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夜勤はすべてがおかしくなる5つの理由!危険性や向かない人を解説

「夜勤はすべてがおかしくなる」
「人生終了する」
このような声を聞いて、夜勤を始める(続ける)のを不安に思っていませんか?
今回は、夜勤はすべてがおかしくなる・人生終了すると言われる5つの理由や、向いている人・向いていない人などを徹底解説します。
夜勤を避けたい人におすすめの仕事も6つ紹介するので、夜勤を始める(続ける)か悩んでいる方は参考にしてみてください。
- 目次
- 夜勤はすべてがおかしくなる5つの理由
1-1|体への悪影響が多い
1-2|性格が変わることがある
1-3|脳にダメージを与える
1-4|精神が不安定になる
1-5|人間関係が疎かになる- 夜勤に向いている人の特徴4つ
2-1|効率的に稼ぎたい人
2-2|もともと夜型の人
2-3|昼でもぐっすり眠れる人
2-4|通勤ラッシュを避けたい人- 夜勤に向いていない人の特徴3つ
3-1|病気や不調のリスクを避けたい人
3-2|人間関係を大切にしたい人
3-3|夜勤をする特別な理由がない人- 夜勤を避けたい人におすすめの仕事6選
4-1|事務職
4-2|営業職
4-3|Webデザイナー
4-4|Webライター
4-5|土木・建設業
4-6|林業- 「夜勤はすべてがおかしくなる」についてよくある質問
5-1|夜勤はメリットしかないって本当?
5-2|女性が夜勤をするのは危険?
5-3|夜勤を続けると人生終了する?- まとめ
夜勤はすべてがおかしくなる5つの理由
「夜勤はすべてがおかしくなる」と言われるのには、大きく次の5つの理由があります。
- 体への悪影響が多い
- 性格が変わることがある
- 脳にダメージを与える可能性がある
- 精神が不安定になることがある
- 人間関係が疎かになる
具体的にどのようなリスクがあるのか、下記で詳しくみていきましょう。
①体への悪影響が多い
「夜勤はすべてがおかしくなる」と言われる理由の1つに、体への悪影響が多いことが挙げられます。
疲れが取れにくい、生活習慣病のリスクが高まる、暴食して太りやすいなどの悪影響は、昼夜逆転生活による生活リズムの乱れが主な原因です。
夜勤を続けると、具体的には以下のような生活習慣病のリスクが高まります。
- 糖尿病
- 高血圧
- 心臓病
- 脳卒中
実際に、国立保健医療科学院の研究では「夜遅くに食事をすると血糖値が上がりやすくなり、肥満や糖尿病のリスクを高める」と報告されています。
参考:国立保健医療科学院「交代制勤務者の食生活に関する留意点」
②性格が変わることがある
「夜勤はすべてがおかしくなる」といわれる2つ目の理由は、まわりの人から「性格が変わったね」と言われやすくなる点です。
遅い時間に活動(仕事)をすると、心身へのストレスが蓄積してイライラやモヤモヤを他人にぶつけやすくなります。
夜勤で性格が攻撃的になってしまうのは、睡眠不足で脳内物質(セロトニンやドーパミンなど)のバランスが崩壊してしまうことが主な原因です。
性格の変化はまわりの人から指摘されて初めて気づくことも多く、自覚するころには性格が変わり果てているケースも少なくありません。
③脳にダメージを与える
脳にダメージを与えるのも「夜勤はすべてがおかしくなる」といわれる理由の1つです。
夜勤を続けると、睡眠不足や生活リズムの乱れによって、脳の働きに以下のような悪影響を及ぼすことがあります。
- 物忘れが多くなる
- 思考力が低下する
- 判断力が鈍くなる
- 集中力がなくなる
睡眠は、脳を休めるだけでなく、記憶の整理や脳細胞の修復などもおこなう大切な時間です。
十分な休息がとれないと脳のダメージが蓄積し、将来的にアルツハイマー型認知症を発症するリスクが高まります。
【夜勤は認知症リスクが2倍?】
アルツハイマー型認知症は、これまで体験してきたこと、大切な思い出、今からすることなどを忘れ、ヒントを出しても思い出せなくなってしまう「記憶障害」です。
医学誌「Journal of Neurology(2023年4月6日号)」に掲載された論文によると、常に夜勤をしている人はそうでない人と比べて、アルツハイマー型認知症のリスクが【約2倍】にもなることがわかっています。
④精神が不安定になる
「夜勤はすべてがおかしくなる」といわれる理由の4つ目に、精神が不安定になりやすいことが挙げられます。
日光を浴びる時間が減ると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が不足し、精神が不安定になりやすくなるのです。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、夜勤で月13日以上働く人は、うつ病や統合失調症などの精神疾患のリスクが通常の1.6倍以上になると指摘されています。
参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構「長時間労働と健康問題」
⑤人間関係が疎かになる
「夜勤はすべてがおかしくなる」といわれる理由の5つ目は、人間関係が疎かになりやすい点が挙げられます。
夜勤は多くの人が活動する時間に眠り、休んでいる時間に働く生活スタイルです。そのため家族や友人と過ごす時間が減り、人間関係が希薄になりやすいリスクがあります。
家族の記念日や子どもの行事、友人との集まりなどを大切にしたい人にとって、夜勤は大きな不安の原因になり得るでしょう。
関連記事:残業で稼ぐのはおかしい?生活残業のリスク9つと回避方法を紹介
夜勤に向いている人の特徴4つ
夜勤は多くの人にとって負担が大きいですが、なかには日勤より向いている人もいます。次のような特徴を持つ人は、夜勤に向いているかもしれません。
- 効率的に稼ぎたい人
- もともと夜型の人
- 昼でもぐっすり眠れる人
- 通勤ラッシュを避けたい人
それぞれ詳しくみていきましょう。
①効率的に稼ぎたい人
少しでも効率的に稼ぎたい人は、割増賃金がもらえる夜勤に向いている可能性があります。
割増賃金とは、通常の賃金に一定の割合を上乗せして支払われる賃金のこと。午後10時〜翌朝5時までの勤務(夜勤)には、通常の賃金の25%以上を割増して支払うことが法律で義務付けられています。
たとえば、時給1,000円の仕事の場合、夜勤の時給は1,250円です。8時間働いた場合は日勤より2,000円多く稼げるので、少しでも効率よく稼ぎたい人とって夜勤は魅力的でしょう。
②もともと夜型の人
もともと夜型の人は、夜に活動することにストレスを感じないため夜勤に向いている可能性があります。むしろ集中力がアップして、仕事のパフォーマンスが向上し日勤より生き生きと働けることもあるでしょう。
ただし、たとえ夜型でストレスがなくても「体への負担」は蓄積します。通常の生活リズムに戻そうとすると「社会的時差ボケ(体内時計の混乱)」を起こすリスクがあるため、夜勤を長期的に続けるのはおすすめできません。
③昼でもぐっすり眠れる人
夜勤の心身へのダメージは、多くが「睡眠不足」からきています。昼間でもしっかり眠れる人は心身へのダメージを回復できるため、夜勤に向いているといえるでしょう。
「自分は昼にぐっすり眠れるタイプかな……?」と気になる方は、以下に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
- 昼でも自然に眠くなる
- まわりが明るくても眠れる
- 生活音や工事の音がしても気にならない
昼間の睡眠の質を上げたい場合は、遮光カーテンや耳栓、アイマスクなどを活用してみましょう。
④通勤ラッシュを避けたい人
「満員電車が苦手」「朝の通勤ラッシュがストレス」という人は、夜勤のほうが快適に通勤できる可能性があります。
ただし、夜勤でも下記のような通勤リスクがあるため注意が必要です。
- 夜勤明け(早朝)に電車やバスがないことがある
- 退勤時間が朝7時前後だと、逆に通勤ラッシュに巻き込まれる可能性がある
夜勤を始める前に、電車やバスの運行状況・混雑具合をチェックしておくと安心です。
夜勤に向いていない人の特徴3つ
下記のような特徴をもつ人は、夜勤に向いていない可能性が高いです。
- 病気や不調のリスクを避けたい人
- 人間関係を大切にしたい人
- 夜勤をする特別な理由がない人
それぞれ詳しくみていきましょう。
①病気や不調のリスクを避けたい人
病気や不調のリスクを避けたい人は、夜勤に向いていない可能性が高いです。
冒頭でも解説したように「夜勤はすべてがおかしくなる」と言われるのには下記5つの理由があります。
- 体への悪影響が多い
- 性格が変わることがある
- 脳にダメージを与える
- 精神が不安定になることがある
- 人間関係が疎かになる
夜勤を続けると睡眠不足に陥りやすく、生活習慣病やアルツハイマー型認知症のリスクが高まります。
性格が攻撃的になったり精神が不安定になったりするリスクがあるのも「夜勤はすべてがおかしくなる」といわれる由縁です。
心身ともに安定したい人は、リスクを背負ってまで夜勤をする(続ける)理由があるのか、今一度しっかり考えてみましょう。
②人間関係を大切にしたい人
人間関係を大切にしたい人も、夜勤に向いていない可能性があります。夜勤は昼間に眠る生活スタイルのため、家族行事や友人の集まりなどに参加しにくく、人間関係が希薄になるリスクが高いからです。
「夜勤をずっと続ける気はない」という場合は、人間関係に大きな溝は生まれないかもしれません。
しかし、夜勤をすると一時的にでも家族や友人と心の距離が生まれやすくなることは理解しておきましょう。
③夜勤をする特別な理由がない人
効率的に稼ぎたい、通勤ラッシュを避けたいなどの特別な理由がない人は、あえて夜勤を選ぶ必要はありません。
夜勤は日勤と比べて心身へのダメージが大きく、生活習慣病やアルツハイマー型認知症などのリスクも高いからです。
また、夜勤は「管理職と接する機会が少ない」「スキルアップしやすい環境ではない」などの理由から、キャリアの選択肢が制限されやすい傾向があります。
リーダーや管理職にキャリアアップして収入を増やしたい場合は、何となく夜勤を続けるのではなく、日勤への異動や転職を検討してみてもよいかもしれません。
関連記事:【2025年最新】人手不足の業界TOP5!未経験OKの仕事も厳選
夜勤を避けたい人におすすめの仕事6選
夜勤に対して「魅力」より「リスク」を感じる方に向けて、ここでは日勤が中心の職種を6つ紹介します。
事務系〜現場系まで幅広く紹介するので、自分に向いている仕事があるかチェックしてみましょう。
①事務職
オフィスで働く事務職は、代表的な日勤仕事です。9時〜18時、10時〜17時などの昼間に働くのが一般的で、夜勤を実施している会社はほとんどありません。
事務職の主な仕事内容は次のとおりです。
- 書類作成
- 電話・来客対応
- 顧客データ管理
- 請求書発行 ……など
事務職には一般事務、経理事務、人事事務、営業事務、医療事務までさまざまな職種があります。
なかでも、専門知識が必要な「経理事務」や「医療事務」は需要が高く、資格を取得すれば収入アップしやすい職種です。
事務職は割増賃金がなくても収入をあげやすいため「肉体的な負担が少ない仕事がしたい」「40代・50代になっても働ける仕事に就きたい」という方におすすめです。
②営業職
成果次第で高収入が期待できる営業職も、日勤が中心の職種です。
若者が活躍しているイメージがありますが、BtoB(企業間取引)の営業職では「社会経験」や「落ち着きのある対応力」が備わっている40代以降の求職者を求める声もあります。
営業職の主な仕事内容は次のとおりです。
- 顧客との商談
- 顧客の新規開拓
- 自社商品の売り込み
- 顧客との信頼関係の構築
夜勤での仕事に「コミュニケーション不足」を感じていた方は、営業職に転職すると日々の生活がパッと明るくなるかもしれません。
基本的には外回りが中心のため、適度に体を動かす仕事がしたい方にもおすすめです。
③Webデザイナー
雇用形態にもよりますが、Webデザイナーも基本的には日勤が中心の仕事です。デザインやトレンドの情報収集が好きな人に向いていて、年齢を問わずチャレンジしやすい魅力があります。
Webデザイナーの主な仕事内容は次のとおりです。
- Webサイトのレイアウト設計
- バナーやアイコンなどの作成
- ユーザビリティの改善提案
- HTML/CSSによるコーディング
会社によっては、プロジェクトの締め切り前に夜勤が発生することもあるかもしれません。しかし、フリーランスになれば勤務時間を自分で決めることができます。
デジタルスキルの需要は年々高まっているため、クリエイティブな仕事がしたい方はWebデザイナーに挑戦するのもよいでしょう。
④Webライター
Webライターは、企業のWebサイトやSNSなどで公開されるテキストコンテンツを作成する仕事です。
フリーランスの場合は日勤・夜勤を問わず自分のペースで働けることが多く、時間や場所に縛られない働き方が実現できます。
Webライターの主な仕事内容は次のとおりです。
- Webサイトのコンテンツ企画
- Webサイトの記事作成
- 商品・サービスの紹介文作成
- 取材・インタビュー業務
- SEO対策におけるリライト業務
高収入を目指したい場合は、得意ジャンルに絞った「特化型ライター」を目指すのがおすすめです。
資格や経験を問わない仕事のため、自分に向いているか確かめるためにクラウドソーシングで副業から始めてみるのもよいでしょう。
⑤土木・建設業
土木・建設業では夜間工事が発生することもありますが、基本的には日勤が主流の仕事です。
建設業界では慢性的な人手不足が続いているため、経験や年齢を問わず採用される可能性が高いでしょう。
土木・建設業の主な仕事内容は次のとおりです。
- 建物、道路、橋などのインフラ整備
- ガス、水道、電気などの設備工事
- 用水路や排水路の整備
- 自然災害の復旧
土木・建設業の仕事内容は幅広く、オペレーターや施工管理者などのさまざまな資格を活用できます。
資格を取得すればキャリアアップの道が開けていくため、高収入を夢みる方におすすめの仕事です。
関連記事:ガテン系の意味とは?由来・年収・向いている人をわかりやすく解説
⑥林業
林業は自然のなかで働くため、日の出から日没までの日勤仕事が基本です。残業があるケースはほとんどなく、自然のリズムに沿った健康的な生活を送ることができます。
林業の主な仕事内容は次のとおりです。
- 森林の育成・管理
- 木材の伐採・搬出
- 山道の整備
- 環境保護活動 ……など
林業は高齢化や人手不足が深刻な問題になっていますが、林野庁の「緑の雇用」をはじめとした研修・支援制度が充実している、未経験者にやさしい業界でもあります。
若い世代の新規就業者は少しずつ増えてきていて、今後もなくならない「将来性の高さ」も人気の理由です。
関連記事:ゼロからつくる林業のキャリアプラン【プロが解説・完全ガイド】
「夜勤はすべてがおかしくなる」についてよくある質問
最後に「夜勤はすべてがおかしくなる」ことに関するよくある質問を紹介します。
Q1.夜勤はメリットしかないって本当?
夜勤には割増賃金がもらえる、通勤ラッシュを避けられるなどのメリットがありますが、必ずしも「メリットしかない」わけではありません。
夜勤を続けると多くの人が睡眠不足に陥り、心身へ大きなダメージを負います。生活習慣病や認知症などのリスクが高まるだけでなく、精神や人間関係が崩れやすいデメリットもあります。
Q2.女性が夜勤をするのは危険?
女性が夜勤をすると、安全面において以下のような危険性が考えられます。
- 酔っ払いに遭遇する危険がある
- 夜道で犯罪に巻き込まれる危険がある
- タクシー代で出費がかさむことがある
警視庁が平成30年におこなった調査によると、夕方〜深夜にトラブルにあった女性の9割が「1人でいるとき」に被害を受けています。
夜間帰宅時に駐車場や駐輪場で被害を受けている事例もあるため、夜勤をする女性は、複数人での帰宅や防犯アプリの活用などの念入りな安全対策が必要です。
Q3.夜勤を続けると人生終了する?
「夜勤を続けると人生終了する」という意見もみられますが、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。昼でもぐっすり眠れる人は睡眠時間を確保できるため、夜勤で負ったダメージをしっかり回復できます。
しかし、夜勤を続けることで生活習慣病や認知症などの健康リスクが高まることは事実です。「人生終了する」と思うかは個人差がありますが、自分の体調や生活状況に応じて夜勤・日勤を選択する必要があるでしょう。
まとめ

画像提供:株式会社かたばみ様
「夜勤はすべてがおかしくなる」と言われるのには、心身へのダメージの多さや、人間関係が疎かになるなどの理由があります。
夜勤に向いている人の特徴に当てはまる人でも、体へのダメージは確実に溜まっていくため、働く際は慎重な判断が必要です。
「夜勤はすべてがおかしくなる」と思ってしまう前に、日勤への異動や転職も検討して、無理をせず自分らしくいられる環境を整えましょう。