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現場仕事とは?代表的な職種11選と魅力・きつい理由を解説!

「現場仕事に興味はあるけど、具体的にどのような仕事があるのかわからない」
「現場仕事は体力的にきついの?」
現場仕事は手に職をつけられる魅力的な仕事として注目されていますが、体力面での不安や収入について気になる方も多いでしょう。
本記事では現場仕事の具体的な職種や、やりがいまで解説します。現場仕事に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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- 目次
- 現場仕事とは
- 代表的な職種11選
2.1建設作業員
2.2土木作業員
2.3とび職(鳶職)
2.4.塗装工
2.5電気工事士
2.6配管工
2.7造園工
2.8林業
2.9大工
2.10舗装工
2.11解体工
- 現場仕事の魅力3つ
3.1 社会に貢献できる
3.2スキルや経験が得られる
3.3健康的に働ける- 現場仕事がきついと言われる3つの理由
4.1 体力的な負担
4.2人間関係の難しさ
4.3労働環境の過酷さ- 【現場仕事】に関するよくある質問
5.1未経験でも働けますか?
5.2休日はどうなっていますか?
5.3どのような資格が必要ですか?- まとめ
1.現場仕事とは

画像提供:小田原市森林組合様 林業現場にて特殊伐採の風景
現場仕事とは、建設現場や工事現場などで実際に作業をおこなう仕事のことです。オフィスワークとは異なり、体を動かしながら技術を磨き、形に残る成果を生み出せる魅力があります。
代表的な職種には、次のようなものがあります。
- 建設業:建物や道路などを建設する仕事
- 土木業:橋やトンネルなどのインフラ工事をおこなう仕事
- 設備工事:電気や水道、空調設備を設置・整備する仕事
- 林業:森林管理や木材生産をおこなう仕事
どの仕事も、暮らしにつながる大切な役割を担う仕事です。
2.代表的な職種11選
現場仕事には、さまざまな職種があります。ここでは、未経験からでも挑戦できる現場仕事を11選を紹介します。
- 建設作業員
- 土木作業員
- とび職(鳶職)
- 塗装工
- 電気工事士
- 配管工
- 造園工
- 林業
- 大工
- 舗装工
- 解体工
仕事内容や必要なスキルを把握し、自分に合った仕事を見つける参考にしてくださいね。
2.1.建設作業員
建設作業員は住宅やビル、工場などの建物を建設する現場で働く職種です。現場では、建物の基礎工事から内装工事まで、建築現場での基本的な作業全般をおこないます。
主な仕事内容は、下記のとおりです。
- コンクリート打設作業
- 型枠の組立・解体
- 建築資材の運搬・整理など
厚生労働省によると、平均年収は約411万円です。入職にあたって学歴や資格は必要ないため、未経験でも挑戦できます。
2.2. 土木作業員
土木作業員は道路や橋、トンネルなどのインフラ整備をおこなう職種です。主な仕事内容は、道路の舗装や補修、地盤の掘削や整地、配管工事や測量の補助などです。
現場では道路の補修から高速道路建設など、幅広い作業に携わります。学歴や資格などはとくに必要なく、現場で必要な技術を習得可能です。重機を使用した作業も多いため、資格取得により活躍の場が広がります。厚生労働省によると、土木作業員の平均年収は、約411万円です。
3.3.とび職(鳶職)
とび職は、建設現場で足場の組立や鉄骨の組立など、高所での作業をおこなう職種です。高所での作業が多いため、バランス感覚や判断力が求められます。
とび職の平均年収は、約460万円です。入職時に必要な資格や学歴はありませんが、さまざまな分野があるため、各種作業主任やとび1級・2級技能士などの資格があるとキャリアアップに役立ちます。
2.4. 塗装工
塗装工は、建物の外壁、内壁、家具や車両などの塗装をおこなう職種です。塗装工は美観を保つだけでなく、建物の寿命を延ばす重要な役割があります。
厚生労働省によると、平均年収は約462万円です。塗装工も必要な資格や学歴はありませんが、厚生労働省の定める塗装技能士や有機溶剤作業主任者、危険物取扱者などの資格を持っていると有利です。
2.5. 電気工事士
電気工事士は、建物内で電線を配線し、電気を利用するための設備を設置する職種です。
具体的な仕事内容は、以下のとおりです。
- 電気配線の施工
- コンセントやスイッチの取り付け
- 電気機器の設置 など
厚生労働省によれば電気工事士の平均年収は、約550万円。電気工事の作業をおこなうには、電気工事士の資格が必要です。第一種と第二種があり資格により業務範囲が異なります。資格を取得してから就職するケースと、入社後に資格取得するケースがあります。
2.6. 配管工
配管工は、住宅や事務所、工場などの配管工事をする職種です。
就職する際に学歴や資格は必要ありませんが、配管工に関連する資格は、さまざまあります。
- 厚生労働省の定める配管技能士
- 給水装置工事主任技術者
- 管工事施工管理技士
- ガス溶接技能者
- 消防設備士 など
配管工の平均年収は、約512万円です。職業訓練校で所定の課程を修了してから就職したり、働きながら技術や資格を取得したりできるため、未経験からも挑戦できます。
2.7.造園工
造園工は、公園や庭園の設計・施工・管理をおこなう職種です。自然環境と調和した景観作りや維持管理をおこないます。
主な仕事内容は、下記のとおりです。
- 公園や庭園の設計・施工
- 樹木や芝生の植栽、剪定
- 造園資材の配置や設置 など
厚生労働省によると、造園工の平均年収は約374万円。特別な学歴や資格は必要ありませんが、美的センスが求められます。関連資格は、造園技能士や造園施工管理技士などがあります。
2.8.林業
林業は、森林の管理や木材の生産をおこなう職種です。環境保全と資源活用のバランスを取りながら、持続可能な森林管理を目指しています。
主に下記の仕事内容があります。
- 森林の育成や間伐作業
- 木材の伐採・搬出
- 森林の保全管理 など
林野庁によると、平均年収は約300万円です。
チェーンソー作業従事者特別教育や刈払機取扱作業者安全衛生教育、重機を扱うための各種資格が必要になります。資格支援制度を設けている事業体に就職したりや、国が実施する「緑の雇用」制度を利用したりすれば、働きながら資格を取得できます。
林業や緑の雇用について詳しく知りたいという方は「RINDO」内で解説しておりますので、あわせてお読みください。
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2.9.大工
大工は、木造建築の骨組みや壁や床など内装を施工する職種です。
主な仕事内容は、下記のとおりです。
- 木材を加工し、建築物の骨組みを組み立てる
- 内装の仕上げ工事
- 修繕やリフォーム作業 など
大工は建物の構造を支える仕事のため、正確な作業が求められます。学歴や資格はとくに必要なく実務を通して技術を習得していくため、未経験の方も挑戦可能です。
厚生労働省によると、平均年収は約457万円です。施工規模により二級建築士や、木造建築士の資格が必要となります。
2.10.舗装工
舗装工は、道路や駐車場などの舗装をおこなう職種です。安全で快適な交通環境を維持するために欠かせない仕事の1つです。
下記の仕事内容があります。
- アスファルトやコンクリートの舗装作業
- 道路の補修や維持管理
- 路面標示の施工 など
厚生労働省によると、平均年収は約411万円です。とくに必要な学歴や資格は必要ありませんが、外での作業や立ち仕事が多いため体力が必要です。未経験者も挑戦でき、仕事をしながら技術を身につけていけます。
2.11.解体工
解体工は、建物や構造物を解体し、撤去する職種です。環境への配慮やリサイクルの観点も求められます。
解体工の平均年収は、約460万円です。学歴や資格は必要ないため、未経験者から挑戦できます。さまざまな現場仕事があるため、実務を通してガス溶接や足場組立、鉄骨組立など各種講習への参加、関連する資格を取得していきます。
3.現場仕事の魅力3つ
現場仕事の魅力は、主に以下の3つがあります。
- 社会に貢献できる
- スキルや経験が得られる
- 健康的に働ける
それぞれ見ていきましょう。
3.1 社会に貢献できる
建設業界では、建物やインフラなど、自分が携わった成果が目に見える形で残ります。完成した建物や構造物が地図に載り、多くの人々に利用されることで、大きな達成感を得られるでしょう。
さらに道路や橋、公共施設など、人々の生活に欠かせないインフラを整備することで、地域発展にも貢献します。また災害時の復旧作業に携わる機会もあるため、社会を支える仕事として高い使命感を持って働ける魅力があります。
3.2.スキルや経験が得られる
現場仕事では、職種によって学べる技術はさまざまですが、実践を通じてスキルや経験を身につけられます。
さらに多くの職種で、資格取得支援制度が用意されており、働きながら資格を取得できます。
実務を積みながら確実にスキルアップできる点は、現場仕事ならではの大きな魅力といえるでしょう。
3.3.健康的に働ける
現場仕事の多くは体を動かす業務なので、働き続けるうちに自然と体力がついていきます。特別なトレーニングをしなくても、仕事を通じて筋肉をつけられるのは、現場仕事ならではです。
さらに現場では効率的な動きが求められるため、自然と機敏な動きも身につけられます。
日々の業務を通じて健康を維持できるのは、現場仕事ならではの魅力です。
4.現場仕事がきついと言われる3つの理由
現場仕事というと「きつい」「大変」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
現場仕事がきついと言われる主な理由として、以下の3つが挙げられます。
- 体力的な負担
- 人間関係の難しさ
- 労働環境の過酷さ
それぞれ見ていきましょう。
4.1. 体力的な負担
現場仕事では、重い資材を運ぶことや、長時間立ちっぱなしで作業が求められます。とくに未経験者は、最初は体力的な厳しさを感じることが多いでしょう。また夏場の炎天下や冬場の厳しい寒さの中での作業は、体力消耗が激しく慣れるまでに時間がかかります。
近年では、作業員の負担を軽減するために、空調服の導入や適切な休憩時間の確保が進められています。さらに作業環境の改善として、重機や補助器具の活用により負担を減らす取り組みもされていますので、興味のある職種でどのような取り組みがされているのかチェックしておくと良いでしょう。
4.2. 人間関係の難しさ
現場仕事は、複数の職人や作業員が協力して進めるため、チームワークが欠かせません。
職人の世界では上下関係の厳しさや、熟練の職人から厳しく指導、仕事中のコミュニケーションが短い言葉や指示でおこなわれたりと、最初のうちは戸惑う場面もあるかもしれません。
とはいえ、仕事を通じて徐々に信頼関係を築いていくことで、現場ならではの強い絆やチームワークが実感できるようになるでしょう。
4.3. 労働環境の過酷さ
現場仕事は屋外での作業が多いため、天候の影響を直接受けてしまいます。夏場の高温や冬場の低温、突然の雨や強風など、天候によって作業のしやすさが大きく変わります。また高所作業や狭いスペースでの作業も多く、安全管理が大切です。
建設現場ではヘルメットや安全帯の着用が義務付けられ、安全講習を定期的な受講が必要が必要です。さらに最新技術の活用も進められていおり、作業効率の向上や、環境の改善につなげています。
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5.「体力に自信がある人の仕事」に関するよくある質問
【現場仕事】についてよくある質問をまとめました。
5.1 未経験でも働けますか?
多くの職種で人手不足が続いているため、未経験者の受け入れに積極的です。職種によっては必要な資格があるため、入社前にしっかりとチェックしておきましょう。
5.2 休日はどうなっていますか?
休日は会社によって異なりますが、完全週休2日制を導入している企業も増えています。ただし工期や天候の影響で、休日出勤が必要になる場合もあります。
詳しくは、各事業体に問い合わせてみましょう。
5.3どのような資格が必要ですか?
職種によって必要な資格は、異なります。多くの職種で入社時には特別な資格や学歴が必要ない場合が多いです。しかし仕事に関連する資格を取得すれば、キャリアアップや年収アップ、仕事の幅が広がる可能性がありますので、積極的に取得していくと良いでしょう。
多くの企業では、入社後の資格取得をサポートする制度を設けています。資格取得制度や不明点は、入社前に確認しておきましょう。
6.まとめ

画像提供:神奈川県森林組合連合会様
本記事では、代表的な現場仕事と特徴、魅力と課題について解説してきました。
現場仕事にはさまざまな職種があります。どの職種も体力的な負担という課題はありますが、チームでの達成感や社会貢献を実感できる魅力があります。
さらに身体を動かし健康的な働き方ができる点も特徴です。
手に職をつけながら安定した収入を得られる現場仕事は、魅力的なキャリアの選択肢の一つといえるでしょう。
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