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2024.07.05 移住情報

田舎に仕事ないは本当?地方移住でも仕事が見つかる7つのコツ

「田舎暮らしに憧れるけど、仕事が見つからなかったらどうしよう…」
田舎暮らしをしたくても、仕事の不安から一歩を踏み出せずにいる方は多いですよね。
しかし今、リモートワークの普及、地方創生の取り組みなどにより、田舎で働く選択肢は着実に増えています。
本記事では田舎の仕事の実態や仕事探しのコツを詳しく紹介。
「仕事探しに失敗して田舎暮らしが上手くいかなかった…」とならないように、事前にしっかり情報取集をしておきましょう!

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  • 目次
      1. 田舎に仕事ない?雇用状況の現実
         1.1データで見る地方の求人倍率
         1.2業界別の傾向
      2. 田舎は仕事ない?田舎の仕事の特徴
          2.1田舎の仕事3つのデメリット
          2.2田舎の仕事4つのメリット
      3. 田舎で仕事を見つける7つの方法
         3.1地域の求人サイトやハローワークの活用
         3.2. 都市圏でテレワーク・リモートワークを探す
         3.3. 農業や林業などの第一次産業への参入
        3.4観光業や地域振興に関わる仕事
        3.5地域おこし協力隊
        3.6起業・自営業
        3.7副業・複業の活用
      4. まとめ

1. 田舎に仕事ない?雇用状況の現実

田舎 仕事ない田舎への移住を考える上で、雇用状況の把握は重要ですよね。
ここでは統計データを基に、地方の求人状況や業種別の傾向を見ていきましょう。

1.1. データで見る地方の求人状況

まずは有効求人倍率の比較から見ていきます。

東京都は高い水準が続いていますが、大阪府は全国平均と変わらず、鳥取県や島根県の方が高くなっています。
この表を見ると、有効求人倍率に関しては都会か田舎かで大きく差がでることはなく、どこに住んでも求人の需要はあると言えますね。
有効求人倍率も1.0を超えているので、過度に心配する必要はないでしょう。

1.2. 業界別の傾向

では田舎ではどんな産業が盛んなのでしょうか?
ここでは業界別の傾向を紹介します。
ただし、住む地域によって状況は大きく異なります。
あくまで一般論として参考にし、田舎での職探しの可能性を探ってみましょう!

【第一次産業(農林水産業)】

  • 後継者不足により、新規就業者の需要が高い
  • 6次産業化の推進により、関連職種も増加傾向

※6次産業とは?
農業や漁業などの第一次産業と、加工業(第二次産業)、そして販売・サービス業(第三次産業)を組み合わせることで新たな付加価値を創出するビジネスモデルのこと。
たとえば、農産物の生産だけでなく、それを加工し(例:ジャムやジュースにする)、さらに直接販売する(例:直売所やオンライン販売)ことで、付加価値を高める。

【製造業】

  • 地域の特産品に関連する食品加工業などが安定している
  • 地方ならではの土地の広さを活かし、一部の地域では大企業の工場誘致もある

【サービス業】

  • 観光業が盛んな地域では需要が高い
  • 医療・介護分野は慢性的な人手不足が続いている

【IT関連】

  • テレワークの普及により、地方でも働ける環境が整いつつある
  • サテライトオフィス(※企業の本社や本拠地とは別に離れた場所に設置されているオフィスのこと)の誘致を進める自治体も増加している

【公務員・教育関係】

  • 地域の人口減少に伴い、採用数は減少傾向にある
  • 地域振興や教育分野では人手不足による需要あり

2. 田舎は仕事ない?田舎の仕事の特徴

田舎 仕事ない

都市部と地方とを比較すると、一般的には以下のような特徴があります。

業界や職種によっても変わるので一概には言えませんが、これらの要素を総合的に考慮し、「生活の質」も含めた上で判断すると良いでしょう。
ここからは田舎の仕事の特徴を、メリットとデメリットに分けて具体的に見ていきます。

2.1. 田舎の仕事の3つのデメリット

まずはデメリットから紹介します。

1.求人数の少なさ

田舎では都市部と比べて求人の絶対数が少ない傾向にあります。
そのため優良求人は競争率があがりますし、働ける職種にも限りが出てきます。
仕事探しにおいて「やりたい仕事の求人がない」というのは一番のストレスですよね。
自分がやりたい職種や働きたい企業がテレワーク可能か、地方に支店を置いていないか、事前に確認してみましょう。

2.中小企業の多さ

大企業は都市部に本社や支店を構えていることが多いです。
そのため田舎では、その地域に根差した中小企業や家族経営等の求人が増えます。
アットホームな反面、中には「仕事の評価基準が曖昧」といったデメリットがある企業も。
どちらが自分に合っているかは、実際に働いてみないと分からないというのが現実です。

3.若者の少なさ

地方は高齢化が進んでいる地域が多く、会社に若手が少ないです。
年代の差による「働き方」へのギャップが生まれ、働きづらさを感じることもあるでしょう。
経営者や周りのメンバーがどのような価値観で働いているか、事前に社風を確認しておく必要があります。

2.2. 田舎の仕事の4つのメリット

一方で、田舎には以下のようなメリットもあります。

1.ワークライフバランスが取りやすい

田舎ではプライベートを大切にしている人が多いです。
地域の行事なども盛んで、皆で支え合って生活しているため、「生活の中の一つに仕事がある」という認識です。
また田舎では都市部と比べて通勤時間が短く、自由な時間を多く取りやすい傾向にあります。
せかせかした都会から離れ、仕事とプライベートの区切りをしっかりつけたい方には、田舎暮らしは良い環境だと言えるでしょう。

2.生活コストが低い

田舎では都市部に比べ家賃も安く、生活費コストが低い傾向にあります。
ご近所付き合いが盛んな地域では、家で育てた新鮮な野菜をおすそ分けして頂くことも。
また田舎は土地が広いため、低価格で「庭付き一軒家暮らし」も叶います。
都市部より給与が低くても、十分な暮らしができますよ。

3.自然豊かな環境でストレス軽減

田舎は自然が豊かで静かな環境に囲まれているため、リフレッシュしやすく、ストレスを軽減できます。
特に農林水産業といった一次産業に携われば、体を動かしてリフレッシュしながら、人の役に立つ仕事ができますよ。
朝、日が昇ったら仕事に行き、暗くなる前に帰る。
人間本来の生活に戻ったようで、生活の充実度が増します。

4.満員電車からの解放

都会の生活でうんざりすることの一つとして「満員電車での通勤」がありますよね。
田舎では車通勤の人が多く、電車もそこまで混んでいません。
満員電車にストレスを感じている人は、田舎なら心に余裕ができますよ。

3. 田舎で仕事を見つける7つの方法

田舎 仕事ない

田舎での仕事探しには、都市部とは異なるアプローチが必要です。
ここでは田舎で仕事見つける7つの方法を紹介します。
これらのコツを活用して、田舎での仕事探しを成功させましょう!
田舎には都会にはない魅力がたくさんあり、「自分らしい働き方」を見つけることができるはずです。

3.1. 地域の求人サイトやハローワークの活用

地方での仕事探しの基本は、地域特化の求人サイトやハローワークの活用です。
これらのサイトには、地域密着型の求人情報が豊富に掲載されています。
特に地元企業や中小企業の求人が多く、地元の人々と直接接する機会が増えるため、地域に根付いた仕事を見つけやすくなります。
また、ハローワークでは職業相談や職業訓練のサポートも受けられるため、スキルアップしながら就職活動を進めることができます。

  • 地域限定の求人サイト:多くの自治体が運営する地域限定の求人サイトがあります。地元企業の詳細な情報を提供しています。
  • ハローワーク:対面でのきめ細かな相談が可能で、地域の隠れた求人情報を得られることも。
  • 地方新聞・広告の求人欄:地域に根ざした企業の求人が掲載されていることがあります。
3.2. 都市圏でテレワーク・リモートワークを探す

場所を問わない働き方は、田舎暮らしと相性が良いです。
都市圏でのテレワークやリモートワークを探すことで、地方移住後も安定した収入を得ることが可能です。
現在は多くの企業がテレワークを導入しているため、「都市部の企業で働きながら地方で生活するスタイル」は現実的な選択肢となりました。
求人サイトで「リモートワーク限定」で求人を探す、フリーランス向けのプラットフォームを利用する等、自分に合った仕事を見つけましょう。

3.3. 農業や林業などの第一次産業への参入

地方では農業や林業などの第一次産業が盛んです。
若手が不足しているので仕事が決まりやすく、国や自治体の助成金制度も充実していますよ。
また未経験からでも、就業支援制度や研修プログラムを利用してスムーズに参入できるので、心配する必要はありません。
現在、自然豊かな環境を求めて都会から移住する若者も多く、一次産業の可能性が注目されています。
せっかく田舎に移住するなら、雄大な自然に囲まれた「田舎でしかできない仕事」に就いてみてはいかがでしょうか。
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3.4. 観光業や地域振興に関わる仕事

田舎では、地域の魅力を活かした観光業や地域振興に関わる仕事も多く存在します。
たとえば、DMO(観光地域づくり法人)といった組織でのマーケティング、地域の特産品の販売や開発を行う企業での営業、空き家を活用した宿泊施設の運営などです。
地方自治体や観光協会が主催するイベントやプロジェクトに参加することで、地域の魅力を発信しつつ、地域活性化にも貢献できます。

3.5. 地域おこし協力隊

地域おこし協力隊は、最長3年間、地域協力活動に従事しながらその地域への定住・定着を図る制度です。
協力隊員として採用されると、地域の魅力発信やイベント企画、農業体験など様々な活動に参加できます。
給与や住居の提供もあるため、経済的な不安を軽減しながら地域に根付くことができますよ。

3.6. 起業・自営業

地方での起業や自営業も増えています。
特に地域の特産品や観光資源を活用したビジネスは成功しやすいです。
地域の特産品を活かした商品開発、オンラインショップの運営、きれいな水を活かしたカフェやパン屋の開業など、選択肢は様々。
また林業や農業の一次産業に何年か就いた後、独立起業するチャンスもあります。
田舎には安価な賃貸物件が多いので、初期投資を抑えられる点も魅力。
起業する際の補助金や低金利融資など、地方ならではの起業支援制度もありますので、上手く活用しましょう。

3.7. 複業・副業の活用

近年は一つの仕事だけでなく、複数の仕事を組み合わせる働き方も注目されています。
田舎では生活コストが低いため、副業でも十分に生活費を賄えるケースが多いです。
オンラインでの副業や地元企業との契約など、様々な方法で収入源を増やすことができますよ。

  • 週末林業:林業会社で週に数日のみ働く(日給対応の会社もあり)
  • オンラインの副業:本業の傍ら、クラウドソーシングで収入を得る
  • 地域貢献型の副業:地域の祭りの運営補助や、観光ガイドなど、地域に根ざした活動を副業として行う。

4.まとめ 田舎でも仕事ができる時代になった!

この記事では、田舎での仕事の現状と仕事探しのコツについて紹介しました。
弊社RINDOでは、林業会社の求人情報はもちろんのこと、企業の魅力や取り組み、移住先の情報なども幅広く発信しております。
田舎暮らしをしたい方にとって仕事の不安はつきもの。
その不安を軽減できるようなお手伝いができれば幸いです。
この記事を読んで少しでも「林業に興味を持った」という方は、経験者による無料LINE相談も受付中。どうぞお気軽にご相談くださいね。
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