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田舎暮らしはデメリットしかない?移住の後悔やストレスを回避する3つのポイント
「田舎暮らしはデメリットしかないからやめとけ!」
このように言われて、田舎暮らしを始めたい気持ちが小さくなっていませんか……?
たしかに、田舎暮らしにはいくつかデメリットもあります。しかしデメリットばかりではなく、田舎暮らしだからこそ味わえる喜びがたくさんあることも事実です。
そこで今回は、田舎暮らしのデメリット8つと、移住の後悔・ストレスを回避する3つのポイントをご紹介します。
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- 目次
- 「田舎暮らしはデメリットしかない」と言われる8つの理由
1.1就職先がない
1.2給料が安い
1.3虫が多くて大変
1.4庭の手入れが大変
1.5車がないと生活できない
1.6人付き合いが億劫
1.7休日やることがない
1.8出会いがない- 田舎暮らしの後悔・ストレスを回避する3つのポイント
2.1移住前に情報収集をする
2.2先に仕事を見つけておく
2.3田舎すぎない所に住む- まとめ
1.「田舎暮らしはデメリットしかない」と言われる8つの理由
それではさっそく「田舎暮らしはデメリットしかない」と言われる8つの理由をみていきましょう。
1.1就職先がない
田舎は都会に比べて、就職先が少ないデメリットがあります。そもそも人や会社の数が少ないため、選べる就職先も少ないのです。
しかし、田舎は都会と比べて、農業や林業などの「一次産業」が盛んなメリットがあります。自然と触れ合う仕事がしたい人は、田舎暮らしで就職先に悩むことは少ないかもしれません。
近年は在宅でできる仕事も増えているため、自分に合う仕事を探しながら移住先を見つけてみましょう。
▶︎関連記事:「自然が好きな人におすすめの仕事7選:自然を感じながら働く方法」
1.2給料が安い
田舎は都会と比べて、給料水準がまだまだ低い傾向です。
厚生労働省によると、都道府県別の最低賃金時間額は次のようになっていました。
引用元:厚生労働省
最低賃金時間額がもっとも高いのが東京、もっとも低いのが岩手です。時間額だけで220円もの差があるため、田舎暮らしでは理想の収入に届かないこともあるかもしれません。
しかし、次の3つに気をつければ、給料が低くても生活を圧迫せずに済むでしょう。
- 給料に見合う家賃の家を探す
- 移住する前に仕事を探す
- 仕事が途切れないように自分に合う仕事を見つける
とくに2つ目の「移住をする前に仕事を探す」は、生活面だけでなく、メンタルの安定にとっても重要です。
田舎暮らしならではの仕事を見つけるのも「移住の醍醐味」なので、ぜひ楽しみながら探してみましょう。
1.3虫が多くて大変
虫が苦手な人にとって、田舎の虫の多さはデメリットに感じるかもしれません。
田舎は都会と比べて草木が豊かなため、都心では見なかったような虫に遭遇することがあります。とくに春・夏は虫が活発になる時期で、虫が苦手な人は気苦労も多いでしょう。
虫が苦手な人は、玄関や庭先に何かしらの対策をして、虫が家に侵入してくるのを防ぎましょう。ご近所さんと仲良くなって、さまざまな虫対策を聞いてみるのもよいかもしれません。
1.4庭の手入れが大変
田舎は土地が広いぶん「庭の手入れが思っていたより大変……」というデメリットがあります。とくに広い庭付きの家は、定期的に手入れをしないと簡単に荒れてしまうでしょう。
荒れた草木をそのままにしておくと、新たに雑草が生えたり、害虫が発生したりする場合があります。「雑草にはあまり触りたくない」「少しでも虫が発生しない家に住みたい……」人は、庭がない家を選んだほうがよいかもしれません。
しかし、毎日丁寧に庭の手入れをしていると、自然の美しさに心が癒されたり、庭自体にだんだん愛着が湧いてきたりもします。
誰かに自慢したくなるような庭づくりができると達成感も味わえるので「田舎ならではの趣味がほしい」人は庭付きの家も検討してみましょう。
1.5車がないと生活できない
田舎は公共交通機関が少ないため、いざ買い物に行くときに車がないと不便です。
徒歩圏内にコンビニやスーパーがない田舎も多いため、気軽に買い物に行きたい人は田舎暮らしをデメリットに感じるかもしれません。
しかし逆に言うと、車さえあれば買い物も通勤も楽にできます。
大量の荷物を自分の手で持ち運ぶ必要もないため、むしろ外出が楽になることもあるかもしれません。
「将来は絶対に田舎で暮らしたい!」という人は、先に車の免許を取っておくと快適に田舎暮らしをスタートできるでしょう。
1.6人付き合いが億劫
田舎は想像より、人間関係が濃くなりがちです。都会暮らしのときよりご近所さんとの交流が増えたり、地域イベントへの参加が増えたりします。
そのため、都会での人間関係に疲れて「田舎で静かに暮らしたい……」という人は、最初イメージとのギャップに戸惑うことがあるかもしれません。
しかし、田舎でご近所さんと仲良くなると、万が一何かトラブルがあった際に助けてもらえることが増えます。
大規模な震災が起きたときも助け合えるので、単身で田舎暮らしを始める人にとってはむしろ安心材料といえるでしょう。
1.7休日やることがない
休日にイベントやショッピングを楽しんでいた人は、田舎暮らしを始めて「休日にやることがない……」とデメリットに感じるかもしえません。
田舎は都会に比べて、ショッピングモールやカラオケなどの娯楽施設が少なく、休日にやることがあまりありません。芸能や娯楽関係のイベントも少ないので、外出する機会が減る人もいるでしょう。
田舎の休日は、たとえば海に釣りに行ったり、自宅に畑をつくったりなどができます。
都会とは違う魅力を楽しめる人は、田舎でも十分充実した生活が送れるでしょう。
1.8出会いが少ない
田舎暮らしには「出会いが少ない」デメリットがあります。
人口が少ないうえに、高齢化が進んでいるためです。
恋人や結婚相手だけでなく、はじめは友達をつくるのも苦労するかもしれません。
田舎暮らしは新たな出会いを求めるより、自分の理想のライフスタイルを実現する目的のほうが向いています。
どうしても出会いを求める人は、田舎と都会の間にあるほどよい場所に移住するとよいでしょう。
2.田舎暮らしの後悔・ストレスを回避する3つのポイント
ここからは、田舎暮らしのデメリットを回避する3つのポイントをご紹介します。
- 移住前に情報収集をする
- 先に仕事を見つけておく
- 田舎すぎない所に住む
それぞれ詳しくみていきましょう。
2.1移住前に情報収集をする
「田舎に住むぞ!」と決めたら、移住前に過剰なくらい情報収集をしましょう。
移住をした後で「やっぱり田舎暮らしは無理かも……」と思っても、そこからすぐに引越しをするのは難しいためです。
近年は移住専門の情報サイトや、移住体験をサポートしてくれる自治体が増えています。ネットであらかた情報を入手したら、移住したい田舎に実際に足を運んで、何日か泊まってみるとよいでしょう。
さらに、実際にそこで暮らしている住民と話ができると、その地域ならではの耳寄りな情報が聞けることもあります。
ネットに落ちていないリアルでホットな情報は、実際に足を運んだ人だけが得られる貴重なものです。
余裕があれば積極的に足を運んで、自分が納得して住める田舎を探してみましょう。
2.2先に仕事を見つけておく
「田舎暮らしを始めてみたものの、仕事が見つからず生活が困難になってしまった……」というのはよくある話です。
そのような経済的・メンタル的な不安は、先に仕事を見つけておくことで払拭できます。
田舎の仕事は、次のような媒体で見つけてみましょう。
- ハローワーク
- 就職・転職サイト
- 企業のホームページ
- 自治体のホームページ
- 地域おこし協力隊
- 友人・知人に聞く
もっとも手軽なのは、ネットで仕事を探す方法です。
さまざまな探し方がありますが、就きたい職業が決まっている場合は「地域×職業」で検索してみるとよいでしょう。
就労支援サポートを実施している地方自治体もあるので、自治体や企業のホームページをチェックして、直接応募するのもおすすめです。
2.3田舎すぎない所に住む
田舎暮らしに不安がある人は、田舎すぎない所に住むことをおすすめします。
一言に「田舎」といっても、その田舎具合はさまざまです。
- まわりに田んぼしかない
- まわりに海しかない
- 公共機関が少なく家のまわりに何もない
- 駅まではかなり遠いが、家の近くにコンビニがある
はじめての田舎暮らしなら、最初は都市に近い田舎(地方都市)を選ぶのがおすすめです。
就職先が豊富だったり、車がなくても生活できたりするメリットがあります。
はじめはそのように、少しずつ地方ならではの人付き合いや過ごし方などを模索していきましょう。最終的に自分の理想の田舎暮らしを叶えるために、まずは「ちょうどいい田舎」を探してみると安心です。
3.まとめ
「田舎はデメリットしかない」と言われることもありますが、一概にそうとは言い切きません。
都会にはない就職先が選べたり、広い庭の手入れを楽しめたりといったメリットもたくさんあります。
ぜひ「田舎暮らしをしてみたい」という気持ちを大切に、移住への一歩を踏み出してみてください。
また、もし林業へ興味がある人は、林業専門の求人サイト『RINDO』をお仕事探しに活用してみてくださいね。