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株式会社兵庫親林開発(以下兵庫親林開発）は、静岡県島田市を拠点に、山林の管理・伐採・販売を主とする林業会社です。
森林ではなく「親林」。
会社名「親林」に込められた、【山林だけではなく、全ての樹木に親しみ大切にする】という想いの元、兵庫親林開発は、日々持続的な経営林(資産を有する森林）作りを目指しています。
樹木を伐るばかりではなく生かすことにも力を注ぎ、山と樹木をこよなく愛す。
そして森林を大切な資産として次の世代へとつなぐ。
山林保有者が「誰に」山を任せるのか、「信用」がものをいう世界で、「兵庫親林開発に頼みたい」を実現するため、長年にわたる経験と培ってきた技術力で、地域社会への貢献に努めている企業、兵庫親林開発。
この記事では兵庫親林開発の取り組みや魅力を紹介します。
日本を林業を支える企業の取り組みをぜひご覧下さい。

• 目次

1. 1. 1. 兵庫親林開発の主な事業内容
          1.1健全な森林の育成を支える「山林管理」
          1.2高度な技術が光る「特殊伐採」
          1.3唯一無二こだわりの「薪製造販売」
      2. 兵庫親林開発の3つの強み
           2.1長年の経験と技術力に基づいた高品質なサービス
           2.2最新技術の導入による効率化と安全性の向上
           2.3地域密着型企業としての取り組み
      3. 兵庫親林開発の想い
         
         
      4. まとめ

1. 兵庫親林開発の主な事業内容

兵庫親林開発のメンバー

静岡県島田市の大井川流静域は「木都島田」と呼ばれ、昔から林業が盛んな地域でした。
兵庫親林開発は平成4年に個人事業として創業し、その後法人化。
40年にわたり地域に寄り添い、技術力を高めてきた歴史ある会社です。
ここでは兵庫親林開発の基本情報と事業内容を紹介します。

兵庫親林開発の基本情報

1.1. 健全な森林の育成を支える「山林管理」

お客様の森を大切な資産にして守る

兵庫親林開発では山林所有者からの委託で、以下のような「山林管理」を行っています。

このように、地域の立地条件に応じて最適な森林施業法を採用することによって、森林の持つ公益的機能を維持しながら、継続的に森林からの収益を森林所有者にお届けしています。
兵庫親林開発では、次の世代の方に「負の遺産」と言われないような森林づくりを心掛けているとのこと。
一人一人のお客様に寄り添い、森林を大切な財産にして守り、次の世代へと引き継ぐお手伝いをしています。

■間伐作業を施して元気になった森林

1.2. 高度な技術が光る「特殊伐採」

大きくなりすぎた家裏の危険木や神社仏閣の巨木など、放置すると倒れ、人命や重要な国宝に危険を及ぼす木が世の中にはたくさんあります。
しかし周囲を傷付けたくない狭い場所で、通常の技術では伐採が難しい樹木を伐り運び出すのは至難の業。
兵庫親林開発では、このような特殊な条件下での伐採作業も請け負っています。
これは「特殊伐採」という高度な技術で、俗にいう空師（そらし）、近頃はアーボリストとも呼ばれます。
長年のキャリアを積んだ兵庫親林開発に伐採不可能な木はありません。

兵庫親林開発では、人宅の庭木、神社の神木、公共施設の木々、街路木の伐採などを1本から受注。
地域の安全を守るお手伝いをしています。

1.3. 唯一無二こだわりの「薪製造販売」

兵庫親林開発では、薪ストーブなどに利用できる薪を製造・販売しています。
静岡県の山林からとれた良質な原木から作る薪は、他の製品とは一味も二味も違います。
自然の中で育った天然木は形が不格好な物が多いですが、年輪がつまっているので、火持ちの良さは一目瞭然だそう。
プロが山で伐ったこだわりの薪を使って、薪ストーブや暖炉、ピザ窯やバーベキュー、焚き火などを楽しめば、普段とは違うゆったりとした時間を味わえますよね。
近年はアウトドアやキャンプが人気の為、薪の需要も高まっています。
未経験者でも安心して使用できるよう、兵庫親林開発では焚き付けの方法、お勧めストーブ、初めての焚き火についてもアドバイスしています。

■キコリが伐って作るこだわりの薪

兵庫親林開発が製造している薪は、間伐材です。
間伐材は環境に優しい天然エネルギーのため、SDGsへの取り組みにも繋がります。

2. 兵庫親林開発の3つの強み

少数精鋭！オールラウンダーの社員たち

ここでは地域に根付いた企業、兵庫親林開発ならではの強みを紹介します。

2.1. 長年の経験と技術力に基づいた高品質なサービス

兵庫親林開発の強みは、急勾配の斜面で高度な技術が必要とされるニッチな現場を幾度も経験することで培ってきた、技術力の高さです。
条件の厳しい場所でも樹木を伐り出す道をつけられる技術等を持ち合わせており、そこから先のワイヤーワークも他社には負けない技術だそう。
長年の経験と実績に基づき、安全かつ効率的な作業を提供しています。
実際に兵庫親林開発では、その高い技術力を口コミで知ったお客様から、危険な木の伐採依頼を何件もお願いされています。
この高度な技術は、重機を扱え、木の伐採もできる「オールラウンダーの社員」がいるから実現できるとのこと。
少数精鋭で取り組んでいるからこその強みでもあるそうです。

2.2. 最新技術の導入による効率化と安全性の向上

兵庫親林開発では、最新の伐採機や運搬機を導入し、作業の効率化と安全性の向上に努めています。
林業は労働保険料率が高く、危険の伴う仕事。
実際に全国の現場で事故が起こっているのも事実です。
そんな背景を受け、兵庫親林開発では社員が安心して働けるための林業機械を導入。
社員の安全にかける投資は惜しみません。

2.3. 地域密着型企業としての取り組み

兵庫親林開発は長い間、地域密着型企業として、地域の方々と共に歩んできました。
そのため静岡県の森林に関して熟知しています。
地域の森林組合や製材所とも密接な連携を築いているため、安定した木材供給の実現が可能です。

また、林業の仕事をオープンにし、より多くの方に知ってもらうために「伐採見学・体験ツアー」を実施。
小さなお子さんから大人の方まで、地域の方々に楽しみながら森林の魅力を感じてもらう活動にも力を入れています。

3. 兵庫親林開発の想い

木を切る体験！子どもたちに森の魅力を知ってもらう

兵庫親林開発の代表・兵庫泉さんは、男性が多数を占める林業界において、女性経営者として活躍しています。
その道のりは、決して平坦な道のりではなかったそう。
それでも試行錯誤しながら日々向き合ってきたことで、兵庫親林開発は信頼と実績を積み重ね、地域の方々に貢献してきました。
これからも【地元になくてはならない存在】を目指したいという兵庫さん。
そんな兵庫さんの今後の目標は
「林業の魅力を多くの人に伝えること」。
兵庫さんが一度離れたからこそ分かった地元の魅力。
だからこそ、自然から遠ざかっている今・未来の子どもたちに、自然の良さを伝えていきたいと強く感じています。
そして林業を稼げる仕事にして、林業が「子どもたちの人気の職種」になることを願っているのだそう。
そのために現在は、林業の重要性を広く伝えるとともに、異分野とのコラボレーションで新たな林業の可能性を模索しています。
経験を通じて培った強い想いと、柔軟な発想で、兵庫さんは林業の新時代を切り拓こうとしているのです。

「木を伐ることは良いこと？悪いこと？」
兵庫さんは子どもたちに接したときに必ず問いかけていると言います。
一見悪いことにも見える伐採作業。
しかし適切な管理もとで伐採を行い、再植林を進めることで、未来に健全な森林資源を残していくことができます。
そして自然災害から私たちを守ることにも繋がります。
林業の仕事にはまだまだ知らないことがたくさん。
兵庫さんはこれからも、特殊伐採の技術を未来へと受け継ぎながら、林業の魅力をより多くの人に伝え続けます。

■職場の様子

4.まとめ

今回は株式会社兵庫親林開発について紹介しました。
このように日本には、林業を未来に繋ぐ素晴らしい企業がたくさんあります。
弊社RINDO（林業求人サイト）では、このような企業の取り組みを詳しく紹介。
今後も求人情報だけではなく、【みなさんが知りたいこと】をどんどん掲載していきます！
不安や分からないことがれば、ＬＩＮＥでの相談も可能。
あなたの挑戦を全力でサポートします。
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