し住宅」を利用して、実際に生活体験が可能です。
また空き家情報の掲載や、相談窓口も用意されていますので、積極的に活用しましょう。
▷参考:四万十暮らし | NPO法人四万十市への移住を支援する会
3. 高知県が移住先として人気の理由4つ
ここでは高知県が移住先として人気の理由を、4つ紹介していきます。
3.1. 海と山と川に囲まれた豊かな自然
高知県の最大の魅力は、何と言っても豊かな自然環境です。北は四国山地、南は太平洋に面し、四万十川や仁淀川といった清流もあるため、海・山・川のすべての魅力を楽しめます。
室戸岬や足摺岬などの絶景スポットでは、雄大な太平洋の景色を楽しめます。また四万十川や仁淀川では、カヌーやラフティングなどのアウトドアアクティビティも人気です。
さらに、高知県は日本一の森林率を誇ります。豊かな森林は空気をきれいに保ち、心身をリフレッシュさせてくれます。
自然に囲まれた環境で暮らすことで、都会のストレスから解放され、心豊かな生活を送れることでしょう。
3.2. 美味しい食べ物
高知県は「食」の宝庫としても知られ、海の幸・山の幸がともに豊富で新鮮な食材を使った郷土料理が数多くあります。
とくに「カツオのたたき」は代表的です。「皿鉢料理」も有名で、祝い事や宴会の際によく食べられています。
高知県では農業が盛んに行われており、文旦やショウガ・ナス、シシトウなどの収穫量も多いです。さらに土佐酒も全国的に評価が高く、地元の食材と相性抜群です。
美味しい食べ物を通して、地域の文化や歴史を感じられます。
3.3 都会と田舎のいいとこ取り
高知県は、都会的な便利さと田舎ののどかさを両立できる地域です。高知市では、デパートやショッピングモール、映画館などの都市機能が集約。日常生活に必要な買い物やサービスはほとんど揃っています。
一方で、高知市から少し離れた地域では、豊かな自然に囲まれ静かな暮らしを送れます。
高知県は比較的コンパクトな県なので、都市部と自然豊かな地域の行き来も可能です。平日は高知市内で働き、週末は近郊の自然の中でリフレッシュするといった生活スタイルも送れますよ。
高知県では、都会の便利さと田舎の穏やかさの「いいとこ取り」ができる、バランスの取れた生活を送るのにおすすめです。
3.4 移住支援が充実
高知県が移住先として人気の1つに、充実した移住支援制度があります。県と各市町村が連携して、移住希望者をサポートしているのも特徴です。
移住支援だけでなく就労支援、移住に伴う交通費などの補助なども充実しています。
農業・林業・漁業への就労だけでなく、起業や事業承継の支援などにも力を入れていますよ。
移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」では、高知県や各市町村の魅力や支援内容など詳しく掲載されていますので、ぜひチェックしてください。
4.高知県のデメリット|移住前の注意点
高知県は、移住先として魅力いっぱいの地域です。しかし、移住する前に注意しておく点もいくつかあります。
ここでは、3つのデメリットを紹介します。
- 仕事の選択肢が少ない
- 収入減の可能性がある
- アクセスが不便
それぞれ解説します。
4.1.仕事の選択肢が少ない
高知県への移住を考える上で、注意すべき点の1つが仕事の問題です。高知県は人口約66万人と、全国的に見ても人口の少ない県の1つです。そのため、都会と比べると仕事の選択肢が限られてしまう可能性もあるでしょう。
高知県は農林水産業や観光業が中心という特徴があり、農業や林業・漁業などに興味がある方にもおすすめです。
そして実は、世界を相手に活躍している企業や成長性の高い企業もあります。もし希望の仕事が見つからない場合は、起業や開業・伝統継承・事業承継のチャンスも可能です!
移住を考える際は、ご自身の職種や希望する働き方と照らし合わせて、検討し支援制度を利用するとよいでしょう。
4.2.収入減の可能性もある
高知県に限らず地方への移住の際は、収入が減る可能性もあります。
ただし地方では都会に比べて、物価が安い傾向にあるため、収入が減っても生活水準を維持することも可能ですよ。
高知県では、住宅費や食費などの生活費は都市部よりも安く抑えられる傾向にあります。
移住を考える際は、現在の収入と高知県での予想収入を比較し、生活費の違いも考慮に入れて判断することが大切です。
またテレワークを活用して都市部の仕事の継続や起業・副業を持つなど、収入を補う方法も検討してみるのもよいでしょう。
4.3.アクセスが不便
交通アクセㇲが不便という点もあります。高知県は主要都市から距離があるため、交通の便がよいとはいえません。
高知県には新幹線が通っていないため、東京や大阪などの大都市から高知に行く場合、飛行機か特急列車の利用が必要です。
また県内の移動は、公共交通機関が通っていない地域もあるため、自家用車がないと移動が難しいでしょう。
移住を検討する際は、自分のライフスタイルや仕事のスタイルと照らし合わせて、交通アクセスについても検討するとよいでしょう。
5.高知移住は二段階移住がおすすめ
高知県では、都会から地方への移住をスムーズに進める「二段階移住」をおすすめしています。
2段階移住とは、比較的都市部である高知市に移住・滞在し(一段階目)、自分に合った移住場所を見つけて、最終的に移住(二段階目)する方法です。
二段階移住の魅力は、いきなり地方に完全移住することに不安を感じる方や、どの地域に住もうか迷っている方に、段階的な移住が可能になる点です。
支援内容は、一段階目となる高知市へのお試し移住費用の補助や、段階目の移住先を探すためのレンタカー代を補助する制度もあります。
支援利用には申請が必要となりますので、詳しくはホームページをご覧ください。
▷参考:こうち二段階移住 ~愛のある移住のかたち~
6.まとめ
高知県は豊かな自然や美味しい食べ物、都会と田舎のバランス、充実した移住支援など多くの魅力があります。しかし仕事の選択肢の少なさや収入減の可能性、アクセスの不便さなど、考慮すべき課題もあります。
移住を成功させるには、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自分のライフスタイルや価値観に合っているかを見極めることです。
高知県内には今回紹介した地域以外にも、移住支援の充実している地域が多くあります。
県や各市町村が提供している移住体験プログラムなどの支援を上手に活用して、実際に現地で生活を体験してみることで移住先を決定するとよいでしょう。
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高知県は日本一の森林率を誇り、林業が盛んに行われています。自然に囲まれた環境で、林業の仕事をしたいと考えている方は、ぜひご活用ください。
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