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2025.12.25 コラム

【30代の移住×仕事】ライフステージ別におすすめの職種9選

自然が豊かな田舎へ移住したいと思いつつ「30代で移住は早すぎ?」「仕事はどうする?」と不安に感じていませんか?

30代は、若さ・体力・スキルを活かして、理想のライフスタイルを叶えられる絶好のタイミングです。

この記事では、30代の移住における“仕事選び”に焦点を当てて、ライフステージ別(単身・夫婦・ファミリー)におすすめの職種9選をご紹介。

移住への憧れを胸にしまい込んでいる方は、この記事を参考にしながら、移住後に心地よく働ける仕事を探してみましょう。

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林業 求人
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  • 目次
      1. 30代で移住をするメリット・デメリット
        1-1|30代で移住をするメリット
        1-2|30代で移住をするデメリット
      2. 【単身】30代の移住におすすめの仕事4選
        2-1|林業
        2-2|カフェ
        2-3|IT・Web系
        2-4|地域おこし協力隊
      3. 【夫婦・カップル】30代の移住におすすめの仕事2選
        3-1|介護・福祉系
        3-2|製造業
      4. 【ファミリー】30代の移住におすすめの仕事3選
        4-1|林業
        4-2|宿泊業
        4-3|事業承継(継業)
      5. 30代が移住に失敗しない仕事選びのポイント
        5-1|地域の求人をリサーチしておく
        5-2|賃金水準の低さを理解しておく
        5-3|移住の「目的」と「仕事」のギャップを埋める
      6. 30代の「移住×仕事」を実現させる4ステップ
        6-1|スキルや強みを整理する
        6-2|就職・転職したい仕事を絞る
        6-3|自分や家族に合う地域を選ぶ
        6-4|お試し移住を利用する

      7. 30代の移住×仕事でよくある質問
        7-1|30代(無職)でも移住できますか?
        7-2|30代の独身女性におすすめの移住先は?
        7-3|北海道に移住したい!30代におすすめの仕事は?
      8. まとめ

30代で移住をするメリット・デメリット

30代の移住では、地方暮らしに以下のようなメリット・デメリットがあることを理解しておきましょう。

30代の移住のメリット ・キャリアアップしやすい
・通勤時間が短くなる
・住居費が安い
30代の移住のデメリット ・年収が下がることがある
・やりたい仕事がないことがある
・地域交流が負担なことがある

どちらも理解したうえで、自分に合いそうな地域や仕事のイメージを膨らませてみましょう。

30代で移住をするメリット

30代 移住 メリット

30代で移住をするメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

  • キャリアアップの可能性が広がる
  • 通勤時間が短く自由時間を確保しやすい
  • 住居費が安く広々とした家に住める
①キャリアアップの可能性が広がる

30代で移住をすると、キャリアアップの機会に恵まれやすいメリットがあります。地方にいる若者(20代〜30代)は上京をする傾向があるため、同世代のライバルが少ないのです。

たとえば、都会では当たり前とされている「資料作成」や「Webツール活用」などのスキルは、地方では即戦力として歓迎されやすいでしょう。

②通勤時間が短く自由時間を確保しやすい

都市圏と比べて、地方は通勤時間が短いメリットもあります。

総務省「令和3年社会生活基本調査」を参考に作成した、通勤時間が短い(長い)都道府県ランキングTOP5は以下のとおりです。

通勤時間が短い都道府県TOP5 1位:宮崎県、山形県(56分)
2位:愛媛県(57分)
3位:鳥取県(59分)
4位:石川県、新潟県、秋田県(60分)
5位:鹿児島県、徳島県、青森県(61分)
通勤時間が長い都道府県TOP5 1位:神奈川県(100分)
2位:千葉県、東京都(95分)
3位:埼玉県(94分)
4位:奈良県(88分)
5位:大阪府(87分)

(※10歳以上で通勤・通学をしている人の1日あたりの通勤・通学平均時間)
参考:総務省「令和3年社会生活基本調査」

九州・東北・四国をはじめとする地域は、通勤時間が1時間未満と短めの傾向です。

自分の時間を確保しやすく、ライフワークバランスを保ちやすいメリットがあります。

③住居費が安く広々とした家に住める

30代で移住をすると、住居費が安く広々とした家に住めるメリットもあります。

総務省「消費者物価地域差指数(令和6年結果)」を参考に作成した、住居費が安い(高い)都道府県ランキングTOP5は以下のとおりです。

住居費が安い都道府県TOP5 1位:岐阜県(81.3)
2位:岡山県(82.0)
3位:石川県(82.8)
4位:香川県(83.3)
5位:愛媛県(85.0)
住居費が高い都道府県TOP5 1位:東京都(127.2)
2位:千葉県(114.4)
3位:神奈川県(112.9)
4位:埼玉県(107.3)
5位:京都府(101.8)

(※全国平均=100)
参考:総務省「消費者物価地域差指数(令和6年結果)」

土地が広い地方では、同じ住居費でも東京圏より広い家に住めるケースがほとんどです。

庭付きのマイホームを所持できる可能性も広がり、カップルやファミリーは地方移住をしたほうがのびのび暮らせることもあります。

30代で移住をするデメリット

30代 移住 デメリット

一方で、30代の移住には以下3つのようなデメリットもあります。

  • 年収が下がることがある
  • やりたい仕事がないことがある
  • 地域交流が負担なことがある
①年収が下がることがある

地方は都市圏と比べて、賃金水準が低めの傾向にあります。

厚生労働省「令和7年度地域別最低賃金の全国一覧」によると、高知県・宮崎県・沖縄県の最低賃金は、全国でもっとも水準が低い1,023円。一方で、東京の最低賃金は1,226円です。

地方に移住をすると、たとえ同じ職種でも、東京圏にいたころより年収が2〜3割減ってしまうことも珍しくありません。

②やりたい仕事がないことがある

地方は仕事の選択肢が少なく、やりたい仕事がない(理想の仕事に就けない)可能性があります。

たとえば、広報・マーケティングのような特殊なスキルが必要な仕事や、Web・デザイン系などの最新のトレンドを追う仕事は、地方では求人自体が出されていないケースもあります。

明確にやりたい仕事がある場合は、移住をする前に「希望の職種(求人)がある地域か」をリサーチしておきましょう。

③地域交流が負担なことがある

地域コミュニティとの関わりも、人によっては負担を感じることがあります。

地方移住でよくある地域コミュニティの例をみてみましょう。

  • お祭り
  • 地域の清掃
  • ボランティア活動
  • 町内会・老人会・婦人会
  • 消防団の活動 など

人との関わりが苦手な人にとって、上記のような地域コミュニティは「荷が重い……」と感じることがあるかもしれません。

しかし、地方へ移住をしたら、このような“地域とのつながり”が、いざというときに自分の身を守ることがあります

地震や火災などの災害時がよい例です。

「それでも、ご近所付き合いはなるべく控えたい……」と考える場合は、地方のなかでも人口が多い&生活インフラが整っている“地方都市”への移住を検討してみましょう。

【単身】30代の移住におすすめの仕事4選

30代 独身 移住 仕事

ここからは、30代の単身(独身)の方の移住におすすめの仕事を4つご紹介します。

  • 林業
  • カフェ
  • IT・Web系
  • 地域おこし協力隊

仕事内容や向いている人の特徴もご紹介するので、自分に合っていそうな仕事をみつけてみましょう。

(※1の年収は厚生労働省「Job tag」を参考、※2の平均年収は国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」を参考にしています)

①林業

30代(単身)の移住におすすめの仕事1つ目は「林業」です。

林業の主な仕事内容、年収、必須の資格などは以下のとおり。

主な仕事内容 ・植林
・枝打ち
・伐採(主伐)
・搬出/運搬
・機械のメンテナンス など
年収 約351万円
必須の資格 なし
(※就業後に資格取得支援あり)
あると役立つ資格 ・自動車免許(普通/大型/大型特殊)
・伐木等の業務に係る特別教育
・フォークリフト運転技能講習 など

林業では、苗木を植える「植林」や不要な枝を切り落とす「枝打ち」、熟成した木を切り倒す「伐採」などの仕事を主に担います。

令和6年時点の平均年収は約351万円(※1)で、平均の478万円(※2)より低い傾向です。

ただし、林業を始めるのに必須の資格はありません

資格取得支援をしている事業所も多く、資格を取得すれば未経験からでも年収が400万円、500万円と上がっていきやすい業界です。

たとえば、鳥取県の「智頭町複業協同組合」には20代〜30代の従業員が多く、林業未経験で地方移住&入社をした人もいます。

同社はシェアハウス(月15,000円ほど)を提供しているため、仕事付きで移住をしたい30代とも相性がぴったりです。

【林業に向いている人の特徴】

  • 自然が好きな人
  • 体を動かすのが苦ではない人
  • チームワークを尊重できる人

智頭町複業協同組合の
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②カフェ

30代(単身)の移住におすすめの仕事2つ目は「カフェ」です。

カフェ・民泊の主な仕事内容、年収、必須の資格などは以下のとおり。

主な仕事内容 ・接客
・配膳/片付け
・フード調理
・店内の清掃
・消耗品の補充 など
年収 約369万円
必須の資格 なし
(※開業の場合は「食品衛生責任者」の取得が必要)
あると役立つ資格 ・調理師免許
・栄養士
・製菓衛生士 など

カフェの仕事内容は都市圏とほぼ変わらず、接客・配膳・調理・清掃などが主です。

令和6年時点の平均年収は約369万円(※1)で、平均の478万円(※2)より低くなっています。

カフェで働くのに必須の資格はありませんが、開業するなら「食品衛生責任者」の取得が必要です。

地方には放置されている空き家や古民家が点在しているため、一念発起して「古民家カフェ」を開業する道もあります。

【カフェに向いている人の特徴】

  • 人と話すのが好きな人
  • ホスピタリティ溢れる人
  • 柔軟に対応できる人

③IT・Web系

30代(単身)の移住におすすめの仕事3つ目は「IT・Web系」です。

IT・Web系の職種はさまざまありますが、ここではプログラマーの主な仕事内容、年収、必須の資格などをみてみましょう。

主な仕事内容 ・設計書の読み込み
・コーディング
・テスト/デバッグ
・保守/運用 など
年収 約574万円
必須の資格 なし
あると役立つ資格 ・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験(FE)
・応用情報技術者試験 など

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラミング言語を使ってシステムやアプリなどを開発する仕事です。

最近はAIを活用した「AIプログラミング」の需要が高く、未経験でもスキルを身に付ければ年収600万円以上を目指すことも可能です。

プログラマー以外のIT・Web系の仕事には以下のようなものがあります。

  • システムエンジニア
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • Webマーケター
  • 動画編集者 など

論理的な仕事が得意な人は「プログラマー」「システムエンジニア」「Webマーケター」など。

クリエイティブな仕事に没頭したい人は「Webデザイナー」「Webライター」「動画編集者」あたりが向いています。

④地域おこし協力隊

30代(単身)の移住におすすめの仕事4つ目は「地域おこし協力隊」です。

地域おこし協力隊の主な仕事内容、年収、必須の資格などは以下のとおり。

主な仕事内容 ・観光資源の発掘/PR
・観光PR
・イベント企画
・特産品の開発
・移住相談
・農業支援 など
年収 200万円〜300万円程度
必須の資格 なし
(※基本の応募条件あり)
あると役立つ資格 ・普通自動車免許
・英語検定
・SNSエキスパート検定
・Webデザイン/動画編集スキル など

地域おこし協力隊は、移住した地域の魅力を発信したり、地域住民の暮らしをサポートしたりする仕事です。

従事するのに必須の資格はありませんが「都市部から地方への移住」や「心身ともに健康であること」などの基本条件があります

総務省「地域おこし協力隊について」によると、令和6年時点で地域おこし協力隊の報酬は最大320万円まで支給可能とのことです(※自治体により異なります)。

一般的な給与よりだいぶ低いものの、自治体によっては家賃補助や住居提供などのサポートがある場合もあります。

1年〜3年ほどの任期があるため、地域との相性を確かめてから定住を決めたい30代におすすめです。

【地域おこし協力隊に向いている人の特徴】

  • 貢献したい地域がある人
  • 人と関わるのが好きな人
  • 移住先の雰囲気を確かめたい人

【夫婦・カップル】30代の移住におすすめの仕事2選

30代 夫婦 移住 仕事

ここでは、30代の夫婦・カップルの移住におすすめの仕事を2つご紹介します。

  • 介護・福祉系
  • 製造業

お互いの得意分野を活かしたり、同じ職場や業界で働いて休みを合わせたりと、戦略的な仕事選びをしましょう。

(※1の年収は厚生労働省「Job tag」を参考、※2の平均年収は国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」を参考にしています)

①介護・福祉系

30代(夫婦・カップル)の移住におすすめの仕事1つ目は「介護・福祉系」です。

介護・福祉系の職種はさまざまありますが、ここではホームヘルパー(訪問介護員)の主な仕事内容、年収、必須の資格などをみてみましょう。

主な仕事内容 ・食事サポート
・入浴サポート
・排泄サポート
・移動サポート など
年収 約381万円
必須の資格 介護職員初任者研修
あると役立つ資格 ・介護福祉士実務者研修
・介護福祉士
・ケアマネージャー など

ホームヘルパーは、高齢者や障害のある方の自宅を訪問し、日常生活(食事・入浴・排泄など)のサポートをする仕事です。

令和6年時点の平均年収は約381万円(※1)で、平均の478万円(※2)より低くなっています。

資格取得支援を実施している事業所も多いため、未経験で働きながらキャリアアップしたい30代におすすめです。

ホームヘルパーのほかにも、地方には以下のような介護・福祉系の仕事があります。

  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー
  • デイサービス

高齢者が多い地方では、介護・福祉系の仕事の需要が非常に高いため、仕事選びで困ることはあまりないでしょう。

②製造業

30代(夫婦・カップル)の移住におすすめの仕事2つ目は「製造業」です。

製造業の主な仕事内容、年収、必須の資格などは以下のとおり。

主な仕事内容 ・加工
・組み立て
・機械オペレーター
・検品
・塗装 など
年収 約340万円〜750万円
必須の資格 なし
(※職種により異なる)
あると役立つ資格 ・機械加工技能士
・溶接技能者
・危険物取扱者
・衛生管理者 など

製造業には、自動車部品加工、電子機器加工、食品加工、家具製造、半導体製造などさまざまな職種があります

「機械を操縦したい」「品質管理がしたい」などの希望に合わせて、従事する職種を選んでみるとよいでしょう。

厚生労働省の職業情報提供サイト「Job tag」によると、製造業では作業員<機械オペーレーター<管理者の順に年収が高くなる傾向です。

地方には大手企業の製造拠点が多く、シフト制の事業所も複数あるため、安定した雇用先を選びたい夫婦・カップルの方は検討してみましょう。

【製造業に向いている人の特徴】

  • 寮や社宅を期待する人
  • コツコツ作業が得意な人
  • 安定収入・福利厚生重視の人

【ファミリー】30代の移住におすすめの仕事3選

30代 家族 移住 仕事

ここでは、30代ファミリーの移住におすすめの仕事を3つご紹介します。

  • 林業
  • 宿泊業
  • 事業承継(継業)

子どもや家族が安心して暮らせるように、30代ファミリーは「収入の安定」と「時間の融通」を重視して仕事を選ぶのがおすすめです。

(※1の年収は厚生労働省「Job tag」を参考、※2の平均年収は国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」を参考にしています)

①林業

30代(ファミリー)の移住におすすめの仕事1つ目は「林業」です。

単身のほうでもご紹介しましたが、林業は30代のファミリーにもおすすめできる仕事です。

仕事内容や年収、必須の資格などをおさらいします。

主な仕事内容 ・植林
・枝打ち
・伐採(主伐)
・搬出/運搬
・機械のメンテナンス など
年収 約351万円
必須の資格 なし
(※就業後に資格取得支援あり)
あると役立つ資格 ・自動車免許(普通/大型/大型特殊)
・伐木等の業務に係る特別教育
・フォークリフト運転技能講習 など

30代ファミリーに林業がおすすめの理由は、以下の4つです。

  • 未経験から始められる
  • 資格取得支援が充実している
  • 資格取得で年収アップが期待できる
  • 30代から経験を積むと独立しやすくなる

林業では、「緑の雇用」を始めとした“未経験者の向けの研修・資格取得支援”が充実しています

チェーンソーや林業機械の資格を1つずつ取得していけば、フォレストワーカーとしての需要が高まるとともに、年収も少しずつ上がっていくでしょう。

また林業は、30代の若いうちから経験を積むと、将来的に独立も視野に入れやすい業界です。

希望休にも柔軟に対応している事業所が多いため、家族との時間を確保しやすいメリットもあります。

関連記事:ゼロからつくる林業のキャリアプラン【プロが解説・完全ガイド】

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②宿泊業

30代(ファミリー)の移住におすすめの仕事2つ目は「宿泊業」です。

宿泊業(ホテル・旅館・民宿など)の主な仕事内容、年収、必須の資格などは以下のとおり。

主な仕事内容 ・フロント業務
・荷物運び
・客室清掃
・バックオフィス業務 など
年収 約338万円
必須の資格 なし
(※開業の場合は「旅館業営業許可」が必要)
あると役立つ資格 ・防火管理者
・食品衛生責任者
・ホテルビジネス実務検定 など

宿泊業の仕事は「フロント業務」「接客業務」「清掃業務」の3種類に主に分けられます。

令和6年時点の平均年収は約338万円(※1)で、平均の478万円(※2)より低い傾向です。

地方における宿泊業では、規模が大きいホテルや旅館に務めるだけでなく、夫婦やファミリーで「民宿」を経営する選択肢もあります

「個人でお店を持ちたい」「でも飲食店はしっくりこない……」という方は、地方ならではのアットホームさを武器に、民泊を開業するのもよいかもしれません。

【宿泊業に向いている人の特徴】

  • 接客が好きな人
  • おもてなしが好きな人
  • 自分のお店を持ちたい人

③事業承継(継業)

30代(ファミリー)の移住におすすめの仕事3つ目は「事業継承(継業)」です。

事業継承とは、その地域に根付いている小規模事業を第三者(親族や従業員ではない者)が引き継ぎ、新たな視点で事業を活性化させる取り組みのこと。

たとえば高知県では、県外から移住をして事業継承に取り組む人を対象に、以下のような事業承継支援を実施しています。

事業承継奨励給付金 中山間地域で事業を引き継いだ後継者に最大100万円を給付
継業準備支援
(事業承継等推進事業費補助金)
未経験の後継者向けに研修期間を設け、生活費を補助する制度

参考:高知県公式サイト「事業承継の取組について」

高知県の移住ポータルサイト「高知県で暮らす」には、自動車整備工場、コンビニ、ガソリンスタンド、飲食店など、さまざまな職種の事業承継募集ページが掲載されています。

募集している職種は自治体により異なるため、気になる地域があれば公式サイトや移住ポータルサイトをチェックしてみましょう。

【事業承継(継業)向いている人の特徴】

  • 経営に興味がある人
  • チャレンジ精神がある人
  • 継続困難な事業者を支えたい人

30代が移住に失敗しない仕事選びのポイント

30代 移住 仕事選び

30代の移住では、仕事選びで以下3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 地域の求人をリサーチしておく
  • 賃金水準の低さを理解しておく
  • 移住の「目的」と「仕事」のギャップを埋める

これらのポイントを押さると仕事選びの失敗が減り、移住後の生活を無理なく続けやすくなります。

①地域の求人をリサーチしておく

地方は仕事の選択肢が少ないため、必ずしも希望の職種に就けるわけではありません

移住後にのんびり仕事を探すと「やりたい仕事がない……」という状況になり、やりたくもない仕事をやらざるを得ないリスクが高まります。

移住をしてからも生活費が尽きることがないよう事前にどのような仕事があるか」を必ずリサーチしておきましょう

②賃金水準の低さを理解しておく

これまで培ってきたスキルがある30代でも、地方移住をしたあとは多くのケースで賃金水準が下がってしまいます

厚生労働省「令和7年度地域別最低賃金の全国一覧」によると、全国のなかでも水準が低い高知県・宮崎県・沖縄県の最低賃金は1,023円

一方で、全国でもっとも水準が高い東京都の最低賃金は1,226円です。

収入が下がるのは“前提”としたうえで、家計管理のシミュレーションをしておきましょう。

③移住の「目的」と「仕事」のギャップを埋める

何より大切なのは、移住の「目的」と「仕事」のギャップを埋めておくことです。

のんびり暮らすことが目的だったのに、年収の高い激務の仕事を選び、自由時間が減ってしまっては本末転倒です。

その地域での暮らしを長く続けるなら、無理なく取り組める「自分に合う仕事」を選びましょう

30代の「移住×仕事」を実現させる4ステップ

移住 仕事 30代 実現

30代で移住を成功させるには、以下の4ステップで準備を進めるのがおすすめです。

  1. スキルや強みを整理する
  2. 就職・転職したい仕事を絞る
  3. 自分や家族に合う地域を選ぶ
  4. お試し移住を利用する

1ステップずつ丁寧に進め、理想の移住生活を手に入れましょう。

ステップ1:スキルや強みを整理する

まずは、これまでの社会人経験で培ったスキルや強みを整理しましょう。

スキルや強みを洗い出す際は、以下の項目別に些細なことでも書き出してみると、これまで気づかなかった“自分の武器”がみつかることがあります。

専門スキル ・資格
・ノウハウ
・機材の使用経験 など
成果・実績 ・売上
・表彰経験
・指導経験 など
得意なこと ・人と話す
・データ分析
・体を動かす など
苦手なこと ・早起き
・満員電車
・スケジュール管理 など
その他 ・ボランティア経験
・サークル活動
・PTA活動 など

特別な資格や経験がなくても「営業経験がある」「ITツールに強い」「スケジュール調整が得意」といったスキルは、多くの地方企業で求められる強い武器です。

ステップ2:就職・転職したい仕事を絞る

スキルや強みを洗い出したら、次は就職・転職したい仕事を具体的に絞り込みます

たとえば、家族経営に憧れる人は「宿泊業」や「事業承継(継業)」。

対人ストレスから解消されたい人は「IT・Web系」や「林業」など、自分に合っていそうな業界から、就職・転職してみたい仕事を絞り込んでみてください

その地域ならではの求人情報を知りたい場合は、ハローワークや移住ポータルサイトなどで求人を検索する方法もあります。

ステップ3:自分や家族に合う地域を選ぶ

就職・転職したい仕事が絞り込めたら、次はその仕事ができる地域を探します

「海が近い場所」「雪が降らない場所」「教育環境が整っている場所」など、家族の希望も聞きながら、より具体的なエリアを絞っていくとよいでしょう。

各地の移住情報(移住補助金やおすすめ地域など)が知りたい方は、弊社RINDOの「移住情報の記事」も参考にご覧ください。

ステップ4:お試し移住を利用する

希望の地域が見つかったら、その地域での暮らしを知るために数日〜数週間の「お試し移住」を利用しましょう

実際に過ごしてみることで、気候や買い物事情、地域住民の人柄などを肌で感じられます。

お試し移住では、希望する仕事の現場を見学・体験できる自治体もあり、就業後のミスマッチを防ぎたい方にもおすすめです。

お試し移住は無料で利用できる自治体も多いため、希望の地域で実施している場合ぜひ積極的に利用してみてください。

実際に過ごしてみて「自分(たち)に合いそうだな」と感じたら、自治体の移住支援窓口に質問や相談を持ちかけてみましょう。

30代の移住×仕事でよくある質問

移住 仕事 30代 よくある質問

最後に、30代の移住(仕事)でよくある質問をご紹介します。

Q1. 30代(無職)でも移住できますか?

30代で無職でも移住自体は可能ですが、移住前に仕事を見つけておくことを強くおすすめします

定職がない状態では住居審査が通らなかったり、貯金が底をついて生活が立ち行かなくなったりするリスクがあるからです。

無職の状態で移住をしたい場合は、最低でも1年分の貯蓄をしておくか、地域おこし協力隊のように住居と仕事がセットになった制度を利用しましょう。

Q2. 30代の独身女性におすすめの移住先は?

30代の独身女性におすすめの移住先は、安全性が高く、生活の利便性が高い以下のような条件を満たす地域です。

  • 治安がよい(犯罪率が低い)
  • 交通の便がよい
  • 医療機関が充実している
  • 買い物環境が身近にある

女性向けのシェアハウスがある地域や、女性の就業支援をおこなっている自治体を選ぶと、より安心して新生活を始めやすいでしょう。

Q3. 北海道に移住したい!30代におすすめの仕事は?

北海道でも盛んな一次産業(農業・漁業・林業・酪農など)は住み込みで働けるケースが多く、移住後の仕事に悩む30代でもチャレンジしやすい仕事です。

ただし、北海道の冬の寒さは想像以上。いきなり移住を決めるのではなく、まずは職業体験やお試し移住などで、現地の空気を体感してみましょう。

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まとめ

30代の移住は、キャリアと暮らしの両方を見直す絶好のチャンスです。地方ならでは&自分にぴったりの仕事を選ぶことで、移住成功への近道が開けるでしょう。

なかでも、林業は未経験からでも始めやすく、自然のなかで心身ともに健康になれる仕事です。資格取得支援も充実しており、長く続く“安定的なキャリア”を築けます。

RINDOでは、未経験から始められる林業の優良求人を多数掲載。30代〜50代の移住者も大歓迎です。

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