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2024.05.12 インタビュー

【インタビュー】林業4年目| ㈱アーボプラス中井さんの想い「会社と共に成長し続ける。」

京都市内に拠点を置く株式会社アーボプラスは、特殊伐採や木材販売等で活躍している林業会社です。その社名の通り【アーボ(Arbor)樹木にプラス(Plus)価値を付加すること】を目指し、日々成長を続けています。アーボプラスの魅力は訓練を受けたプロの木こりたちによる特殊伐採。アーボプラスだからこそできる安全で効率的な特殊伐採で、地域の人々の暮らしを危険から守っています。今回はそのメンバーの一人である、入社4年目の中井さんにお話を伺いました。

 

インターンシップで実際に働いて、ここだと思った

―中井さんは京都の林業大学校から新卒で今のアーボプラスさんに入社されたそうですね。
林業の会社はたくさんありますが、その中でもアーボプラスさんに入社を決められた理由はなんですか?

中井皓さん(以下中井):僕が通っていた京都府立林業大学校は2ヶ月間のインターンシップ制度があって、1ヶ月間ずつ2つの企業に行かせて頂けるんです。
僕は特殊伐採に興味があったので、その時にアーボプラスともう1社行かせてもらって。 アーボプラスの方が起業したてでまだ会社が小さかったので、自分がより大きくしていく一員となれっていう事も含めて選びました。どんなチームなのかは実際に働いてみないと分からないので足を運ぶのは大事ですね。
あとは安全面に関してどれだけ重きを置いているか。特に特殊伐採においてはミスが許されない仕事でもあるので。
道具の形・木の破損状況・角度など、いろんな条件を理論的に組み上げて計画していくっていう作業に対して、アーボプラスは安全安心で、僕はそれが魅力に感じました。

―実際に入ってみてどうでしたか?

中井:やはりまだまだ若い会社なので自分の責任は持ちますけど。 その分より仕事として任せてもらえる点は大きいのかなと。なのでどんどん自分でやりたいとか、作業を任せて欲しいとかっていう方であれば、なおさら希望の仕事ができる環境だとは思いますね。
色々挑戦できたり経験を積んでいけたりするのは、小規模企業ならでは魅力です。

―そもそも中井さんが林業に就職しようと思われた理由はなんでしょうか?

中井:僕は父方の実家が大阪なんですが、小さい山を所有していまして。あと曾祖父が木こりをやっておりまして。理由としてはその二つが大きかったですね。
自分がその森林を将来的に相続したときに管理ができないと、家も危ないっていう思いがありました。
あとはやはり自然の中で働くことにすごく興味があった。
僕自身は都内で生まれて、 高校卒業まではずっと東京だったんです。
でも大阪に帰省した時に自然に触れ合う機会がものすごく多かったので、そこが 一番のルーツなのかなと思います。東京ではなかなか感じることができなかった、「森林に触れる生活」って良いなと思って。

アーボプラス

これぞプロの技。樹上作業をする中井さん

社員全員がプロ意識を持っている、成長し続けられる環境

―では次に会社のことについて詳しくお伺いします。
アーボプラスの代表・古原さんはどんな方でしょうか?

中井:アクティブであるのが一つ。あとはしっかり結果を残せばその分裁量を任せてくれますね。林業を広めていきたい、会社を大きくしていきたい、社会貢献していきたい、そのような思いが強い人です。
保守的というよりは、革新的。どちらかというとイケイケみたいな感じではありますね(笑)でもその行動にいつもしっかりとした知識や裏付けがあるので、そこは安心というか 信頼のおける社長です。

―なるほど。では御社はどんな雰囲気の会社ですか?

イメージ的にはほのぼのとした林業というよりかは 、カチッとした 若干 ホワイトワーカー的な要素があります。道具の管理に関してもしっかり場所が決まっていて。今までゆるい感じで馴染んでる方は、弊社は窮屈に感じてしまうかもしれない。でもその分危険に対する意識も高いです。特殊伐採は最悪命を失うこともある作業なので。確実な技術を身につけること、その為にしっかり学んでいくことは、社員全員が理解しています。相手がその意識を持っていないと、お互いに信頼して作業もできないので。危険意識を持ってお互いに学んでいく仕組みがきちんと組織内にできていますね。
あとは弊社は平均年齢が30歳を切るぐらいなので。活気溢れる職場ですね!

―会社の所在地は京都ですが、元々京都出身の方が多いですか?

中井:いえ、今うちの従業員で京都出身は一人かな。他はみんな他府県で何か別の業種やってたり、僕みたいにもともと他県に住んでたけど、京都府立林業大学に来てからうちに就職する上で京都に引っ越してきたって子もいて。京都の会社だけど、京都の方ばかりとか全くそういうのはないですね。

―そうなんですね。従業員は林業経験者が多い?それとも全く未経験の方もいらっしゃるんでしょうか?

中井:造園等をやっていて近い業界からきた方もいますし、全く今までそんなことしてなかったけど…と言って就職してくださる方もいますし。あとは 今いる方で言うと、 最初は地域おこし協力隊から森林組合に入って、そこからうちに転職したって方もいます。林業をバリバリやっていた人だけというわけではないですね

―では今から未経験で林業をやりたい方でも手を挙げることができる環境だと

中井:できると思います。というのも弊社がメインで行っている「特殊伐採」と一般的な林業って似てるようで 違うものなので。これまで林業 をバリバリやってきた方は、素材生産の方で力を発揮して頂けるのかなと思っています。うちも素材生産で見るとまだまだなので、今後一緒に伸ばしていきたいですね。

―なるほどですね。未経験者も歓迎ということですが、入社前に必要な道具・車など準備するものはありますか?

中井:ほとんど 準備しなくていいですね。 作業着(上着のみ)と手袋・足袋・靴くらい。 通販やホームセンターで揃いますよ。
うちは入社時にチェーンソーパンツ 1本・ヘルメット・チェーンソーを支給(レンタル形式)しているので。
入社した時に何も持っていなくても作業できるようには用意しています。
車に関しても、基本的には全員で事務所に集合してから現場に移動なので。
軽トラを買う必要もないです。自転車で出勤している人もいますしね。

―住まいは事務所周辺の方が多いですか?

中井:そうですね、京都市内に住んでる人が多いです。僕は車で20分ぐらいの距離ですね。
遠いとやっぱりしんどいので、できるだけ通勤時間は短い方がいいと思います。

アーボプラス

信頼関係で成り立つチームプレー。 グランドでの中井さん

―中井さんの仕事内容について教えてください。現在どんなお仕事をされていますか?

中井:まず1つは 現場作業員として、クライマーという役割。ロープワークで木に登り、伐採を行う作業ですね。
2つめはグランドという仕事。これは木に登る人の補助役として作業をします。
この2つは特殊伐採で、木1本切るだけだとだいたい1 班3名ぐらいで仕事をしていますね。
弊社はベテランが少ないので、だいたいみんな4・5年とか…だから今いるメンバーに関しては特殊伐採も素材生産も全部やらせてもらってます。
3つめはホームページのコンテンツ制作など、ライティング業務です。併せてSNSの更新等もやっています。これは雨の日の作業ですね。
林業業界って一般の人とかけ離れているので、情報が広まりにくくて。
作業風景を動画にしたコンテンツをインスタグラムに投稿したり、ホームページに施工実績を載せたり。多くの方に林業を知ってもらうきっかけとなるように、ここは今後も力を入れていきたいです。

―林業業界だと雨の日が休みの会社もありますが…休日はどのようになってますか?

中井:弊社は雨の日は事務作業や薪割りといった作業をしています。
休みは完全週休2日制ですね。
ただ繁忙期である年度末や、お客様がどうしても休日に作業してほしい時は、休日出勤があります。
その場合は振替休日を取るのも一つですし、給与面で1日プラスで出勤した扱いにもできます。日当分が追加になるイメージですね。

―中井さんの1日の流れを教えてください。

中井:だいたいは

・5時半から6時半の間に起床
・8時から現場スタート
・12時に昼休憩があって17時まで 現場
(5分から20分ほどの休憩が午前午後で 1回ずつ)

という感じです。
現場によってバラバラですね 。移動に2時間程かかる現場もあるので。
帰りはいつも17時には現場を出れるように作業しています。

アーボプラス

ここでしか見られない圧巻の景色

お客様の感謝の声がやりがい。林業にはずっと関わり続けたい

―今の会社でのやりがいや魅力は?

中井:1つは自然の中での作業ですね。
気持ち的にリフレッシュできる。朝出て作業して暗くなったら止めるっていう、動物的なのかなと思います。
この間入社した新卒の子が バーって高いところまで登って「最高の景色です!」 て言ってて。 「僕だけの特等席です」って。でもそれは確かにそうだなと。自分が習得した技術があってこそ見れる景色に、より一層魅力を感じるのがありますよね。
特殊伐採の業務でいうと、お客様は命の危険を感じて弊社に依頼をくださるので。
危険木を取り除けた時、やってよかったって思いますし、直接感謝を言っていただけるので、そこは僕の中で大きくやりがいとして占めてる部分ですね。
一般的な林業との違いで、依頼者と直接コミュニケーションが取れるのは特殊伐採の魅力です。
あとは樹木って自然相手なので、本来であれば 僕たちが 予想もつかないような動きがあるんですよね。それを適切な処置を打ってコントロールできるようにする。長年の歴史に基づいた技術や理論があって、 万が一にも対応できるように対策を打って。ひとつずつ積み重ねていく作業は非常にやりがいがありますね。

―そういったものは現場に入ってから学んだんでしょうか?

中井:現場で直接教えていただくこともありますし、弊社の事務所には本や資料でマニュアルを用意しているので。技術習得に関して一般基礎レベルまでのバックアップ体制は、比較的充実しています。

―すごいですね。逆に仕事の中でネガティブな側面があれば教えて頂きたいでのですが…

中井: 僕らの仕事は重機が入れないようなところもやるので、重い・しんどいといった肉体的な負荷が一つ。それとやはりミスが命に繋がってしまう危険性があるのがネガティブな点です。
だからこそネガティブな部分をいかに減らしていくかが大切。最悪の事態でもカバーできるようなプランを常に用意してからの採用にはなるので、どうしても作業の工程数が増えることはありますね。
あと特殊伐採は林業とは違うので、ロープワークや道具のことなど、かなりの知識量を求められるのが大変です。
でも逆に言うと、レベルの高い技術を身につけられるので。ロープワークの経験を積んでいるのは将来的にも強みですね。誰にでもできる作業じゃないというか。特殊伐採で得た技術を素材生産にも使えますし。今後いろんなところで活きてくると思います。

―ネガティブな点をどれだけ減らせるかは、こういったお仕事の永遠の課題ですよね

中井:やっぱり自然を相手にしてるので。同じ木がないって本当によく言いますが。
同じことを繰り返してるようで全く違いますね、この仕事は。
でも元々同じことを繰り返すのが嫌いなタイプなので。そこにすごくやりがいは感じますね。

―今後の展望を教えてください

中井:会社としては、素材生産をもっと広げていきたいです。
今確実に広がっている途中なので、「素材生産をやりたい」と入社してくださっても、問題なく作業はできます。
素材生産や植林といった事業をこれからどんどん広げていくのは、今社員全員の共通認識ですね。
僕自身の目標としては、まだまだ体が動く20代中盤ぐらいまでは現場で活躍しつつ、管理など会社の規模を大きくする活動にも力を入れたいです。
今年はグループ会社ができる予定で、別のことにもどんどん挑戦できる環境ではあるので。

―林業はずっと続けていく予定ですか?

中井:現状はそうですね。  転職しようとか別業種 に行こうとは全く考えていない。
他業種の友人の話を聞くと、アーボプラスはどんどん新しいことに挑戦し、経験できる環境なので、やっぱり楽しいなって思います。それが 今 続けてる理由の一つかなと。

―いい職場に出会えていて羨ましいです

中井:運が良かったなと思います。

―最後にこれから入社される方にメッセージをお願いします

中井:いろんな知識であり技術を学べるのと、様々なことを経験できるのでぜひ一緒に働けたら嬉しいです。

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