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2024.07.11 移住情報

「田舎暮らしはやめとけ」10個の理由!移住の失敗を減らすポイントを5つ紹介

「田舎暮らしはやめとけ!」と言わると不安になりますよね。この記事では、「田舎暮らしはやめとけ」と言われる理由を10個紹介します。

移住を失敗させないポイントも5つ紹介するので、田舎暮らしが不安な方はぜひ参考にご覧ください。

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  • 目次
      1. 「田舎暮らしはやめとけ」の10個の理由
        1.1交通が不便
        1.2娯楽が少ない
        1.3虫が多い
        1.4電波状況が悪い
        1.5対人関係が億劫
        1.6子育てがしにくい
        1.7意外と忙しい
        1.8テレビが見られない
        1.9都会より給料が安い
        1.10仕事の選択肢が少ない
      2. 田舎暮らし(移住)の失敗をなくす5つのポイント
        2.1移住目的を明確にする
        2.2移住者の体験談を見てみる
        2.3短期で移住体験をしてみる
        2.4仕事を確保する
        2.5家族とよく話し合う
      3. まとめ

1. 「田舎暮らしはやめとけ」の10個の理由

田舎暮らし

田舎の風景

それではさっそく、「田舎暮らしはやめとけ」と言われる理由を10個紹介します。

1.1交通が不便

田舎は都会に比べて公共交通機関が少なく、「交通が不便」と感じることがあります。
場所によっては、電車やバスを1本逃すと30分〜1時間ほど待つこともあるでしょう。

しかし、田舎は車で移動する人が多いぶん、満員電車に乗ることはほぼありません
都会の喧騒から離れてのんびり電車に揺られたい人は、交通の不便さもむしろ心地よく感じるでしょう。

1.2娯楽が少ない

田舎は次のような娯楽施設が少ないため、遊ぶ場所が限られてしまいます。

  • 映画館
  • カラオケ
  • ゲームセンター

また「ライブやイベントに気軽に行けない」「本や漫画が発売日に買えない」など不満の声もあります。娯楽施設での遊びやライブ・イベントなどが趣味の人は、田舎暮らしを窮屈に感じるかもしれません。

ただし、田舎ならではの娯楽を見つけてみるのも“移住の醍醐味”と言えます。

庭で大規模なDIYをしたり、家庭菜園を始めてみたり。都会でゆっくりできなかったことに挑戦できるのは、田舎暮らしならではの娯楽です。

1.3虫が多い

田舎は自然豊かなぶん、虫がたくさんいます
とくに春〜夏は虫が多いため、苦手な人にとっては辛い状況となるでしょう。

たとえば畑や森がたくさんある田舎では、次のような虫問題が起こりえます。

  • 窓を開けっぱなしにできない
  • 車に虫が当たって汚れる
  • バイク移動で虫にぶつかって痛い
  • 玄関やベランダに蜂の巣が作られる

田舎度合いにもよりますが、田舎暮らしを始めるなら虫対策は必要です。

しかし「子どもと一緒にクワガタやカブトムシが見たい」という人は、お子さんと一緒に田舎ならではの遊びをエンジョイできるでしょう。

1.4電波状況が悪い

田舎は通信範囲から外れて、電波状況が悪くなることがあります。

スマホやパソコンを使う人はもちろんのこと、田舎でリモートワークをする予定の人は移住前に通信環境をチェックしておくことが大切です。

しかし、最近は田舎でも通信環境が改善されてきている傾向があります。

普通に生活するには困らない場所も多いので、移住先の候補が狭まる心配は少ないでしょう。

1.5人間関係が億劫

田舎は人口が少ないため、人間関係が濃くなりやすい傾向があります

物理的にも精神的にも人との距離が近いため、プライバシーを大切にしたい人にとって、田舎暮らしはやや窮屈に感じるかもしれません。

ただし、人間関係の悩みは都会でも田舎でも尽きることはありません。むしろ田舎暮らしでは、1度仲良くなると野菜を分けてくれたり、困ったときに助けてくれたり嬉しいこともあります。

プラスの人付き合いになることも十分にあり得るので、新たな交流を広げたい人は思い切って移住してみるのも良いでしょう。

1.6子育てがしにくい

田舎は次のことが原因で「子育てが大変だな……」と思うことがあります。

  • 学校が遠い
  • 保育園が遠い
  • 習い事がない
  • 近くに病院がない

とくに子どもが熱を出したときは、車がないとすぐに病院に連れていけません

塾やプールなどの習い事を積極的に取り入れたいご家庭も、田舎だとなかなかスムーズにいかないでしょう。

ただし、大自然のなかで子どもがのびのび遊べるのは、田舎暮らしならではの特権です。
習い事があまりない代わりに、自然からたくさんのことを学べます。

1.7意外と忙しい

田舎暮らしは次のようなことで、意外と忙しくなります。

  • 冬場に毎日雪かきをする
  • 遠くのスーパーへ買い物に行く
  • 家や庭を定期的に手入れする
  • 地域の行事に参加する

雪かきや庭の手入れなどは、怠ると生活が困難になることもあるでしょう。
逆にこのような手入れを楽しめる人は、田舎暮らしをポジティブに楽しめるはずです。

1.8テレビが見られない

関東エリアで映る番組が、田舎では映らないことがります。

目当ての番組が2〜3週間遅れで放送されたり、よくある「一部エリアでは放送されません」のエリアに当てはまったりすることがあるでしょう。

しかし最近は、サブスク型の動画配信サービスが充実していることもあって、都会とのテレビ格差は埋まりつつあります
なかには実家に録画をお願いして、悩みを解決する人もいるようです。

1.9都会より給料が安い

都会に比べて、田舎は給料が安い傾向があります。
厚生労働省が発表している、令和5年度の最低賃金(一部)は以下のとおりです。

都道府県別の最低賃金

都道府県別の最低賃金(1)

都道府県別の最低賃金

都道府県別の最低賃金(2)

引用元:厚生労働省

最高賃金は東京の1,113円で、最低賃金は岩手の893円です。

東京とは200円以上も差がある地域が多いため「田舎でバリバリ稼ぎたい!」人は理想とのギャップを感じるでしょう。

1.10仕事の選択肢が少ない

田舎は仕事の選択肢があまり多くありません
都会に比べて求人数も少ないため、人気の求人は競争率もあがってしまうでしょう。

ただし、農業・林業・漁業といった「第一次産業」は、むしろ都会より盛んにおこなわれています。

人手不足で新規就業者の需要も高いため、「自然と関わる仕事がしたい」人には狙い目です。

2.田舎暮らし(移住)の失敗をなくす5つのポイント

田舎暮らしをする家族

田舎暮らしをする家族

田舎暮らしを失敗しないためには、次の5つのポイントを押さえることが大切です。

  • 移住目的を明確にする
  • 移住者の体験談を見てみる
  • 短期で移住体験をしてみる
  • 仕事を確保する
  • 家族とよく話し合う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.1移住目的を明確にする

田舎暮らしを失敗しないためには、「移住目的を明確にする」ことが大切です。
自然を満喫したいのか、都会と田舎の両方の良さを感じたいのかでは、適した移住先が異なります。

古民家で自給自足の暮らしを満喫したいなら、山や川などの自然が豊かな田舎へ。
都会とさほど変わらない生活を送りたいなら、田舎と都会の両方の良さがある地方都市への移住がおすすめです。

「自分はこれからどんな人生を送りたいのか」を考えて、自分の理想に合う田舎を探してみましょう。

2.2移住者の体験談を見てみる

移住者の実際の体験談を見てみるのはとても有効です。
たとえば、内閣府総合サイト「地方創生」には、各地に移住した方のインタビューが多数掲載されています。

移住者のインタビュー

移住者のインタビュー

引用元:内閣府総合サイト「地方創生」

移住者のリアルな声を知ることで、移住に関して抱いていた不安が解消されるかもしれません

実際に「ここに住んでみたい」と思う場所もイメージしやすくなるので、興味がある人はぜひ目を通してみてください。

2.3短期で移住体験をしてみる

住みたい田舎が見つかったら、短期で移住体験をしてみるのもおすすめです。

1週間ほど暮らしてみて、どのような場所か、交通はどうか、住民の様子はどうかなどをチェックしてみましょう。

短期移住のやり方がわからない人は、高知県が実施している「二段階移住(すてっぷ移住)」のようなサポートを受けるのがおすすめです。

二段階移住(すてっぷ移住)

二段階移住(すてっぷ移住)

引用元:こうち二段階移住

「二段階移住(すてっぷ移住)」は、まず都市部である高知市に移住をして、最終的に「ずっと住みたい」と思える場所を見つける移住方法です。対象者には補助金も用意されています。

短期移住に興味がある人は、住みたい田舎にこのようなサポート制度があるかチェックしてみましょう。

2.4仕事を確保する

田舎は仕事の選択肢が少ないため、不安を払拭するには先に仕事を確保しておくのがおすすめです。

なかには移住者向けの就職支援をしている自治体もあるので、そこでどのような仕事があるか事前にリサーチしておきましょう。

たとえば、地方人材還流促進事業「LO活-Local +就活」では、各自治体が実施している次のような支援事業を検索できます。

  • 交通費補助
  • 職業訓練
  • 住宅・転居支援
  • 就職・移住支援 ……その他

地方で開催されるインターンシップや移住・就労体験事業についても確認できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

2.5家族とよく話し合う

家族で移住する場合は、家族の意見も大切にしましょう
とくに子どもがいるご家庭は、学校や習い事などの教育環境にも考慮して移住先を選ぶことが大切です。

家族全員が幸せな暮らしを送れるように、よく話し合って納得のうえで田舎暮らしを始めてみてください。

3.まとめ

「田舎暮らしはやめとけ!」という意見もありますが、田舎にしかない魅力はたくさんあります。

実際に田舎暮らしに魅力を感じているからこそ、移住を考えている人がほとんどでしょう。

そのような人はぜひ臆せず、今回紹介した「田舎暮らし(移住)の失敗をなくす5つのポイント」を押さえて、田舎暮らしの準備を始めてみてください。

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