
信州のカラマツと歩み続けて60年―。
双葉林業合資会社は、信州のカラマツを地域の貴重な「財産・資源」として位置づけ、“元から末まで余すところなく使いきる” という理念のもと、林業に取り組んでいます。戦後、先人たちが植え、長きにわたって守り育ててきたカラマツ。
その価値を最大限に活かすため、素材生産から木材加工・輸送までを一貫して手がける体制を整えています。一本の木の価値を見極め、最後まで大切に使いきる。
それが双葉林業の企業理念です。現在、双葉林業では 「林業技術者」 を募集しています。
私たちと一緒に、信州の森を未来へつなぐ仕事に挑戦しませんか?
・木を伐った先が見える働き方で、やりがいを感じたい
・地域や社会に貢献できる仕事を探している
・循環型の林業に興味がある
・天候に左右されず、安定収入を得たい
▷一本の木を丁寧に活かす技術が、誰かの暮らしを支える力になる。
双葉林業なら、“木を大切にする林業”を実現できる。
「双葉林業合資会社」が選ばれる5つの理由
1. 「先人たちが植え育てた地域の財産を余すことなく使いきる」一本一本の木と向き合う林業
双葉林業の企業理念は、「大切な森林資源(地域財産)を、資源として余すことなく使いきる」こと。
高性能林業機械のみで大量生産するスタイルではなく、一本一本の「木の性質や個性」を見極めながら、できるだけ“用材として価値を高めること”にこだわっています。
扱う樹種はほぼ100%が他県には少ないカラマツ・アカマツ。
建築材ではなく“強度の高さを生かした土木用材”に特化しているため、一般市場では入手できない特殊寸法のオーダー材も多く手がけています。
「この現場の、この用途のための一本」を狙って伐る。強度の高いカラマツを扱うからこその、オンリーワンの技術が身につきます。
木を大切にしたい、資源を無駄にしたくないという想いに共感する方に選ばれている会社です。
2. 伐採から製材・配送まで“木の行き先が見える”仕事
山で伐った木は、自社工場で加工され、自社トラック等で木材問屋や直接土木工事現場へ運ばれます。
伐採 → 製材 → 配送までを一貫して担うのが双葉林業の大きな特徴。
「自分が伐った木がどんな製品になり、どこで使われるのか」
そのすべてを見届けられるのは、他社ではなかなか得られないやりがいです。
一般的な4m材だけでなく、5m〜16mの長尺材など、高性能機械では対応しにくい材も、人の技術と工夫で、採材・加工していきます。
自分の手で伐った木が、暮らしを支える一本になる。
そんな実感と誇りを持って働ける環境です。
3. 民有林を中心に“仕事が途切れない”安定基盤
仕事の中心は、地元・長野県の民有林。山主さんや財産区へこちらから積極的に営業することで、
年間を通じて安定した仕事量を確保しています。
さらに、雪や雨で現場作業が難しい日は加工工場での作業に。
そのため「雨続きで収入が減る」「今月は仕事が少ない」といった不安がありません。
山も工場も持つ双葉林業だからこそ実現できる、“天候に左右されない”安定した働き方が魅力です。
4. 資格取得は会社負担、未経験も安心!
チェンソー、防護ズボン、ヘルメットなどの装備はすべて会社支給で、道具を一式揃える必要はありません。
国の林業技術者育成プログラム「緑の雇用」を利用して、未経験者でもフォレストリーダー(指導員資格)を持つ先輩から一から現場で必要な技術を学べるので安心。仕事に必要な資格は会社負担で取得できます。
県主催の安全講習にも積極的に参加しており、「安全第一」で腰を据えて技術を磨ける環境が整っています。
5. 少数精鋭だからこそ“全員が主役”になれる職場
双葉林業は現場も工場も少数精鋭。
一人ひとりが欠かせない存在として活躍できる職場です。
職場の上下関係はフラットで、「困った」「こういう道具が欲しい」といった意見も気軽に言える雰囲気があり、必要があれば会社として設備投資も行っています。
年2回の面談では個人の意見をしっかりヒアリング。
有給も柔軟に取りやすく、家族との時間を大切にする社員も多くいます。
忘年会や年1回の社員旅行など、コミュニケーションの場も大切にしており、小さな会社だからこその風通しの良さと温かい雰囲気が双葉林業の魅力です。
1本の木を大切にし、地域の森を次世代へ繋ぐ。
「双葉林業合資会社」で、あなたも新しいキャリアをスタートさせませんか?
こんな仕事をしています

■立木伐採
個人の山主さんが所有する民有林を中心に、カラマツ・アカマツメインの伐採を行います。
立っている木の重心を見極め、安全第一で伐採作業を行います。■原木集材・造材
伐採した木は、枝を落として長いまま重機で現場の造材土場に集木し、太さ・曲がり・木なりに合わせ、必要とされる用途(長尺材・注文材)に採材します。
長尺材や注文材への造材は、人の目でしかできないプロの技。高性能林業機械を使った効率重視の生産ではなく、一本の木の価値を最大限活かす“職人技”の造材を大切にしています。
加工工場では、一般に流通していない様々な寸法の丸太を必要とするため、1.5m~5m以上に造材し、「元から末まで利活用」することで山の木一本一本に付加価値を生み出し、森林所有者の方へ還元できるよう努めています。
■植林・下刈り毎年2haほどの造林(植え付け)を行います。双葉林業では「切るだけ」でなく、循環型の森づくりにも力を入れています。
植え付けを行ったあとは、苗木が健やかに育つよう下刈り作業を実施。
工場スタッフも参加し、会社全体で山を育てています。
一日の仕事の流れ
| 8:00 | 現場着、打合せ |
| 8:30 | 作業開始 伐採・集材・造材 (休憩は体調・作業内容に合わせ各自行う) |
| 12:00 | 昼休憩 (60分) |
| 13:00 | 作業再開 (休憩は体調・作業内容に合わせ各自行う) |
| 17:00 | 小海工場着 終業 |
働く人の声
前職でも林業に携わっていましたが、以前は伐採のみで自分の伐った木がその後、どのように利用されているか全く知りませんでした。
しかし双葉林業では、自分が伐った木がどんな製品になり、どこで使われるのかまでを知ることができます。
この“仕事の先が見える感覚”は、大きなやりがいにつながっています。
近年は高性能機械が中心の現場が増えていますが、双葉林業では「木の個性」を見極めながら活かす林業ができるのが魅力です。
また、植栽・下刈り(植林)も毎年行っており、山の未来をつくる仕事として責任も感じます。
同時に、循環型の林業に実際に携われることを誇りに思っています。
「次の世代の人たちが困らないように」という代表の考えにも共感しており、ここでなら、自分の仕事が確実に誰かの役に立っているという実感を持ちながら働けます。
林業は全くの未経験で入社しました。最初は「チェンソーなんて触ったこともない…」と不安でしたが、チェンソーや防護具、必要な資格はほとんど会社が準備してくれて、自己負担はほとんどなし。
緑の雇用を活用し、会社では指導員資格を持つ先輩が丁寧に教えてくれるので、心強いです。
若手でも気兼ねなく意見を言える雰囲気があり、困りごとや相談したいことがあれば、物おじせずに会社に伝えられる環境です
林業は「怖い・きつい」というイメージもありましたが、そのイメージが良い意味で変わり、ここなら長く続けられると感じています。
職場の雰囲気
こんな方を求めています
- 現場・社内でコミュニケーションを積極的に取れる方
- 将来、会社の山の仕事の“核”を担いたいという意欲のある方
- 身体を動かす仕事が好きで、自然の中で働きたい方
- 循環型林業に興味がある方
- ひとりで黙々とだけ働きたい方
少人数で協力し合う会社のため、コミュニケーションを取るのが苦手だと仕事が進めにくい環境です。
(今はできなくでもできるようになりたいという強い意思があればOK) - 危険作業への注意や安全意識が弱い方
伐採・チェンソー作業は危険を伴います。
安全講習の受講やルールの遵守、安全第一の考え方が必須です。
所有機械一覧

・林業用グラップル 2台
・林業用ブルドーザー 2台
・木材搬出用8tトラック 2台
※現場の地形に合わせてフォワーダ等をリース
事業所所在地:長野県南佐久郡/ MINAMISAKU COUNTY

冬の八ヶ岳
長野県の東部に位置する南佐久郡は、八ヶ岳や秩父山地の山々に囲まれた、大自然と穏やかな暮らしが共存するエリア。
澄んだ空気、四季折々の景色、清らかな川の流れ。市街地から少し離れるだけで、豊かな森や広い空が広がり、日常の中に“自然の豊かさ”が当たり前のようにある環境です。子育て支援や移住支援も進んでおり、各町村には「空き家バンク」や住宅取得支援、移住相談窓口が設置されています。
保育園や学校も小規模であたたかく、子どもを安心して育てられる環境があるのも魅力です。また、八ヶ岳のトレッキング、白駒池の散策、千曲川での釣り、冬にはスキー・スノーボードも楽しめます。休日は自然の中でリフレッシュするライフスタイルが叶います。
アクセス面では、佐久穂駅や小海駅から小海線で佐久市・小諸市方面へ出られ、高速道路も利用しやすい立地です。
静かな暮らしを楽しみつつ、生活に必要な施設が揃った圏域へもアクセスできます。山・森・川が身近にある暮らしの中で、自然に寄り添いながら穏やかに暮らしたい方におすすめの地域です。
代表者からのメッセージ
当社は昭和36年に設立し、素材生産および信州カラマツの強度を生かした土木用製品の加工を主軸として歩んでまいりました。
近年では国産材への需要が高まる中、従来の杭材・板材・土木製品に加えて、治山関連・鉄道関連など、信州カラマツ製品の受注が全国から増加しています。
長野県は全国でも数少ないカラマツの産地であり、なかでも信州カラマツは古くから「強度に優れた木材」として高く評価され、土木用材として活用されてきました。
当社ではその特性を最大限に活かし、杭・矢板・足場板など、暮らしを支える多様な土木資材を製材して全国へ出荷しています。
戦後に植林されたカラマツが伐期を迎える今、国産材の利活用を広げ、地域の森を未来へつないでいくことが私たちの使命です。
そして、森林資源を守りながら活かすことで、持続可能な社会の実現にも貢献していきたいと考えています。
カラマツ林業は決して大きな産業ではありません。
しかし、このニッチな領域の中には、地域の資源を守り、人々の暮らしを支える“確かな価値”があります。
私たちはその一翼を担うことに大きな誇りを持っています。
ぜひ、少しでも興味を持っていただけたら、まずは気軽に現場見学に来てみてください。
実際の仕事の空気を肌で感じていただければ、きっとカラマツ林業の魅力が伝わるはずです。
代表取締役 髙見澤 敏明
募集要項
| 事業所名 | 双葉林業合資会社 (フタバリンギョウゴウシガイシャ) |
| 募集職種 | 素材生産・造林技術者 |
| 勤務地 | 〒384-1102 長野県南佐久郡小海町小海3317 |
| 施業エリア | 南佐久郡(南牧村・川上村・小海町・北相木村・南相木村) |
| 雇用形態 | 正社員(新卒採用可) |
| 勤務時間 | 8:00~17:00(休憩90分) |
| 時間外労働 | あり(実績過去10年間 年間1日未満) |
| 休日・休暇 | 週休2日制 年末年始休暇、慶弔休暇、GW、時季指定休暇(自由休暇5日) |
| 悪天候時の措置 | 小海工場で加工等業務に従事 |
| 給与 |
※日給月給制 (月額支給例 月22日勤務で月給20~25万円) 昇給あり・賞与年2回・通勤手当あり(住宅手当は要相談) |
| 福利厚生 | ・退職金共済加入 ・安全防具品支給(ヘルメット、防護ズボン等) ・各種免許資格等取得支援制度 ・健康診断年1回 ・有給休暇(入社日から6ヶ月後に10日付与) ・研修旅行・忘年会・暑気払い ・慶弔休暇 |
| 受動喫煙防止措置 | 指定場所以外での喫煙禁止 |
| 加入保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
| 業務内容 | 基本的に年間を通して素材生産業務を行います。 春から初夏にかけて造林・下刈り、秋に地拵えにスポットで従事していただきます。 <1年間の仕事の流れ> 春:素材生産 植え付け 下刈り 夏:素材生産 下刈り 秋:素材生産 地拵え 冬:素材生産 |
| 応募資格 | ・普通自動車免許(AT限定可) ・林業を長く続けていきたいと考えている方 ・一生物の能力を身に着けたいと考えている方 |
| 従業員数 | 現場作業者:3名 事務職員:1名 工場(木材加工・事務・製品輸送作業員:11名) |
| WEBページ |
【公式ホームページ】https://www.futaba-lumber.co.jp/ |
| 採用予定人数 |
1~2名 |
応募の流れ
①RINDOからお問合せ
ページ下部「お問合せ」から必要内容をご入力の上、送信してください。
3営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。
(※オンラインでのカジュアル面談、インターン、現場見学などもご希望に合わせて対応可能ですので、お気軽にお問合せください。)
②採用担当者よりメールまたは電話にてご連絡
▼面接1回予定
スケジュール調整後、面接を行います。
※履歴書(写真貼付)、職務経歴書、運転免許証の写しをご送付ください。【面接会場】
〒384-1102
長野県南佐久郡小海町小海3317
③内定
面接〜内定までは約10日間を予定しています。
双方で合意となりましたら、採用となります!
※入職日はご相談に応じます。在職中の方も気兼ねなくエントリーください。
RINDO公式LINEよりお気軽にお問合せください。掲載企業への質問はもちろん、林業に対する不安の相談などもどうぞ◎あなたの転職活動をRINDOがお手伝いいたします!










