北村林業株式会社

北村林業株式会社

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長い歴史を持つ吉野林業。その伝統を守る!私たちの誇りです。

日本で最も植林の歴史が古い地域のひとつ、奈良県。
特に吉野林業は吉野杉・吉野桧といったブランド材を育ててきたことで名が高く、日本の林業の模範ともされてきました。

北村林業株式会社の山林は数百年の長い歴史を経て、今も吉野の広大な地に人工林を保有しています。

奈良や京都の都が栄えた時代から利用されてきた吉野の木。
当初は天然木を伐っていたものの、築城などの木材需要により植林も盛んに行われるようになりました。

吉野林業は400〜450年の長い歴史と林業が盛んに行われてきた背景のひとつに自然環境があります。
吉野の川上や黒滝、東吉野辺りの山は保水と透湿性に優れているほか、植物の育成に必要な栄養が多く含まれる森林土壌です。
年間雨量が多く温暖な気候条件も大きな恵みとなっています。

また、吉野林業には「山守制度」という独自の制度があります。
これは山を所有する者(山主)と山を管理する者(山守)を分ける制度。
一般的な林業では日々手をかけても木が育つまでお金が入りませんが、この制度では山主に代わり山守が現場で木を育てる役割を果たします。
山主から毎年世話代をもらうことができる上、木の購入権も優先的に認められるとあって山守は一生懸命に山を育てるのだといいます。
山主と山守の厚い信頼関係により、丁寧に作り上げられた山は吉野杉や吉野桧の付加価値とされてきたのです。

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おすすめポイント

所有面積を誇る自社山林・材木市場での作業!

ほぼ自社山林だけで伐採、間伐を行っており、搬出も自社で行っております。
自社の材木市場を持っているので、そこで自社の木材のみで開催しています。

吉野林業の特徴

吉野の山々は、年間雨量が多く温暖な気候をもち、保水と透湿性のどちらにも優れた森林土壌です。木々の育成に必要な栄養が多く含まれるなど恵まれた自然環境を背景に、吉野林業には長い歴史があります。

そのひとつが[密植]と呼ばれる独自の植林方法。地域により異なりますが、吉野林業では約1㏊(1万㎡)あたりに、8,000本から1万本もの木を植えます。普通は3,000本ほどですから、かなり密集させて植えるんですね。

そうすることで木の成長を遅らせ、年輪の間隔を狭くし、強く美しい木を育てます。苗を植えた後には、下刈り(草刈り)をして、育ってきたらこまめに枝打ちをするという手間も欠かせません。枝を落とし過ぎても枯れてしまうので、木の高さや太さといった木の状態を見抜くことが大切なんです。

手をかけて綺麗に枝打ちをすることで、節の無い美しい木材になります。節の無い木材は、[四方無地]といい製品価値がとても高いし、誰もが目指すところ。密集させて育てる木の中で、どの木が素晴らしいかなんて育ててみないとわかりません。

ですから、すべて同じように手をかけて間伐を繰り返します。正直、効率は良くはありません。ただ、見た目が美しく強度や耐久性が高い、他にはない高品質の木材をつくり続けることが、吉野林業の伝統を守る私たちの誇りです。

代表からのメッセージ

守り、育て、つないでいく林業。
百年先も引き継がれる、誇れる仕事を。

新しいことにチャレンジしたい方、大歓迎です!成長できる環境を一緒に作っていきましょう。

一人ひとりが責任を持って仕事に取り組む、誠実な職場です。長く安心して働ける職場環境づくりを大切にしています。

北村又左衞門

職場の雰囲気

紹介動画

保有機械一覧

  • グラップル 3台
  • スイングヤーダ 1台
  • トラック 5台

KODAK Digital Still Camera

法人情報

事業所名 北村林業株式会社
事業所名カナ キタムラリンギョウカブシキガイシャ
代表者名 北村又左衞門
設立年月日 大正13年7月
資本金 3,200万円
所在地 大阪市中央区本町4丁目5番20号
事業区域(施業エリア) 奈良県吉野町、川上村、東吉野村、黒滝村、高知県、徳島県、熊本県、大分県
事業内容

▼事業比率
自社有林:100%

▼取り扱い樹種
ヒノキ、スギ、栃 など

従業員数 現場作業者:4名
事務職員:5名
採用実績 令和3年1名
緑の雇用制度 利用可
認定状況 奈良県認定事業体

会社所在地 

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