NEWS お知らせ・コラム
未経験から活躍できる現場仕事7選|向いている人・向いていない人の特徴は?

未経験から「現場仕事」に挑戦したいと考えている方の中で「体力的にきついと聞くけど、どうなの?」、「未経験でも本当に働けるの?」といった疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
たしかに現場仕事は体力を使う仕事です。しかし学歴に関係なく働けるチャンスがあり、技術を身につければ独立も目指せる魅力的な仕事です。
本記事では、未経験から挑戦できる現場仕事7選を紹介します。さらにそれぞれの仕事内容や向いている人・向いていない人の特徴についても詳しく解説します。
どの仕事が向いているのかのヒントになりますので、最後まで読んで転職の際に役立ててください。
\林業は、未経験でも挑戦できる現場仕事です!/
資格取得支援も充実◎
興味のある方は↓↓をクリック!
- 目次
- 現場仕事とは
- 未経験から始めやすい現場仕事7選
2.1大工
2.2とび職
2.3土木作業員
2.4配管工
2.5電気工事士
2.6塗装工
2.7林業作業員
- 未経験者が現場仕事で活躍できる理由
- 現場仕事に向いている人の特徴3つ
4.1 体力に自信がある人
4.2集中力がある人
4.3チームワークを大切にできる人- 現場仕事に向いていない人の3つの特徴
5.1体力に自信がない人
5.2単純作業が苦手な人
5.3安全意識が低い人- 現場仕事のメリットと注意点
6.1メリット①|体を動かす仕事で健康的な生活ができる
6.2メリット②|学歴・経験が不要で即戦力になれる
6.3注意点|体力的・精神的な負担や安全面- 未経験から現場仕事に就くためのポイント
7.1自分に合った職種を選ぶ
7.2求人サイトや転職エージェントを活用
7.3正社員だけにこだわらない- 【現場仕事 未経験】に関するよくある質問
8.1未経験でも本当に現場仕事に就けるの?
8.2現場仕事の収入はどのくらい?
8.3安全対策はどのようにされている?- まとめ
1.現場仕事とは

画像提供:ヤマコ様 林業現場での作業風景
現場仕事とはオフィスワークとは異なり、実際に現場で体を動かして作業をおこなう仕事です。
代表的な職種と仕事内容、平均年収は以下のとおりです。
職種 | 主な仕事内容 | 平均年収 |
大工 |
木材を使って建物の骨組みや内装を作る仕事。 | 約457万円 |
とび職 |
建設現場の高所で足場や鉄骨の組み立てや解体などをおこなう仕事。 |
約460万円 |
土木作業員 |
道路や橋、ダムなどのインフラ整備をおこなう仕事。 |
約411万円 |
配管工 |
建物の水道、ガス、空調などの配管設備の設置・修理をおこなう仕事。 |
約512万円 |
電気工事士 |
住宅やビル、工場などで配線工事や電線の接続などをおこなう仕事。 |
約550万円 |
塗装工 |
建物の外壁、内壁、家具などの塗装をおこなう仕事。 |
約462万円 |
林業作業員 |
森林の伐採や保全をおこなう仕事。木材の生産や森林の管理、植林など、自然と直接関わる仕事。 |
約300万円 |
建設作業員 |
住宅やビル、工場などを建設する仕事。 |
約411万円 |
解体工 |
建物や構造物を解体し、撤去する仕事。 |
約460万円 |
求められるスキルは、それぞれの職種により異なります。近年の現場仕事ではデジタル化が進み、少ない人手でも作業できるようになりました。その結果、作業効率は向上していますが、新しいデジタル技術の習得も必要になってきています。
2.未経験から始めやすい現場仕事7選

画像提供:ツリーライフサポート株式会社様 現場の風景
ここからは、未経験者でも挑戦しやすい現場仕事を7つご紹介します。それぞれの仕事の特徴や必要なスキルについて見ていきましょう。
2.1.大工
大工は木材を使って、建物の骨組みや内装を作る仕事です。建物の骨組みから内装の仕上げまで幅広い工程に関われ、伝統的な技術から最新の工法までさまざまな技術を学べる魅力があります。
大工として働き始めるのに特別な資格は必要なく、建築会社や工務店に就職して技術を学んでいくのが一般的です。経験を積めば、独立も目指せます。
手先の器用さや空間把握能力が求められますが、経験を通じて身につけられるため、未経験者でも挑戦しやすい仕事です。
2.2. とび職
とび職は建設現場で足場の組み立てや、解体をおこなう仕事です。とび職は高所での作業が多いため、高いところが苦手な方には向いていない恐れがあります。しかし危険が伴う分、危険手当などの特別手当が充実していることも多く、収入面でのメリットがあります。
また足場の組み立ては複数人でおこなうため、チームワークが大切で仲間との絆も強くなるでしょう。さらに正確に作業を進める力や集中力が必要となる分、達成感も大きいのが魅力です。
3.3.土木作業員
土木作業員は道路や橋、ダムなどのインフラ整備に関わる仕事です。公共工事が多いため、景気に左右されにくく安定した仕事の一つです。
土木作業員として働き始めるには特別な資格は必要ありません。屋外での作業が中心のため、天候に左右されることもありますが、社会のインフラ整備に直接貢献できるやりがいのある仕事です。
2.4. 配管工
配管工は建物の水道やガス、空調などの配管設備を設置・修理する仕事です。建物に不可欠な水道やガスなどのライフラインを支える仕事で安定した需要があります。技術を身につければ独立も目指せます。
配管工として働くには特別な資格は必要ありませんが、関連した資格が多数あり、キャリアアップや業務内容により必要となります。
- 配管技能士
- 給水装置工事主任技術者
- 管工事施工管理技士
- ガス溶接技能者
- 消防設備士 など
手先の器用さや正確さが求められますが、経験を通じて身につけられますので、未経験の方も挑戦可能です。
2.5. 電気工事士
電気工事士は住宅やオフィスビルなど、電気設備の設置や修理をおこなう仕事です。
電気工事士の仕事の魅力は、主に以下の点があげられます。
- 電気は不可欠なインフラで安定した需要がある
- 技術を身につければ独立可能で将来性のある仕事
- 正確さと安全意識が求められる
- 社会のインフラを支える仕事
電気工事士として働くには、第一種または第二種の資格取得が必須です。多くの企業では資格取得をサポートする制度があり、未経験でも挑戦しやすい仕事です。
2.6. 塗装工
塗装工は建物の外壁や、内装を塗装する仕事です。美観を保つだけでなく建物を守る役割も担っています。
塗装工として働くには特別な資格は必要ありませんが、キャリアアップのために「建築塗装技能士」などの資格取得する方も多くいます。
丁寧さと集中力が求められる仕事ですが、塗り終えた時の達成感や、自分の手がけた建物が残る喜びを感じられる仕事です。
2.7.林業作業員
林業作業員は森林の伐採や、保全をおこなう仕事です。自然の中で働け、環境保全に貢献できる魅力があります。また木材需要の増加で将来性も期待できる仕事です。
林業作業員として働くには特別な学歴は必要ありません。作業をおこなうためには、チェーンソー作業従事者特別教育や刈払機取扱作業者安全衛生教育、重機を扱うための各種資格が必要です。
資格支援制度を設けている事業体も多く、国が実施する「緑の雇用」制度を利用すれば、働きながら資格取得が可能です。
体力が必要な点や山中での作業が厳しい面もありますが、自然の中で働ける魅力や環境保全に貢献できるやりがいがあります。
林業や緑の雇用について詳しく知りたいという方は、林業求人専門サイト「RINDO」内で詳しく解説しておりますので、あわせてお読みください。
\未経験歓迎の企業多数あり!資格支援制度も充実☆/
3.未経験者が現場仕事で活躍できる理由

画像提供:フォレストイノベーション株式会社様 林業現場の風景
現場仕事の多くは、未経験者でも活躍できるという特徴があります。
理由としては、人手不足です。多くの職種で高齢化が進んでおり、若い世代の人材確保に積極的です。
多くの現場仕事では、先輩や上司の指導を受けながら現場で技術を学べるため、未経験者でも段階的にスキルを身につけられます。
また資格取得費用の補助や勉強時間の確保など資格取得サポート制度が設けられている会社も多いため、専門的な知識や資格も取得可能です。
さらに現場仕事は、チームで協力したりお客様とやりとりしたりするためコミュニケーション能力も必要です。未経験でもコミュニケーションを取るのが得意な方は、技術をしっかり身につけることで評価され、活躍できるチャンスは十分にあります。
4.現場仕事に向いている人の特徴3つ
現場仕事に挑戦する前に、自分が現場仕事に向いているかどうか理解しておくことも重要です。
現場仕事に向いている人の特徴を3つ紹介します。
- 体力に自信がある人
- 集中力がある人
- チームワークを大切にできる人
それぞれ見ていきましょう。
4.1. 体力に自信がある人
現場仕事ではデスクワークとは異なり、体力が必要になります。現場では一日中立ち仕事をしたり、重い資材を運んだりすることが日常的にあるからです。
以下のような特徴がある方は、現場仕事に向いていると言えるでしょう。
- 長時間の作業に耐えられる
- 動きながら働くことが苦にならない
- 体を動かす仕事が好き
体力に自信があり、体を動かすことで充実感を得たいという方は、現場仕事で活躍できる可能性が高いですよ。
4.2. 集中力がある人
現場仕事では細かい作業や危険を伴う作業も多く、高い集中力が求められます。たとえば電気工事では、配線の接続ミスが火災や大きな事故の原因になりかねません。
- 細かい作業を正確にこなせる
- 長時間同じ作業を続けられる
- 作業のミスを減らす意識がある
集中力があり、正確な作業が得意な方は現場仕事に向いているでしょう。
4.3. チームワークを大切にできる人
現場仕事は一人で作業することは少なく、チームでの協力が必要です。たとえばとび職では、足場の組み立てを複数人でおこなうため、チームワークが不可欠です。
以下のような方も、現場仕事に向いていると言えるでしょう。
- 仲間と協力しながら仕事がしたい
- 指示をしっかり守って仕事ができる
- コミュニケーションを取るのが得意
指示を正確に理解し、仲間と協力して作業を進めるのが得意な方は、現場仕事で重宝される人材となれる可能性が高いでしょう。
5.現場仕事に向いていない人の3つの特徴
一方で現場仕事に向いていない人の特徴もあります。
- 体力に自信がない人
- 単純作業が苦手な人
- 安全意識が低い人
自分の特性を理解して、適切な職業選択をするために参考にしてください。
5.1.体力に自信がない人
現場仕事は体力勝負なため、以下のような方には向いていない場合があります。
- 重労働や長時間労働が苦手
- 体を動かす仕事よりデスクワークが好き
体力に自信がない場合は、とくに夏場の暑さや冬場の寒さなど、厳しい環境での作業が苦痛になる恐れがあります。自分の体力と相談して、自分に合った職種を選ぶことが大切です。
5.2.単純作業が苦手な人
現場仕事には同じ作業の繰り返しが多くなるため、以下のような方には合わないかもしれません。
- 同じ作業を繰り返すことに飽きてしまう
- コツコツ続けるのが苦手
- 変化のある仕事を好む
たとえば塗装工では、広い面積を丁寧に塗り続ける必要があり、単調な作業が続くこともあります。常に新しい刺激を求める方には、物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。
5.3.安全意識が低い人
現場仕事では、安全第一で作業をおこなうことが必要で、常に安全を意識できる人材が求められています。
- ルールを守るのが苦手
- 注意力が散漫になりやすい
- 事故防止の意識が薄い
安全ルールを軽視したり、注意力に欠けたりすると、自分だけでなく周囲の作業員にも危険が及ぶ恐れがあります。そのため安全意識をしっかり持ち、慎重に作業するのが苦手な方は、向いていないと言えるでしょう。
6.現場仕事のメリットと注意点
現場仕事には、未経験者にとって魅力的なメリットがある一方で、注意点もあります。それぞれ見ていきましょう。
6.1.メリット①|体を動かす仕事で健康的な生活ができる
現場仕事のメリットの一つは、日常的に体を動かすことで健康的な生活を送れる点です。
デスクワークと違い、荷物の運搬や工具の操作といった作業を通じて、自然と筋力や持久力が鍛えられます。さらに早朝から仕事が始まる職種が多いため、規則正しい生活リズムを維持しやすいのも特徴です。
デスクワークが増える現代社会において、仕事をしながら健康を維持できる環境は大きな魅力と言えるでしょう。
6.2.メリット②|学歴・経験が不要で即戦力になれる
現場仕事のもう一つの大きなメリットは、学歴や経験よりも技術や能力が評価されやすい点です。
手に職をつけやすく、一度身につけた技術は一生の財産となります。学校で得る知識だけでなく、現場での経験を通じて習得していくスキルや技術も多いです。そのため学歴に自信がない人でも、技術を磨くことで評価されるチャンスがあります。
多くの現場仕事では、「見て覚える」「やって覚える」といった実践的な学びの場があり、未経験でも挑戦しやすく、スキルを積み上げられます。
6.3.注意点|体力的・精神的な負担や安全面
現場仕事での注意点も理解しておきましょう。
現場仕事は長時間の立ち仕事や、重い荷物の運搬があるため、体力的な負担が大きくなります。また夏場の暑さや冬場の寒さといった、厳しい環境での作業が求められることもあり、季節ごとの対策が欠かせません。
さらに現場では怪我や事故のリスクがあるため、常に安全への意識を持つことが大切です。そのため安全教育の徹底や保護具の着用など、安全対策に力を入れています。
未経験者が現場仕事に就く際は、こうした安全ルールをしっかり学び、危険を未然に防ぐ意識を持つことが大切です。
7.未経験から現場仕事に就くためのポイント

画像提供:神奈川県森林組合連合会様 仕事現場の風景
現場仕事に興味はあるけれど、どうやって始めればいいのかわからない方も多いでしょう。ここでは、未経験から現場仕事に就くためのポイントを解説します。
- 自分に合った職種を選ぶ
- 求人サイトや転職エージェントを活用
- 正社員だけにこだわらない
それぞれ見ていきましょう。
7.1.自分に合った職種を選ぶ
現場仕事といっても、さまざまな職種があります。自分に合った職種を選ぶためには、以下のポイントを検討しましょう。
- 自分のライフスタイルと仕事の特徴が合致しているか
- 希望する給与水準と現実のギャップはないか
- 長期的な将来性と安定性はあるか
- 未経験でも働きやすい環境か
たとえば家族との時間を大切にしたい方は、残業が少なめの職種を検討するとよいでしょう。また将来独立を考えている方は、スキルや資格を活かせる職種が向いています。
7.2.求人サイトや転職エージェントを活用
現場仕事の求人は、一般的な転職サイトだけでなく、各職種に特化した専門サイトやハローワークの活用がおすすめです。
転職エージェントに相談することで、次のようなメリットもあります。
- 履歴書や職務経歴書のアドバイスをもらえる
- 非公開求人にも応募できる
- 面接対策のサポートをしてもらえる
- 転職したい業界の最新動向を知れる
業界専門の転職サイトやエージェントを利用することで、より自分に合った求人を見つけやすくなります。
たとえば林業の仕事を探すなら、林業専門の求人サイト「RINDO」が便利です。全国各地の林業求人を無料で探せ、専門アドバイザーが一人ひとりに合ったアドバイスを提供しています。自然に囲まれながら仕事がしたい方は、ぜひ活用してみてください。
7.3.正社員だけにこだわらない
未経験から挑戦する場合、最初はアルバイトや契約社員、副業などからスタートして経験を積むのも一つの方法です。実務経験を積むことで、正社員登用や独立のチャンスが広がります。
とくに人気の職種は競争率が高く、未経験から正社員として採用されるのは難しい場合があります。まずはアルバイトや副業などから始めて、スキルアップやキャリアアップを目指すのも選択肢の1つです。
\林業で求人をお探しなら「RINDO」☆/
8.「現場仕事 未経験」に関するよくある質問
【現場仕事 未経験】についてよくある質問をまとめました。
8.1 未経験でも本当に現場仕事に就けるの?
多くの現場仕事で、未経験者を積極的に採用しています。とくに若い世代の人材確保に力を入れている職種も多く、未経験者向けの研修制度が充実している企業も増加しています。
ただし一部の職種では資格が必須となる場合もありますので、入社前にしっかりとチェックしておくと安心でしょう。
8.2 現場仕事の収入はどのくらい?
現場仕事の収入は職種によって異なります。今回紹介した職種の平均年収は、下記のとおりです。
- 大工:約457万円
- とび職:約460万円
- 土木作業員:約411万円
- 配管工:年収512万円
- 電気工事士:約512万円
- 塗装工:年収462万円
- 林業作業員:約300万円
残業手当や危険手当、資格手当などの各種手当がある企業も多いため、気になる企業の情報をチェックしておきましょう。さらに技術を身につけることで、収入アップの可能性も広がるでしょう。
8.3安全対策はどのようにされている?
現場仕事では、安全が最優先です。各現場では、主に以下のような安全対策がおこなわれています。
- ヘルメットや安全靴、作業用手袋などの保護具の着用義務化
- 朝礼や危険予知活動による安全意識の向上
- 定期的な安全講習や教育訓練の実施
未経験者が現場に入る際は、まず安全教育を受けるのが一般的です。安全ルールを守り、わからないことは確認する習慣をつけることが、安全に働くために大切です。
9.まとめ

画像提供:株式会社三幸様
本記事では、未経験から活躍できる現場仕事7選を紹介しました。それぞれの仕事には特徴がありますが、やりがいも多く未経験からスタートできる仕事ばかりです。
現場仕事は体力的に厳しい面もありますが、体を動かしながら健康的に働け、手に職をつけられるメリットがあります。また社会インフラの整備や建物の建設など、社会に直接貢献できるやりがいも大きな魅力です。
現場仕事の求人を探す際は、専門の求人サイトを活用するのもおすすめです。
たとえば林業の仕事を探すなら、林業特化の求人サイト「RINDO」が便利ですよ。未経験可の求人も多く、アドバイザーのサポートも受けられます。あなたの新しいキャリアを、RINDOがしっかりとサポートします!
\林業は、独立やキャリアアップも目指せる魅力的な仕事です☆/
RINDOで自分に合った仕事さがしてみませんか?
▶インタビュー記事!